サッカーコロンビア代表の有名、若手選手や予想スタメンを紹介!

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もうすぐW杯ですね。日本代表が第1戦目に対戦するコロンビア代表、非常に強くて怖い存在ですよね。

実は4年前と代わり映えしないメンバーで、予選も決して盤石という訳ではありませんでした。

難しい相手とは分かっていますが、私は大会前からネガティブになるほどの圧倒的な感じはしないと思っています。

今回はそんなコロンビア代表の有名選手や期待の若手、予想スタメン・フォーメーションを紹介していきます。

コロンビア代表の紹介

W杯南米予選の成績

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南米予選を7勝6分5敗で、4位通過を決めました。

順位に関しては、南米予選はとんでもなく難しい予選ですので、気にしませんが、ハメス、ファルカオといった天才を抱えていながら、18試合で21得点は少し物足りないと感じます。

また決して強いとは言えない今大会のアルゼンチンに3-0で敗戦しています。

割と隙はある国だと思います。

最新FIFAランキング

16位です

流石に高いと思いますけど、4年前は3位でしたので、徐々に下がってはきています。

今の世代のピークと連動している感じですね。

国際大会での成績

2014W杯はブラジルに敗れ、ベスト8。

この時も日本と対戦し、1-4でボコボコにされたので、覚えている方は多いですよね。

もちろん最高順位はこのベスト8です。

コパ・アメリカ2015はベスト8、2016は3位を記録しています。

どうでしょうか、決して南米で飛び抜けて強いというわけではないですよね。

コロンビア代表の注目選手

「Los Cafeteros」(コーヒー生産者)の愛称を持つコロンビア代表の注目選手を見ていきます。

コロンビア代表の予想スタメン・フォーメーション

GK
ダビド・オスピナ(アーセナル/イングランド)

DF
フランク・ファブラ(ボカ・ジュニアーズ/アルゼンチン)

ダビンソン・サンチェス(トッテナム/イングランド)

ジェリー・ミナ(バルセロナ/スペイン)

サンティアゴ・アリアス(PSV/オランダ)

MF
カルロス・サンチェス(エスパニョール/スペイン)

アベル・アギラール(デポルティーボ・カリ/コロンビア)

ルイス・ムリエル(セビージャ/スペイン)

ハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)

フアン・クアドラード(ユベントス/イタリア)

FW
ラダメル・ファルカオ(モナコ/フランス)

直近の試合と今季のパフォーマンスを参考にしています。

ちょっと説明

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基本的には4-2-3-1を採用していくと思います。

他に4-2-2-2で、ムリエルかバッカが、ファルカオとパートナーを組むという形もありますが、あくまでオプション程度でしょう。

多くの国が確固たる戦い方を持ち合わせずにW杯に臨む中、このコロンビア代表は逆に一貫して、分かりやすいサッカーを展開します。

DFを中心に世代交代は出来ましたが、それ以外は殆ど4年前のW杯、2年前のコパ・アメリカと変わらないメンバーで、
機械的に守備を遂行し、攻撃では単純にハメスに渡すという形が非常に多いです。(効果的なんですけどね…)

そしてコロンビアの基盤となる守備は、南米の中でも随一でしょう。

数少ない世代交代に成功したCBの二人、ダビンソン・サンチェスとジェリー・ミナは、若くして欧州ビッグクラブへ挑戦するほどの逸材です。

その上のDMもベテラン二人が、しっかりとカバーしてくれます。

彼らだけでなく、チーム全体でしっかりと守備をするので、自然と堅くなっていくという感じです。守備の意識が全員非常に高いです。

一方攻撃に関しては、前述の予選で21ゴールしか取れなかったという事実が示すように、物足りないと言わざるを得ません。

これは前線のハメスとファルカオに問題があるということではなく、その後ろの中盤二人に原因があります。

元々サンチェスとアギラールはゲームメイキングではなく、中盤での守備的な役割で活躍していましたので、自分達で試合を作りながら、波状的に攻撃することは得意としていません。

それに加えてそれぞれ32,33才と、昔ほどの運動量と制圧力を見せることは出来ていません

こうなるとゴールの近くで仕事をしてほしいハメスが、ボールを受けるためにかなり下がってきたり、サイドに開いたりと、更に前線が薄くなっていくのです。

やはりこのチームはハイプレスからのカウンターや、最後のところでハメスの個人技が一番の武器となるので、出来るだけハメスには前で自由を与えたいですよね。

予想スタメン以外には、運動量と守備力を兼ね備えた若手DMのウィルマル・バリオスや、より攻撃的に試合を展開することが出来るCMのマテウス・ウリベもいます。

彼らがアギラールやサンチェスの代わりに、中盤で出てくることもあり得るでしょう。

またボカ・ジュニアーズ所属のエドウィン・カルドナや、ブライトン所属のホセ・イスキエルドもいい選手ですので、ムリエルの代わりに左WGで出場してくる可能性もあります。

コロンビア代表の有名選手

ハメス・ロドリゲス

現在バイエルンへレンタルで移籍している2列目中盤の選手です。

ここ数年フォームを崩していましたが、今季一気に輝きを取り戻しています。

「コロンビア最高の選手」と称されるのも納得の攻撃センス、左足の精度を持っており、絶対警戒しなければならない選手ですよね。

また司令塔としてのパスの能力だけでなく、得点能力も優れているので、対処が非常に難しいです。

ハメス・ロドリゲスのプレースタイルを詳しくまとめました↓

ハメス・ロドリゲスの動画です。やっぱりハメスは怖い存在です。日本戦ではどうなるでしょうか…

James Rodriguez 2018 – Goals/Skills/Assists

ファルカオ

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フランスのモナコに所属しているFWです。

このファルカオも選手として終わったと思われていましたが、30才を超えた今完全復活を果たしています。

ファルカオの強みは、古典的なフォワードらしく圧倒的な得点能力でしょう。

特にエリア内では両足はもちろん、ヘディングも活かした多くの得点パターンを持っており、絶対に仕事をしくれます。

また年齢を追うごとに経験を活かした駆け引きも得意となっていき、いとも簡単にDFのマークから外れてしまいます。視界から消えるのが非常に上手いですよね。

キャプテンも務めていますので、チームを引っ張る姿にも注目です。

ファルカオの動画です。エリア内では抜群の存在感を示してくれます!

Radamel Falcao • 2017/18 • El Tigre (Goals/Skills) ᴴᴰ

ダビンソン・サンチェス

トッテナムに所属しているCBです。まだ21才と非常に若いですが、その全てが高水準なプレーヤーです。

身体能力を活かした守備能力、特に競り合いでは安定した強さを見せてくれます。

前に出るタックルやインターセプトを得意としているので、サンチェスの守備からカウンターは常に脅威となります。

またフィード能力も優れており、最後尾からどんどん試合を展開することが出来ます。

ダビンソン・サンチェスのプレースタイルを細かくまとめました↓

ダビンソン・サンチェスの動画です。このサイズで足元の技術もあるのはズルいですね!

Davinson Sanchez 2017-18 ● Skills Defensive Noviembre ● Tottenham Spurs || HD

クアドラード

イタリアの名門ユベントスに所属している右ウィングの選手です。

他にも右サイドハーフやサイドバックもこなせる高いユーティリティさを持ち合わせています。

爆発的なスピードを活かしたドリブル突破で、ガンガンサイドを切り裂いてくれます。

もちろん足下の技術も優れているので、狭いところであっても苦にしません。

このように1対1では無類の強さを誇るので、常に数的有利の状態で対応したいですね。

ドリブルに警戒するあまりスペースを空けすぎると、高精度のクロスを上げてきます。

また抜き切らないでもクロスを挙げてくるので、更に対応を難しくしてきます。

クラブレベルでは今季も5ゴール10アシスト、昨季も主力として大きく貢献しているのですが、

代表になると、その能力を完全に発揮できているとは言えません。

この右のクアドラードがもっと機能すれば、ハメスも自由になり、攻撃に迫力がどんどん出てくるんですけどね…

クアドラードの動画です。前を向かせてはいけない選手の一人ですね!

Juan Cuadrado [Rap] Esencial | 2017 HD

コロンビア代表の有望な若手選手

ジェリー・ミナ

現在バルセロナに所属している23才のCBです。

1月にバルセロナに移籍してきて、ここまでポジションを掴むことは出来ていませんが、このW杯をきっかけに再び自信を取り戻してほしいですね。

このミナも、自身のフィジカルを存分に活かした対人守備を得意としています。

ゴール前の危機を一瞬で潰せるスピードもありますし、193cmの高身長から分かるように、空中戦でもかなり強さを見せてくれます。

攻撃時にもこの強さは武器になります。

また足元の技術やフィードも上手くて、ポジションに大きく貢献してくれます。

ここは流石バルセロナが獲得した南米出身のCBです。

相手がよく見えているので、足下で一人かわして、前線に正確なパスを供給するシーンもあります。

長い距離の前線へのロングボールや、サイドチェンジも高水準に扱えるので、底から攻撃をどんどん色づけてくれる選手です。

出来るだけしっかりとプレスをかけたいですね。

ジェリー・ミナの動画です。全体的に高水準です!W杯でもう一回評価を高めて欲しいです!

Todos Los Bailes De Yerry Mina

ウィルマル・バリオス

アルゼンチンの名門クラブ、ボカ・ジュニアーズに所属している24才のDMです。

まだ欧州挑戦は果たしていませんが、南米では「コロンビアのカンテ」と評されている守備職人です。

運動量がかなり豊富で90分間休むことなく、中盤を管理し続けてくれます。終盤でも惜しみなく長い距離を走ってくれます。

前に出てボールを奪い取る鋭いタックルや、球際での粘り強さは確かにコロンビアの中でも抜けています。

体幹がしっかりとしているのでしょう、重心がブレないので、常にいい体勢で相手に対峙できています。

CBやSBが開けたスペースにも細かくポジションを移して、広い範囲をカバーすることも出来るので、守備時には本当に頼りになります。

おそらくスタメンはベテランのアギラールとサンチェスだと思いますが、このバリオスも問題ないレベルの選手なんですけどね。

二人共昔ほど仕事してくれないので、思い切ってバリオスに世代交代してもいいと思うんですけどね、果たしてどうでしょうか。

ちなみにトッテナムが狙っていると噂も出ていますので、ますますその実力は間違いないと思えてきませんか?

もし出てきたら、是非注目して下さい。

ウィルマル・バリオスの動画です。広い範囲をカバー出来ていますね!非常に分かりやすいです!

La Lupa: el partido de Wilmar Barrio

コロンビア代表のまとめ

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コロンビア代表はW杯では日本、ポーランド、セネガルと同組のグループHで、

6月19日(火)の21:00に日本(モルドヴィア・アリーナ)

6月25日(月)の3:00にポーランド(カザン・アリーナ)

6月28日(木)の23:00にセネガル(サマーラ・アリーナ)

となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)

お気づきの方もいるでしょうけど、正直コロンビア代表に関しては、かなりネガティブなところを抽出してまとめました。

南米予選は確かに思ったほど結果を残せていませんが、相手がどこも強いので、そりゃしょうがないです。

また強化試合でもフランスに勝利しているのです。

確かにメンバーが変わっていないですが、トップの国と比べたら、物足りないだけであって、グループリーグ突破に苦戦するほどではありません。

ましてや日本相手に苦戦するイメージが湧きません。やっぱり今のコロンビア代表は強いです。

ということで、このグループは三つ巴の戦いになると思います。

そしてその中でポーランドは一つレベルが落ちると思うので、このコロンビアとセネガルが1位突破をかけて3戦目に対戦して、セネガルが勝利すると予想します。

最後にグループHを2位通過したコロンビアは、グループGの1位(恐らくベルギー)に敗れて、ベスト16でW杯を終えるでしょう。

セネガルを高く評価し過ぎな予感もしますが、あくまで予想ですので、ご容赦を。

最後に覚えている方も多いでしょうか、コロンビアのゴールパフォーマンスをどうぞ。

Colombia goal celebration (better quality)

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

色々まとめましたので、参考にどうぞ↓

コロンビア人の選手

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