ナインゴランがローマからインテル移籍!気になるプレースタイルは?

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激しいプレースタイル、強烈な性格、ナインゴランは世界で一番バトルが似合うフットボーラーかもしれません。

移籍の話が尽きないのも、彼が素晴らしい選手であることの証明です。

今回は忍者とも評されるナインゴランのポジションやプレースタイルを見ていきます。

追記6月27日:ローマからインテルへの移籍が決まりましたね!

ナインゴランのプロフィールと経歴

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名前:ラジャ・ナインゴラン

生年月日: 1988年5月4日(29才)

身長:175cm

体重:65kg

国籍: ベルギー、インドネシア

ポジション: MF

背番号:4

ナインゴランはベルギー出身ですが父親がインドネシア人なので、インドネシアの国籍も持っています。ちなみに代表はベルギーを選択しました。

ナインゴランのサッカーキャリアはベルギーのジェルミナル・ベールスホットというチームのユースで始まり、その後イタリア2部のピアチェンツァへ移籍。

そこでプロデビューを果たしたナインゴランは、次に同じくイタリアのカリアリへ移籍します。

カリアリでの活躍が認められ、2014年争奪戦を制したローマが獲得に成功します。

イタリアの名門ローマへ移籍したナインゴランは、その地でも主力として変わらぬ活躍を見せます。

昨シーズンは中盤の選手でありながら、公式戦14ゴール7アシストを挙げ、チームの躍進に大きく貢献しています。

各年代のベルギー代表にも招集され、2009年にはA代表デビューを飾りました。ここまで29試合に出場しています。

ナインゴランのポジション、プレースタイルは?

多数のポジションをこなすことが出来ますが、基本的にはセンターハーフを主戦場としています。

より攻撃的にも守備的にも対応できるので、監督としては非常に使いやすい選手でしょうね。

ナインゴランはその運動量、ボール奪取能力、前への推進力等が特徴の、典型的なボックス・トゥ・ボックスのMFです。

まずナインゴランは運動量が非常に豊富です。プレーエリアが非常に広く、90分間ピッチ全体を走り続けボールを刈り取ります。

さらにナインゴランの運動量はシーズンを通して常に高いです。

週に3回試合があっても、ナインゴランはどの試合にも出場し、チームを引っ張ることが出来ます。

コンディションをしっかりチームで管理していることももちろんでしょうが、自前の回復能力も非常に高くなければ毎試合このレベルの運動量を続けるのは不可能だと思います。

ボール奪取能力も彼の真骨頂です。

身長は欧州のサッカー選手の中では、小柄な方であるのにも関わらず、体幹の強さを活かし、思いっきり身体をぶつけボールを奪い取ります。

カンテのようにスッと奪うプレーより、気持ちの強さが前面に出たプレス、タックルで奪い取るプレーの方が多いです。

見た目からはあまり想像しにくいのですが、これは正確な技術があるからこそ、出来るプレーなのです。

実際にプレースタイルの割にカードは少なく、レッドカードは長いキャリアで2回しかもらっていません

またそのプレスは非常にしつこいので、相手が根負けして、ボールを奪われてしまうこともあります。

このプレースタイルによってアジア系の風貌も手伝って、 イタリアでは忍者と呼ばれているようですね。

ここまで聞くと非常に守備的な選手らしいのですが、ナインゴランは違います。

一度ボールを奪ったら、前のスペースにパス、ドリブルで大きく推進していくことも可能なのです。

ローマではガルシア、スパレッティ、ディ・フランチェスコと皆縦に速いサッカーを戦術としていたので、ナインゴランがボール奪取したらすぐ前へといったプレーは非常に多かったです。

また0トップの際はナインゴランが非常に高い位置にいるので、ローマのショートカウンターは面白いように決まっていました。

役割こそあまり変わりませんが、フォーメーション、ポジションを変えても高パフォーマンスを見せ続ける事が出来るのは、ナインゴランが高い戦術理解力を持っているからなのでしょう。

足下の技術も悪くなく、スピードもあるのでレベルの高いドリブル見せたり、
ベストゴール集に載るようなミドルシュートを決めたりする攻撃能力も備えているので、攻撃においても存在感があります。

プレースタイル全体として、バイエルン所属のビダルと比べられることが多いですね。

たしかに同じボックス・トゥ・ボックス選手で、闘争心の塊のようなところは凄く似ています。

ナインゴランは動画です。タックルも素晴らしいですが、この前面に出ている闘志は必見です。

Radja Naiggolan – Gladiator – Crazy Tackles, Goals, Skills, Passes – 2017 | HD

ナインゴラン移籍はあるか?

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もちろん多くのクラブが狙っているナインゴランですが、特に獲得の意志が強いのはコンテが率いるチェルシーでした。

彼の発言を見てみますと、2年前と昨夏はかなり移籍話は進んでいたようです。

結局他の選手を売却し、ナインゴランは残ることになっています。

本人は常々ローマへの愛を語っていますが、現在29才とステップアップの移籍をするとしたら、来夏が最後だと思います。

現在CLでも結果を残しているので、もし市場に出るとなったら、夏の目玉選手になるでしょうね。

昨冬中国行きの話もありましたが、これはどうなのでしょう。やはりこのレベルの選手は欧州で見たいので、ただの噂だといいのですが…

追記6月27日:ローマからインテルへの移籍が決まりましたね!

個人的にはローマに残っててほしかったです…

監督との関係が悪く、一時は代表に招集されなくなったナインゴランですが、直前の練習試合では代表招集されています。
なのでワールドカップではベルギー代表として出場するでしょう。

最強世代のベルギーの結果も彼の移籍先も目が離せません。

追記5月23日 ベルギー代表のメンバーが発表されましたが、残念ながらナインゴランは招集されませんでした。それを受けてナインゴランは代表からの引退を表明しています。

もっと代表で見たい選手だったので、非常に残念です。

ベルギー代表に関して色々まとめてみました↓(ナインゴランは選ばれていませんけど…)

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