画像出典:https://thisisfutbol.com/
今大会のコロンビア代表の中で、最も大きなサプライズを提供しているのは、もしかしてこのキンテロかもしれません。
ハメス不在の日本戦から、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれたセネガル戦まで、何でこんな選手が無名だったのかと思うほどです。
今回はそんなコロンビアのニュースター候補、キンテロのプレースタイルや苦労している経歴などをまとめてみました。
調べたら、ガッツリyoutubeに歌出しているんですね(笑)
キンテロのプロフィールと経歴
生年月日:1993年1月18日(25才)
身長:168cm
体重:67kg
国籍:コロンビア
ポジション:MF
背番号:代表20 クラブ8
苦労してきたこれまでの経歴
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コロンビアのエビガドというチームでプロキャリアをスタートさせたキンテロは、同国アトレティコ・ナシオナルを経て、2012年イタリアのペスカーラに移籍します。
期待の若手として注目を集め、翌年にはポルトガルの名門チーム、ポルトFCに移籍。
しかし思うような出場機会が得られないキンテロは、2015年フランスのレンヌへローンで移籍することを決めました。
このフランスの地でも出場機会を得られず、ローンを打ち切り、ポルトへ復帰。
もちろん帰ってもポジションがないキンテロは、その後、母国コロンビアのインデペンディエンテ・メデジン、アルゼンチンのリーベルプレートへローンで移籍を繰り返し、今に至ります。
現在はポルトに所属している状態ですが、ポジションがないので、来シーズンの移籍先も気になりますね。
コロンビア代表としては、19才でデビューしますが、その後伸び悩みここまで14キャップしか記録していません。
今年の3月、久し振りに代表招集されたのですが、なんと2年半振りであったようです。
数ヶ月前までは自身がコロンビア代表に選ばれるなんて、思ってもなかったとも発言しています。
レゲエに自信あり?キンテロは歌を出している!
これにはびっくりしました。
キンテロはElement Blackという方と、歌を出しているのです。(あまり詳しくなくて、すいません)
こちらがyoutubeに上がっているその動画なのですが、、、
Cibernauta RMX 👽 – Element Black Feat Juan fernando Quintero & Landa Freak [Official Video]
分かるでしょうか?短髪の若い兄ちゃんがキンテロです。
私は音楽のセンスが無いので、よく分かりませんが、youtube上では評価が高いので、歌は上手いってことなのでしょうか?
それにしてもノリノリですね(笑)
もちろんこれに対して、多くの批判が上がったのも事実です。
このMVの撮影時期(2015~16)が、前述のレンヌでのローン期間中であったので、
「こんなことしていていいのか」、「サッカー選手としてのキャリアは終わりだ」と厳しい意見も寄せられたようです。
まあ批判は受けますよね、日本だったら大炎上間違いなしですよね。(むしろコロンビアが例外すぎるかな?)
また人気レゲエ歌手のマルマとも昔から親交があるようで、一緒に歌う姿もありました。
肩を組んで歌っているのがキンテロです。
これってコロンビア代表の壮行会の動画なんですけど、全く想像と違いますよね。
Juanfer Quintero canta con Maluma mientras Fabra se tira unos pasos
私は日本代表の壮行会しか知らなかったので(しかも批判を浴びていた)、こんな形のもあるんだなぁと単純に驚きました。
何でも比べるのは良くないですけど、文化の違いって凄いですよね。
やはりキンテロ本人も色々考えていたのでしょうね、ポルトでうまく行ってなかった頃の2014年には、音楽のためにサッカーを諦めかけたとも発言しています。
でもやめなくて良かったですよね…今やハメスと並んで国内期待のMFですからね。
キンテロのポジションやプレースタイルは?
キンテロは2列目ならどこでもこなすことが出来ますが、一番ハマっているのはトップ下でしょうか。
代表でもクラブでも頻繁にポジションチェンジするので、それほど気にしなくてもいいかもしれませんね。
またクラブでは右ウィングが主戦場のようです。
これらの位置からテクニックを活かしたドリブルや、正確なパスでチャンスを演出しまくるのがプレースタイルの特徴です。
左足のキック精度
日本代表相手に直接FKを決めたキンテロ、川島選手の対応が批判されていましたが、
そもそもこのキンテーロの左足は、正確無比であると評判であったのです。
もちろんセットプレーやミドルシュートもそのキック精度を活かして、得意としていますが、パスが一番脅威になっていると思います。
アシスト能力は昔から抜群であり、質の高いラストパスをドンドン供給していたようです。
また試合や動画を見てみますと、完璧なドンピシャスルーパスや、最前線や逆サイドに一気に展開できるロングパスなどパスの種類も豊富です。
もちろんさすが南米の選手だけあって、細かくリズムを生むパスも得意です。
特にポーランド戦では、相手が全くパス回しについていけてなかったですもんね…
しかしリーベルでは、試合を作る司令塔というよりかは、好機を演出するチャンスメイカーという印象です。
テク系ドリブルも大きな武器
ロシアワールドカップではそれほど見せていませんが、テクニック抜群のキンテロが行うドリブルはアルゼンチンでは猛威を振るっています。
小柄でタッチも細かく、それでいてトリッキーなドリブルは、イメージ通りの南米の選手といった感じです。
足下にきれいに収めるのも得意なので、ボールが離れずに吸い付いているようなドリブルを、試合中何度も繰り返します。
もうちょっとシンプルにプレーしたほうがいいと思う、という声が出ているほど、テクニックを披露することもあるようです。
でもこのドリブルで相手を崩しから、パスでチャンスメイクというのが、一番の魅力なので、続けてほしいですね。
後は、カウンターの際にもしっかりと縦に早く推進できるし、代表ではそれなりに守備にも貢献しているので(クラブでは守備はしないらしい)、現代のアタッカーとしてはかなり完成度が高いと思います。
とにかく今のキンテロに必要なのは、継続性ですね。
彼は現在25才ですが、シーズン通して活躍したことがありません。
16/17シーズンのインデペンディエンテ・メデジンでの25試合出場がキャリア最多の数字です。
流石にこれは少なすぎるので、そろそろ腰を落ち着けてどこかで、一年しっかりと活躍してほしいですね。
キンテロの動画です。左足のキックはもうビッグクラブでも通用しそうですね!
Juan Quintero 2018 – “El Talentoso Juanfer” – Welcome to Real Madrid?
まとめ
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新たなコロンビア代表のスターとして期待されているキンテロ。
果たして今大会どこまで、これまでのパフォーマンスを続けてくれるのでしょうか?
グループリーグでのプレーを見ていたら、イングランド相手でも活躍できそうな気がします!
このロシアワールドカップでより活躍が出来たら、ビッグクラブが狙ってくると思うので、そちらにも期待ですね!
ちなみに今現在はレアルやトッテナム移籍の話が出ています…
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
コロンビア代表に関してまとめました↓
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