トッテナムの堅い守備を底から支えているCB、それがアルデルヴァイレルトです。
移籍してすぐに同胞のフェルトンゲンと鉄壁のコンビを形成して、国内外から絶賛を受けています。
ベルギー代表としてもワールドカップに出場するので、要注目な選手ですね。
今回はそんなアルデルヴァイレルトのプレースタイルや背番号などを見ていきます。
アルデルヴァイレルトのプロフィールと経歴は?
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生年月日:1989年3月2日(29歳)
身長:187cm
体重:81kg
国籍:ベルギー
ポジション:DF
背番号:4
この背番号4は、当時キャプテンも務めていたカブールから受け継いだ番号です。そんな背番号を移籍1年目の選手に渡すということは、かなり期待をしていたことが伺えますね。
アルデルヴァイレルトはベルギーのジェルミナル・ベールスホットというクラブでサッカーを始めます。
その後オランダの強豪のアヤックスに移籍し、オランダの地で本格的にサッカーキャリアを進めます。
すぐにトップチームデビューも果たし、主力に定着したアルデルヴァイレルトは、チームのリーグ優勝に大きく貢献します。ちなみにこの頃からフェルトンゲンとコンビを組んでいました。
そんなオランダでのアルデルヴァイレルトの活躍に目をつけたアトレティコ・マドリーが争奪戦を制し、獲得に成功します。
しかし、スペインでは出場機会に恵まれませんでした。この時のアトレティコのCBはゴディンとミランダでしたからね…サイドバックに回ることも多かったです。
翌シーズンには、レンタルでイングランドのサウサンプトンへ移籍します。
アルデルヴァイレルトはこのイングランドの地でその才能を遺憾なく発揮します。プレミアのサッカーが、彼にとても良くマッチしたのでしょうね。
この活躍を受けて、同じプレミアリーグのトッテナムがアルデルヴァイレルトを獲得します。移籍1年目からチームの主力となり、近年のトッテナムの躍進に大きく貢献しています。
ここまで怪我もありましたが、3シーズンで106試合に出場しています。昨年はプレミアのベストイレブンにも選ばれていましたね。
もちろんベルギー代表でも、主力としてここまで74試合に出場しています。フェルトンゲンと合わせたら、173キャップです。凄いですね。
そのフェルトンゲンのプレースタイルを詳しくまとめました↓
アルデルヴァイレルトのポジションやプレースタイルは?
アルデルヴァイレルトは過去に右サイドバックやボランチでもプレーしたことはありますが、基本的にはセンターバックがメインのポジションです。
アルデルヴァイレルトはサイドバックを完璧に勤め上げられるほどのスピードは持っていません。
しかし、危機察知に優れたカバーリングの能力はプレミア随一と言ってもいいでしょう。アルデルヴァイレルトがいるだけで、他の選手たちが空けるスペースを完璧に埋めてくれます。
トッテナムはポゼッション重視のサッカーをしているので、自然と守備より攻撃の時間のほうが長くなります。
その際攻撃参加をしたサイドバックやミッドフィルダーが空けてしまうスペースを、きちんと管理できるのです。
事前に危険を察知して相手にボールが渡ったら、すぐさまアルデルヴァイレルトがタックルすることが非常に多いです。
統率力と表現するべきでしょうか。きちんとコーチングもしているので、チーム全体が臆せず前に重心を置けるようになります。
彼がいるだけでチームとしてラインがより前になるので、前線からの鋭いプレスで高速カウンターを仕掛けることが出来ます。これはトッテナムの大きな武器ですからね、大切です。
また足元の技術、特にパスも非常に精度の高いものを持っています。
シティとかを見れば分かりますが、今やポゼッションするチームのCBには必須能力ですね。
細かいパスを中盤と交換もしますし、ロングボールで一気に前に展開することも出来ます。
このアルデルヴァイレルトのパスが、トッテナムの攻撃を大きく左右しています。
トッテナムの攻撃はエリクセンやデンベレといった中盤が、相手の間で受けて前線へリンクして攻撃を進めます。
ですからそこにアルデルヴァイレルトが鋭いパスを入れることで、攻撃のスイッチ役となるのです。
このような鋭くて正確なパスは、チームメイトのダビンソン・サンチェスやヴェルトンゲンにはないところですね。
この相手が取れそうで取れない鋭いビルドアップの質の高さは、シティのラポルタとも負けずとも劣らないと思います。
アルデルヴァイレルトの動画です。トッテナムのラインの高さにも注目です!
Toby Alderweireld – Tottenham Hotspur – Defensive Skills – 2017 HD
アルデルヴァイレルトとフェルトンゲンは鉄壁の名コンビ!
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相方である同国のフェルトンゲンは、自らが前に出て攻撃参加することが多いです。
一方アルデルヴァイレルトは上記のように、危機察知能力に優れ、広い範囲をカバーしながら低い位置から試合を作ることが出来ます。
非常に分かりやすいですね。フェルトンゲンが上がって生まれたスペースを、ヴェルトンゲンがきれいにカバーしてくれます。補完性抜群ですね
。
トッテナムだけでなく、アヤックス、ベルギー代表と共に戦っているので、自然とこうなっていったのでしょうか。
CBコンビとしては現在世界最高ではないかなと思っています。
ちなみにこの二人はプライベートでも仲良しさんです。アヤックス時代からですので、非常に歴史を感じますね。
Happy birthday to a man with whom I’ve been through almost everything during my career. Have a good one, Jantje! 👏🏼 🎉 🇧🇪 #Respect #SterkeJan pic.twitter.com/mW33q6ewwH
— Alderweireld Toby (@AlderweireldTob) 2018年4月24日
この鉄壁のCBコンビを擁しているのがトッテナムであり、ベルギー代表です。
この二人だけでなくベルギー代表には本当に多くのタレントが揃っているので、ワールドカップに大きく期待したいですよね。
ベルギー代表に関して色々まとめてみました↓
トッテナムの他の選手もどうぞ↓
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