カラスコ(ベルギー)のプレースタイルは?中国からの出戻り移籍はよ!

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若手育成で有名なモナコでブレイク、スペインの強豪アトレティコでCL決勝弾を決めるなど、華々しいキャリアを歩んでいるベルギー代表の快速ドリブラーが、このカラスコです。

次世代のスターとしても期待されていたカラスコですが、今年の2月に中国に移籍をしてしまいました。

日本代表との対戦も気になりますが、果たしてこのカラスコは再び欧州のクラブで、サッカーをしてくれるのでしょうか?

今回はそんなカラスコの経歴やプレースタイルをまとめてみました。

カラスコのプロフィールと経歴

名前:ヤニック・フェレイラ・カラスコ

生年月日:1993年9月4日(24才)

身長:180cm

体重:67kg

国籍:ベルギー

ポジション:MF、WG

背番号:代表11  クラブ10

これまでの経歴

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カラスコはベルギー3部リーグのディーゲムというクラブのユースでサッカーを始めます。

その後同じくベルギーのヘンクを経て、フランスのモナコのユースに移籍し、このモナコでトップチームデビューを果たします。

モナコで順調に成長していくカラスコは、14/15シーズンにモナコのベスト8に大きく貢献し、一気に注目を浴びる存在へとなりました。

翌2015年、多くのクラブが狙っていましたが、獲得に成功したのはスペインのアトレティコ・マドリーでした。

移籍当初こそ出場機会に恵まれず、ベンチを暖めることが多かったのですが、徐々に出場機会を増やしていき、アトレティコのCLでの躍進にも大きく貢献しました。

この時のレアルとの決勝で、カラスコが途中から出てきてゴールを決めましたよね、

とんでもない若手が出て来たなぁと思いました…

その後も順調にスタメンで出場し続け、アトレティコでの2年半で合計124試合に出場し、23ゴール17アシストを挙げています。

しかし今年の2月にチームメイトのガイタンと共に、中国リーグの大連一方に移籍してしまいました。

一応11試合に出場し、3ゴール2アシストを記録しています。

ベルギー代表としては21才でのデビュー後、これまで28試合に出場しています。

カラスコのポジションやプレースタイルは?

カラスコの2列目もセカンドストライカーもこなせますが、一番得意としているポジションは左のウィングでしょう。

そこからスピードとテクニックを兼ね備えたドリブルで突破してくるのが、プレースタイルの特徴です。

ドリブルの技術が抜群

中国リーグでは1試合平均3.5回のドリブルを記録しているカラスコ、もちろんこのドリブルが大きな武器となっております。

両親がスペイン人と、ポルトガル人というDNAも影響しているのでしょうか?

非常にアイディアが豊富で、多くのフェイントを駆使して相手に襲いかかります。特にシザースは好んでよく使っています。

また足下も非常に柔らかくて、細かいタッチでリズム良く股下や逆を取ることも出来ます。

しかも両方の足を同レベルに、精度高く使えるので、ドリブルが非常に幅広いです。

相手DFと対峙した時、このように左右の選択肢共に持ち合わせているので、内にも縦にもどちらも苦にせず、ドリブル突破が可能です。

この両足の技術を駆使して、狭いポジションでの混戦からすっと抜け出すことも出来ますし、寄せてきた相手に対してワンタッチでかわすことも出来ます。

スピードも大きな武器です!

このように技術もありますが、彼の場合はそのスピードを活かしたドリブルも得意としています。

サイドからスピードに乗り、シンプルに緩急で抜いたり、一瞬溜めを作ってから、一気に瞬発力で相手を置いていくことも出来ます。

しかもこのスピードに乗った状態でも、全くぶれないで自身のコントロール下でドリブル可能です。

ココらへんのドリブルスキルはよく同国のアザールや、少しタイプが違うと思いますけど、ネイマールと比べられることもあります。

これだけでも凄さが分かりますよね…

もちろんこのスピードは裏へ抜ける時、カウンターでも脅威となります。

ストライカーではないので、裏への抜け出しのセンスが無茶苦茶あるということはありませんが、

その絶対的なスピードはアトレティコの大きな武器でした。

近年のベルギーらしい狭い足下のテクニックと、アトレティコらしい広い攻撃のハイブリットですね!

アトレティコらしい運動量と守備貢献

アトレティコであのシメオネ監督に使われていたという事実が何よりの証拠になりますが、

90分間しっかりと運動量を切らさずに走りきってくれます。

特別な守備のセンスが有るわけではありませんが、守備時のプレスも愚直に行い、

攻撃のカウンターではどんな時間帯でも、長い距離をスプリントしてくれます。

24才という若さでこの攻撃のポジションの選手が、欧州屈指の献身性が必要とされるアトレティコで試合に出ていたわけですからね…

もっと良いクラブに移籍してもおかしくなかったよなぁ…と思ってしまいます。

ちなみにベルギー代表としては、左のウィングバックでの出場になります。

攻撃の時には左から厚みをもたらしてくれますが、守備の対応はかなり雑です。

どうにかして彼の裏のスペースを有効活用したいですね。

右サイドに入る原口選手がガンガン仕掛けたり、走り込んだりして、崩してほしいです。

カラスコの動画です。やっぱりこんなレベルの選手が中国は早いですよ…ドリブルだけでどこでも通用しそうですもんね!

Yannick Carrasco – Incredible Skills & Goals | 2016/2017 HD

カラスコが中国で受け取っている年俸が凄い!

世界でも有数の才能があると評されていたカラスコ、私が知っている限りでもユナイテッド、チェルシー、アーセナルなどの多くのビッグクラブが関心を寄せていました。

しかし本人曰く「新しい挑戦、中国のビッグなプロジェクトに参加したい」との理由で、中国の大連一方に移籍してしまいました。

近年収まっていた中国の爆買いですね。

その大連一方での年俸は880万ポンド(約13億円)とのことです。

それまでアトレティコでもらっていた年俸が168万ポンド(約2億5千万)なので、約5倍ですね…

そりゃ移籍しますよね(笑)

そりゃいくら才能があると言っても、いつ怪我とかでダメになるか分かりませんからね。

まあ数年稼いで、又欧州挑戦ってパターンですかね。

カラスコの中国デビューゲームのハイライト動画です。オスカル率いる上海上港に0-8で敗れたんですよね…

Yannick Carrasco VS Shanghai SIPG(3/3/2018)

まとめ

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ドリブルだけならアザールに比肩するレベルのカラスコ、ロシアワールドカップでは要注意人物の一人です。

同サイドにいるアザールに気を取られていたら、このカラスコに隙をつかれてしまいます。

スペースも与えたくないですけど、寄せすぎてもかわされるんですよね…本当に怖いです。

個人的にはこのロシアワールドカップで活躍を見せて、パウリーニョみたいに再び欧州に戻らないかなとも思っております。

でも、日本戦での活躍は抑えてほしいなぁ…と。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

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