ハメスロドリゲス(バイエルン)のプレースタイル、ポジションは?

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4年前のワールドカップでセンセーショナルな活躍を見せ、あの白い巨人レアルマドリードへ移籍したコロンビア代表ハメスロドリゲス

実はここ数年レアルではフォームを崩していました。しかし移籍先のバイエルンで再び輝きを取り戻しています。

このように持っている能力は確かなハメスロドリゲス、今回はポジションやプレースタイルをまとめました。

ハメスロドリゲスのプロフィールと経歴

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名前:ハメス・ダビド・ロドリゲス・ルビオ

生年月日:1991年7月12日(26才)

身長:180cm

体重:75kg

国籍:コロンビア

ポジション:MF

背番号:11

ハメスロドリゲスのサッカーキャリアは、母国コロンビアのエンビガドというチームのユースから始まります。

トップチームデビューを果たしたハメスは、その後アルゼンチンのバンフィエルドを移籍します。

もちろんハメスはここでも主力として活躍し、次に海を渡りポルトガルの名門ポルトに活躍の場を移します。

移籍後ハメスはすぐに主力に定着し、ポルトガル国内、CL両方を舞台にその才能を存分に発揮しました。

多くのクラブが獲得を試みますが、次のハメスの移籍先となったのはフランスのモナコでした。

ちなみに移籍金は4500万ユーロと、ポルトガルサッカー史上2番目の金額でした。当時のモナコはロシアマネーがガンガン入ってました。

フランスでも活躍しましたが、2014年のワールドカップでの活躍を受けて、わずか1年でレアルマドリードへ移籍してしまいます。

用意された移籍金は8000万ユーロ、背番号は10番です。期待の高さが伺えます。

レアルマドリードでも1年目から活躍しますが、監督交代などの影響で徐々に出場機会を減らしていきます。

そこで昨夏ドイツの名門バイエルンが、買い取りオプション付きの2年間のレンタル契約で獲得しました。

今シーズンはここまでリーグ戦6ゴール、10アシストを挙げ、そのフォームを取り戻しています。

コロンビア代表としても各世代に順調に招集され続け、A代表には20才でデビューを果たし、ここまで61試合出場し21ゴールを挙げています。

ハメスロドリゲスのポジションやプレースタイルは?

ハメスロドリゲスが担当するポジションは主にトップ下、インサイドハーフです。

サイドでプレーすることもありましたが、やはり中央で攻撃に絡むほうがハメスは輝きます。

ハメスのプレーの特徴といったら、まずはその左足から繰り出される高精度なキックでしょう。

正確なパスでチャンスメイクも出来ますし、少し低い位置で試合のテンポを作り出すことも出来ます。

特にクロスは世界屈指の精度だと思います。ピンポイントで走り込んでくる選手に合わせられるクロスは絶品です。ファルカオはハメスのクロスに非常に合っていました。流石同国人ですね。

そのキックを活かして、ブラジルワールドカップで見せたようなロングシュートも打てます。

パワーが特別あるわけではありませんが、ミートするのが上手いのでしょう、鋭いボールが良いコースに飛んできます。もちろんプレースキッカーも務めます。

またシンプルに周りを使うのも上手です。得点の匂いを感じたら、周りにボールを預けて空いたスペースに簡単に侵入します。

ココらへんの感覚は独特なものがあるのでしょうか、前線に顔だして得点を決める事も多いです。得点感覚のあるシャドーストライカーと言うべきなのでしょうか。

ハメスロドリゲスの動画です。ハメスの絶品クロスは必見です!

James Rodriguez 2018 ● The Magician is Back

ハメスロドリゲスはバイエルンへ完全移籍するか?

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すでにバイエルンサイドは買い取りオプション行使を決めているようですね。移籍金も今回のレンタル料と含めて約5500ユーロと近年のインフレしている移籍市場に鑑みれば、お得な買い物でしょう。

レアルマドリードもそろそろ新しいギャラクティコを作るとかいう話も出てるので、換金しても問題ないのでしょう。
皆にとっていい移籍になりそうですね。

ところでバイエルンで再び輝きを取り戻したハメスですが、何故レアルではポジションを奪えなかったのでしょう。

私はハメスが得意としているトップ下を採用していない事とレアルマドリードレアルのインサイドハーフに必要な部分が欠如していた事だと思います。

現在のレアルの中盤はカゼミーロアンカーで、左右にイスコとモドリッチがベストな形だと思います。

また中盤の彼らが攻撃の主役にならなくても、前線だけでゴールを奪えるので、より守備への貢献、運動量が豊富な上の3人が重宝されているのでしょう。

そしてハメスの欠点はまさに守備への貢献とスピードなのです。

上記のように、中盤でしつこくカバーするタイプでもなければ、ウィングでガンガンぶち抜いていくタイプでもありません。

だから前線のロナウドの力を最大限に引き出したいジダン監督とは合わなかったのだと思います。

ハメスは今のバイエルンではトップ下よりも少し低い位置の中盤セントラルでプレーすることが多いです。

なので中央で好きに攻撃に絡んでいっています。名将ハインケス監督はチームの豪華攻撃陣を上手く組み合わせています。

ワールドカップにもコロンビア代表として出場するハメスロドリゲス。バイエルンで完全復活を果たした彼と対峙するのは少し恐ろしいですが、対戦が楽しみです。

これからがキャリアのピークですので、移籍も含めてまだまだ目が離せませんね。

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