サッカースウェーデン代表の注目、有名選手と予想スタメンを紹介!

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強豪国であるイタリア、オランダを退けてW杯行きを決めたのが、今回紹介するサッカースウェーデン代表です。

誰でも知っているような超有名選手、イブラヒモビッチが引退した中で、このように結果を残しているので、チーム組織としてかなり堅くて強いチームとなっていると言えます。

先日23人の最終メンバーが発表されましたので、それを踏まえてスウェーデン代表の注目選手、予想スタメン・フォーメーションなどをまとめました。

スウェーデン代表の紹介

W杯欧州予選の成績

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一次予選グループAを6勝1分3敗で、2位で通過、プレーオフの権利を得ます。

このグループはスウェーデンの他に、フランスやオランダが同居しているまさに「死のグループ」でした。

そして二次予選のプレーオフではイタリアを相手に、2試合合計1-0でW杯行きを決めました。

予選でオランダ、イタリアを退ける事ももちろん凄いのですが、それだけでなく同組首位のフランスに黒星をつけたり、ルクセンブルグに8-0で勝利したりと、色々とサプライズを提供してくれた国なのです。

このように非常にタフな予選をクリアしてきたので、チームとしての強さは決して無視できませんね。

最新FIFAランキング

23位です

感想としては、低くもなく高くもなく妥当という感じでしょうか。

ちなみに2年前は41位とかなり低い順位でしたので、そこからよく持ち直して来ているんですよね。

国際大会の成績

W杯は2大会連続で予選敗退

EUROの方も3大会連続でグループリーグ敗退と、近年は国際大会で結果を残せていません。

久しぶりのW杯出場ということですので、経験不足の部分をどのように補っていくのかも気になりますね。

スウェーデン代表の注目選手

W杯優勝4回のイタリア、準優勝3回のオランダを退けてきたスウェーデン代表の注目選手を見ていきます。

スウェーデン代表の予想スタメン・フォーメーション

GK
ロビン・オルセン(コペンハーゲン/デンマーク)

DF
ルドビク・アウグスティンソン(ブレーメン/ドイツ)

アンドレアス・グランクヴィスト(クラスノダール/ドイツ)

ビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)

ミカエル・ルスティグ(セルティック/スコットランド)

MF
エミル・フォルスベリ(ライプツィヒ/ドイツ)

アルビン・エクダル(ハンブルガー/ドイツ)

セバスティアン・ラーション(ハルシティ/イングランド)

ヴィクトル・クラーソン(クラスノダール/ロシア)

FW
マルクス・ベリ(アル・アイン/UAE)

オラ・トイヴォネン(トゥールーズ/フランス)

直近の試合と今シーズンのパフォーマンスを参考にしています

ちょっと説明

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厳格な4-4-2を基本的に採用しています。もちろん本番であるW杯にもそれで臨んでくることでしょう。

スウェーデン代表は決然とした守備をベースに置いたサッカーを展開します。

運動量に関してもチーム全体がよく走って、守備時の規律がいい国です。

予選の試合でも、激しい競り合いを中心とした優れた守備組織を構築できていたのが印象的でした。

また個人に関しては、生ける伝説イブラヒモビッチからキャプテンマークを受け継いだDFグランクヴィストの闘志あふれるプレーなんかは、北欧らしいたくましさを感じます。

一方攻撃に関しては、ズラタンがいない部分である最後の迫力が不足していると言えます。

また迫力だけでなく、チーム全体で創造力やテクニックが不足しているところも気になります。

DFから徐々に攻撃を作ったり、複雑なパスを組み立てるということは殆どありませんね。

ツートップがあまり足下の得意ではない、191cmと184cmの選手であるので、自然とそこに当てるような単調な攻撃になっていったのでしょうか。

この部分は同グループのメキシコの攻撃と対照的で、非常に面白いですね。

一応足下に自信があるフォルスベリはいますが、一人ではどうしてもインパクトに欠けてしまいます。

またそのフォルスベリ自身も、今季はかなりパフォーマンスを落としていたので、更に心配になってしまいます。

ここまでかなりネガティブ気味なことを書いてしまいましたが、守備は本当に堅いので、是非そこは注目してみて下さい。

スウェーデンの有名選手の紹介!

エミル・フォルスベリ

国内では「リュングベリの再来」とも呼ばれている、26才の左サイドハーフの選手です。

このスウェーデン代表だけではなく、ドイツのライプニッツでも攻撃の中心を担っています。

そのパスセンスは非常に高くて、その種類も多彩なので、見ていて楽しい選手です。

今季はフォームを崩し、思うようなシーズンを送れていないのですが、それをバネに今大会では大暴れしてほしいですね。

フォルスベリのプレースタイルを詳しくまとめました↓

フォルスベリの動画です。スピードに乗った状態でのコントロールがずば抜けて上手いです!

Emil Forsberg 2018 – The Swedish Genius – Crazy Skills, Assists & Goals HD

ビクトル・リンデロフ

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イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドに所属している23才の若きCBです。

昨年ベンフィカから3500万ユーロ(約43億円)とも言われる、高額な金額で移籍を果たしました。これだけでもとんでもない逸材だということが分かりますよね。

大柄で空中戦も得意とし、スピードを活かした対人戦でも強さを見せる完成度の高いCBです。

このリンデロフも今季加入したユナイテッドで、いいパフォーマンスを見せることは出来なかったので、W杯本番の調子が気になりますね。(プレミア1年目ですから、しょうがないんですけどね…)

あのイブラヒモビッチがイチオシする選手ですので、注目してみて下さい。

リンデロフの動画です。カバーリングの範囲が広いので、将来は万能なDFになりそうです!

Victor Lindelof – Swedish Tank – Best Defensive Skills 2017/18 | HD

オラ・トイヴォネン

フランスのトゥールーズ所属の長身FWです。

今季トゥールーズでもスタメンを確保できなくて、リーグ戦0ゴールのFWを何故注目選手に?と思われるかもしれませんが、この選手は前述のイタリアとのプレーオフで一気に注目を浴びました。

なんと試合中イタリアのボヌッチに膝打ちをし、鼻を破壊したのです。そして試合後に「スウェーデンへようこそ」とまで言ってのけました。

ちょっと分かりづらいですけど、その時の写真を集めた動画です。

Leonardo Bonucci plays 90 minutes for Italy with BROKEN nose against Sweden in World Cup qualifying

このように分かりやすいくらいにバトルを好み、ロングボールの起点となる選手です。

スウェーデンの攻撃は、ロングボールがこのトイヴォネンにどれほど収まるかにかかっているので、彼のポストプレーはかなり期待されています。

トイヴォネンの動画です。意外と言ったら、失礼かもしれませんが、シュートも足下も上手いです!代表には不可欠の選手と言われているだけはありますね!

Ola Toivonen ● Goals, Skills & Assists ● Toulouse ● 2016/17 ● HD

セバスティアン・ラーション

イングランド2部のハルシティに所属しているCMです。サンダーランドが1部に在籍していた頃の主力でしたので、それで覚えている方も多いと思います。

キックの精度が非常に高くて、一気に展開を変えられるようなロングパスをどんどん供給してくれます。

スウェーデンのロングボール主体の攻撃は、このラーションが供給役を担当することで、より攻撃の鋭さが増します。

またそのキックの精度を活かしたフリーキックは絶品で、リバプール、トッテナム等のプレミアリーグのビッグクラブ相手に直接ゴールを奪ったこともあります。

このラーションと前述のフォルスベリは、共に質の高いフリーキックを蹴れるので、どちらが蹴るのかも一つの注目ポイントですね。

ラーションの動画です。ラーションはキックだけでも食っていける選手だと思います!

Best of Seb Larsson

スウェーデン代表の有望若手を紹介!

ルドビク・アウグスティンソン

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ドイツのブレーメンに所属している24才の左SBです。この若さにして代表14キャップを記録しているスウェーデンの次のブレイク候補ですね。

対人守備にはめっぽう強く、1対1での落ち着きも24才とは感じさせません。

出足も非常に早いので、アウグスティンソンの鋭いインターセプトやタックルからの素早いカウンターは大きな武器となります。

そこからのパスは特別優れているわけではありませんが、長短関係なく供給できます。クラブではロングパスは多い方でしたね。

またアウグスティンソンの前に入るフォルスベリはプレーエリアの広く、動き回るのが好きなので、空いたスペースにガンガン走り込んでくれれば、スウェーデンの攻撃はより面白いものになると思うんですよね。

アウグスティンソンの動画です。身体の入れ方がかなり上手いです!ドイツで活躍できるわけです!

Ludwig Augustinsson | Welcome to Werder Bremen

スウェーデン代表のまとめ

スウェーデン代表はグループFで、韓国、ドイツ、メキシコと同組で、

6月18日(月)の21:00に韓国(ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム)

6月24日(日)の3:00にドイツ(フィシュト・スタジアム)

6月27日(水)の23:00にメキシコ(セントラル・スタジアム)

となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)

このグループは世界王者ドイツの1位突破は確実だと思いますが、そこから下は読みづらいですね。

1戦目の韓国は似ているサッカーを展開しますが、チームのタレントの差が経験の差を上回り、スウェーデンに軍配が上がると思います。

2戦目のドイツを相手取る時には、最小失点で乗り切って3戦目のメキシコに挑みたいですね。

そしてこのメキシコ戦がグループの天王山になると思います。

メキシコは組織でボールを回し、素早いサッカーを展開し、一方スウェーデンは組織で堅実に守り、ロングボール主体のサッカーを展開します。

志向するサッカーがこれほど違うと、見る方としては単純に楽しみになりますよね。

ちなみに私はここではメキシコが勝つと予想しています。それほど今のメキシコ代表は良いサッカーするんですよ…

スウェーデンの英雄イブラヒモビッチが「俺が代表にいないことで、以前ほどプレッシャーを受けずにプレーできると思う。これが強みとなる」と発言していたように、新生スウェーデンはプレッシャーを受けずに、組織でしっかりと勝ち抜けるでしょうか。

イタリアを破った時のようなサッカーを見せてくれれば、十二分に可能性はあります。期待しましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

色々まとめましたので、参考にどうぞ↓

スウェーデン人の選手

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