日本代表がグループリーグ3戦目で対戦するポーランド代表。
欧州予選を首位通過し、ポッド1でのW杯出場です、これだけでも強いのは分かりますよね。
大エースレバンドフスキを中心とした今の世代は、その大きな期待に応えることが出来るのでしょうか。
今回はそんなサッカーポーランド代表の注目、有名選手や予想スタメン・フォーメーションをまとめました
ポーランド代表の紹介
W杯欧州予選の成績
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欧州予選グループEを、8勝1分1敗で首位通過。
このグループは他にデンマーク、モンテネグロ、ルーマニア、アルメニア、カザフスタンによって構成されていました。
割と恵まれている組み合わせですよね。
そこでポーランド代表は、10試合28得点14失点を記録しています。
そしてこの中の16ゴールは、レバンドフスキによるものです。もちろん欧州予選トップスコアラーの一人です。
独力でどうにか出来てしまうレバンドフスキを中心としたポーランド代表の攻撃は、目を見張る者がありますね。
一方14失点の守備はどうでしょうか。相手も考えますと、決して褒められる数字ではないですよね。
また唯一同格とも言えるデンマーク代表には0-4で負けているのです。
この守備陣を堅守と表現するのは苦しいような気がします。
最新FIFAランキング
10位です。
非常に高いです。そして昨年には5位も記録しており、まさに黄金世代と言えるのではないでしょうか。
何故ここまで高いのでしょうか。
ポーランド代表は単純に2016年7月から2017年10月までの間に、強化試合を1回しか行っていないのです。(他所の国はこの間平均4,5回行っています)
この結果35位から6位まで一気に上がったのです。そしてW杯ポッド1を得ました。(このFIFAランキングがポッド分けに使われます。)
これはポーランド代表のマネジメントが上手いと表現すべきなのでしょうか…それとも少し卑怯?
どちらにしてもFIFAランキングのポイントは大きな欠点を抱えていますよね。
国際大会の成績
W杯は12年ぶりの出場となります。その時はグループリーグ敗退でした。
また過去最高記録は1974、1982年の3位です。この記録は難しいにしても、まずはグループリーグ突破が大きな目標でしょう。
2016EUROはポルトガルに敗れ、ベスト8です。
このように見てみますと、近年国際大会では結果を残していないのに、異常に高いFIFAランキングが尚更おかしく感じますよね。
ポーランド代表の注目選手
レバンドフスキだけではないポーランド代表の選手を見ていきます。
ポーランド代表の予想スタメン・フォーメーション
ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス/イタリア)
DF
マチェイ・リブス(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
ミハル・パズダン(レギア・ワルシャワ/ポーランド)
カミル・グリク(モナコ/フランス)
ウカシュ・ピシュチェク(ドルトムント/ドイツ)
MF
グジェゴシュ・クリホビアク(ウェストブロム/イングランド)
カロル・リネティ(サンプドリア/イタリア)
ヤクブ・ブワシュチコフスキ(ヴォルフスブルク/ドイツ)
ピオトル・ジエリンスキ(ナポリ/イタリア)
カミル・グロシツキ(ハルシティ/イングランド)
FW
ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
直近の試合と今季のパフォーマンスを参考にしています。
ちょっと説明
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基本フォーメーションは予選で主に採用されていた4-2-3-1でしょう。またミリクを使う場合は4-4-2の形も採用されると思います。
11月のウルグアイやメキシコとの強化試合では3-5-2も採用されていましたが、あくまでオプションの一つ程度のものではないでしょうか。
やはり攻撃はレバンドフスキを中心に高い水準だと思います。
特に中盤のジエリンスキはどんどん成長して、攻撃のセンスは抜群で、上手く最前線のレバンドフスキを孤立させないようにしています。
その下のクリホビアクと若いリネティは、ジエリンスキが苦手とする守備を後ろから支えてくれます。
攻撃に関しては、ポジショニングなどがそれぞれがしっかりと厳格に組織されているというよりかは、割と自由な感じがします。
これが今の攻撃に上手くハマっていると思います。
一方守備に関してはよく讃えられているほど、堅守ではないと思います。
確かに不動のCBであるグリク、パズダンは共に対人能力、カバーリング能力に優れています。
またその上のDMの二人も、フィルター役としてはかなり高水準です。
このように中央は非常に堅いです。欧州の中でも上から数えたほうが早いかもしれません。
しかしサイドはかなり崩れやすいです。
これは高水準な左SBの本職がいないというのが大きいのですが、特に左SBはウィークポイントとも言えるのではないでしょうか。
リブスは本職は左サイドハーフですし、他の候補であるベレシンスキやイェンドジェイチクも普段は右SBを担当しています。
ちなみに攻撃的にいきたいならリブスで、守備的にいきたいならベレシンスキという感じだと思います。
もちろんサイドから侵入しても、中の選手達は弾くのを得意としているので、簡単にはいきませんが、何度もサイドから突破すれば可能性は出てくると思います。
実際に日本を想定した韓国との試合で、2点取られているので、日本代表も点は取れそうな感じはしませんか?
またチームとして高齢化が進んでいるというのも見逃せません。特に前述のDF陣は平均年齢が30才を超えています。
ここを運動量でどうにかこじ開けて欲しいです。
他にも香川選手とドルトムントのブンデス優勝に大きく貢献したピシュチェクと、ブワシュチコフスキもいい選手であることに間違いありませんが、やはり全盛期に比べると落ちています。
またブワシュチコフスキの逆を担当するグロシツキも迫力が薄れてきているので、サイドの制圧力はやはり薄いものだと思います。
実際に昔レバンドフスキが「チームに新たな血が必要だ」と言っていました。
しかしそれから数年で、ポジションを奪えるようなレベルに成長した次世代の若手は2~3人です。
連戦での疲労の蓄積も考えたら、3戦目で高齢化したポーランドと当たるというのは悪くはないと思います。(この際日本もかなり高齢化しているのは気にしません)
有名選手はこちら!
レヴァンドフスキ
ドイツのバイエルン・ミュンヘンに所属しているFWです。
世界を代表する万能ストライカーとして、多くの方が知っていることでしょう。
このレヴァンドフスキをできるだけ孤立させ、ボールが渡らないようにするのがポーランド戦では一番重要になると思います。
どんな形でもシュートに持っていけますからね…化物です。
レヴァンドフスキのプレースタイルを詳しくまとめました↓
レヴァンドフスキについて色々まとめてみました。

レヴァンドフスキの動画です。説明不要なストライカーですね…エリア内では必ず仕事をします!
Robert Lewandowski – All Goals so far 2017/18
シュチェスニー
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イタリアの名門ユベントスに所属しているGKです。
先日ユベントスを退団したブッフォンの後継者と期待されている選手です。これだけでも凄さがわかりますよね…
シュートへの反応と速度が非常に速く、セービングの範囲が無茶苦茶広いです。
この反応でありながら身長が195cmと、とても高くて手が長いので、GKとしての完成度はかなり高いです。
もちろんハイボールに対してもかなり強いので、クロスは高いボールでは難しいでしょうね。
シュチェスニーの動画です。イタリアでとんでもない成長を見せてくれました!今ではセービングだけでなく、落ち着きもあります!
Wojciech Szczesny & Juventus ● Ultimate Saves Show 2017/18
ジエリンスキ
イタリアのナポリに所属している攻撃的なMFの選手です。
正確なキックを武器としていて、このジエリンスキを抑えないと、かなりいい体勢でレヴァンドフスキにボールが渡ってしまいます。
ドリブルで前に運ぶのも得意としているので、攻撃の手段が非常に多くて対応が難しい選手です。
ナポリらしく他の選手と連動した動きも好んでいるので、目で追いかけると色んな所に顔を出して、ボールの受け渡しをしています。
ジエリンスキのプレースタイルを詳しくまとめました↓
ジエリンスキの動画です。シュートや技術も素晴らしいですが、ボールを受けるポジションがよく考えられているので、注目です!
Piotr Zielinski – Skills & Goals 2017/2018
まだまだ注目すべき選手はいます!
グリク
モナコ所属のCBです。ポーランド代表の守備の要と言える選手です。
長身を活かした対人守備に絶対の自信を持っており、チームを一番底から支えてくれます。
30才と、DFとしては経験も備えた最高の年齢に差し掛かっているので、このグリクを崩すのは非常に難しいと思います。
本当にどんなボールも弾き返してくるので、出来るだけ勝負は避けたいですね…
グリクのプレースタイルを詳しくまとめました↓
グリクの動画です。グリクの競り合いの強さは必見です!
Kamil Glik – AS Monaco – 2016/2017
クリホビアク
PSGからイングランドのウェストブロムに、レンタルで移籍していた選手です。
ポジションは守備的MFを担当して、DFの前で堅実な守備を展開します。
非常に守備能力が高く、タックル、インターセプトなどを駆使して、ボールをガンガン回収してくれます。
パスも決して悪くはなく、このクリホビアクが機能している時は、かなり高精度のカウンターを行えます。
しかし今季このクリホビアクは、かなりパフォーマンスを落としています。あまりにも酷いので、シーズン後半は出場すらしないということもありました。
このフォームをどこまで戻せるかも気になるところですね。
戻せない可能性は大いにあると思うので、徹底してここを狙い続けるのも良いかもしれません。
クリホビアクのプレースタイルを詳しくまとめました↓
クリホヴィアクの動画です。PSGに移籍する前はいい選手だったんですよね…
Grzegorz Krychowiak – Jak Strzała | 2015 |
リネティ
サンプドリアに所属している守備的MFです。
消してサイズは大きくありませんが、対人守備に自信を持っており、鋭いタックルで相手の攻撃をどんどん刈り取っていきます。
DFの前で中盤を管理することも出来ますが、運動量も豊富なので、自ら前線に出て鋭くボールを奪ってカウンターというシーンもよく作ってくれます。
機を見て、一気に前へドリブルすることも出来るので、推進力を生んでくれます。
常に広い範囲を見ながら、動いているので、空いたスペースにスルスルッと侵入して、攻撃に厚みを持たす役割も可能です。
前への意識が強い守備の選手ですので、彼のタックルからカウンターという形は気を付けたいですね。
リネティの動画です。華麗なテクニックがあるわけではないですが、前へ推進する時の迫力は特筆すべきものがありますね!
Karol Linetty • 2016/17 • Sampdoria • Best Skills & Passes • HD 720p
ミリク
ナポリに所属しているFWです。
非常にレヴァンドフスキと似たプレースタイルを持っており、才能に疑いはないです。
身長を活かしたポストプレーや、細かい足下からシュートに持っていくプレーを得意としています。
レバンドフスキとの2トップにも上手く対応していたので、戦術理解度も高い選手です。
この2トップで戦えるのなら、もちろん強いのですが、ミリクは昨シーズン、今シーズン共に大怪我をしており、コンディション面で心配なんですよね。
怪我から復帰した3月以降、未だにフルで試合に出場したことはありません。
やはり点を取りたい時に、途中から出場してくるのが無難だと思います。
ミリクのプレースタイルを詳しくまとめました↓
ミリクの動画です。見て頂ければ、分かりますが、才能はあるんです。怪我がなければ、間違いなく日本の大きな脅威となっていました。
Arkadiusz Milik 2016/17 • Goals show | SSC Napoli (HD)
ポーランド代表のまとめ
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ポーランド代表はW杯ではセネガル、コロンビア、日本と同組のグループHで、
6月20日(水)の0:00にセネガル(スパルタク・スタジアム)
6月25日(月)の3:00にコロンビア(カザン・アリーナ)
6月28日(木)の23:00に日本(ヴォルゴグラード・アリーナ)
となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)
コロンビアは今の黄金世代がピークであり、セネガル代表も活きのいい選手がどんどん出てきているので、個人的にはこのポーランド代表はグループ3番手かなと予想しております。
攻撃はどこも質の高いアタッカーを揃えていて、横一線だと思いますが、
とにかく守備が不安なんです、左サイドなんかは、コロンビアのクアドラードや、セネガルのマネに良いように使われてしまうのではないでしょうか。
一方日本代表は3試合目でポーランドと対戦します。
1週間で3試合目ということもあり、ポーランドの高齢化した選手達がかなり疲弊していますので、そこを運動量で勝負していけたら、少し勝機はあるのかなと思っております。
とにかく引きすぎたら、いずれレヴァンドフスキにやられてしまうので、押し込んで試合を展開するのが理想ですかね…とんでもない要求とは分かっていますけど…
最後にポーランドをまとめた動画をどうぞ!
Poland Team – Ready For Russia 2018
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
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色々まとめましたので、参考にどうぞ↓

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