サッカーパナマ代表の注目選手、予想スタメンを紹介!予選は誤審?

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W杯初出場のサッカーパナマ代表、皆さんどのくらい知っていますか?正直名前くらいですよね…

もちろん私も調べる前は、チームの戦い方どころか、選手の名前すら知りませんでした。

はドラマチックに予選を勝ち抜いてきて(誤審疑惑もありますが)、国内の期待はかなり高いようです。

今回はそんなパナマ代表の有名?注目選手や予想スタメン・フォーメーションを紹介していきます。

イングランド、ベルギー戦を見る前に、少しでも参考にして頂けたら、幸いです。

パナマ代表の紹介

W杯北中米カリブ海予選(誤審もある?)の成績

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北中米カリブ海最終予選を3勝4分3敗で、3位通過しました

10試合で9得点10失点の得失点マイナスでの突破です、凄い効率的ですよね。

ちなみに最終節でこのパナマにまくられたアメリカは、17得点13失点で得失点+4なのです。

パナマ代表と真逆で、なんと非効率的なアメリカ代表!って感じですね。

予選突破を決めた最終節のコスタリカ戦でのゴールは、実は疑惑の得点と、アメリカ中心に大きく取り上げられていたのです。

動画を見て頂ければ、分かると思いますが、CKからのシュートがゴールラインを越えてないんですよね…

Costa Rica vs Panamá gol fantasma segundo tiempo

それまで0-1で負けていましたが、このゴールで勢いを得たパナマ代表が87分にドラマチックな逆転弾を決め、アメリカを抜いてW杯行きを決めました。

これについてアメリカメディアは「世紀の大誤審」と大々的に非難したようです。

気持ちは分かりますが、あなたの国に言われたくないよって感じですよね(笑)

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55位です。

W杯初出場にしては高い印象でしょうか、まあ無難ですかね。

日本よりも高いんですね…決して下に見ているわけではないですが、なんか悔しいですね。

国際大会での成績

前述のとおり、W杯は初出場です。

世界最大のスポーツの祭典、W杯の絶大なるプレッシャーをどこまで感じずに、プレーを見せてくれるかにも注目ですね。

一方、北中米カリブ海のチャンピオンを決めるゴールドカップでは2015年は3位、2017年はベスト8を記録しています。

さらに、この一つ前の2013年は準優勝を記録しています。

こう見てみますと、意外と北中米カリブ海内では、結果を残し続けているんですね。期待できそうな予感がしませんか。

パナマ代表の予想スタメン・フォーメーション

GK
ハイメ・ペネド(ディナモ・ブカレスト/ルーマニア)

DF
ルイス・オバージェ(CDオリンピア/ホンジュラス)

フィデル・エスコバル(ニューヨーク・レッドブルズ/アメリカ)

ロマン・トーレス(シアトル・サウンダーズ/アメリカ)

フェリペ・バロイ(ムニシパル/グアテマラ)

ミゲル・ムリーリョ(ニューヨーク・レッドブルズ/アメリカ)

MF
アルベルト・キンテロ(ウニベルシタリオ/ペルー)

アニバル・ゴドイ(サンノゼ・アースクエイクス/アメリカ)

ガブリエル・ゴメス(アトレティコ・ブカラマンガ/コロンビア)

アルマンド・クーパー(ウニベルシダ・デ・チレ/チリ)
)
FW
ガブリエル・トーレス(ウアチパト/チリ)

直近の試合を参考にしています。

ちょっと戦術とか説明

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予選では他にも4-4-2にして、CBのバロイ外して、ムニシパル所属のFWブラス・ペレスを、最前線のトーレスと組ませる形も採用していました。

しかし3月のベルギー、イングランドを想定したデンマークやスイスとの強化試合では、上記の5-4-1を採用していました。

これに関しては、結果は出ませんでしたが、基本的には大国を意識した超守備的なこの5-4-1でいくと思います。

パナマ代表は本当に90分間ハードワークを惜しまず、走り続けます

このように簡単に言うことは出来ますが、明らかにタレントで劣るこの国が勝ち抜けてきた大きな理由は、このハードワークを愚直に遂行することでした。

また守備に関しては、ウルトラディフェンスと表現されているように、まずはガッチリとバスを引いて戦います。

この守備陣は組織的というよりかは、闘いながらゴールを死守するという感じです。

アメリカやメキシコを抑えきった試合では、チーム全体から気持ちを感じました。

また批判を浴びることもありますが、同時に格闘技の選手かな?と間違えてしまうような選手達が、ファールギリギリのプレーをガンガン行います。

このファールの連続やチーム全体のファイトが、相手チームを苛つかせることがありました。これが予選では非常に上手くハマっていました。

実際に試合の動画を見ましたが、審判によってはカードが出そうなプレーを再三行っていました。

この荒さの部分に関しては、審判との相性にかなり左右されそうです。

そして攻撃では、カウンターやセットプレー、ロングボールの機会を待っています。

確かに予選全体の10試合で9ゴールと、少ないですけど、一番必要としている試合では(最終節のコスタリカ戦)2ゴールをもぎ取るなど、勝負強さを感じます。

この勝負強さはチーム全体の豊かな経験と連携から来ていると思います。

実際にこのパナマ代表は、W杯出場国で最も平均年齢が高い国なのです。(平均29才236日)

また平均キャップ数も62と、これも出場国で最多です。100キャップ数を超える選手が6人もいます。

このようにチーム全体で経験豊かですし、互いの連携面では全く心配ないので、競った展開で勝ちや引き分けを拾えるのではないかと思います。

パナマ代表の注目選手の紹介

Los Canaleros(運河の男たち)と、かっこいい愛称を持つサッカーパナマ代表の注目選手を見ていきます。

ハイメ・ペネド

パナマ代表の守備を一番うしろから支えてくれる守護神です。

ルーマニアのディナモ・ブカレストに所属してる、数少ない欧州組です。

2004年の代表デビューからパナマのゴールを守り続け、ここまで代表キャップはなんと130です。

ペネドの確かなセービング力は、W杯予選からゴールドカップでの躍進まで多くの場面で、パナマ代表を助けています。

実際に2005、2013のゴールドカップでは、ゴールデングラブ(ベストキーパーに送られる賞)を獲得しています。

アメリカのティム・ハワードに競り勝っているわけですからね、凄さは分かって頂けるかと思います。

このW杯では、今まで以上にペネドのビッグセーブが必要とされる展開になるので、ぜひ期待しましょう。

ペネドの動画です。線が細いですけど、セービング力はありそうです!

Jaime Penedo • Dinamo Bucharest – Best Saves 2017

ロマン・トーレス

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パナマのDFを支えるベテランCBです。メジャーリーグサッカーのシアトル・サウンダーズに所属しています。

このトーレスも代表106キャップと、豊かな経験を持っています。

トーレスのプレースタイルは、レスラーと見紛うような風貌そのままのフィジカルを活かした対人守備です。

まあファールにも見えますけどね…

彼の深い献身と強い意志で、チーム全体を前に推し進めてくれます。決して諦めない強さをプレー全体から感じます。

前述のコスタリカ戦での、劇的な逆転ゴールは彼が決めたものです。

本戦でも同じようにゴールをもぎ取ってくれるのか、果たしてどうでしょうか。

そのロマン・トーレスのゴールの動画です。FW顔負けの裏からの走り込みとシュートですね…

GOL ROMÁN TORRES – PANAMÁ 2×1 COSTA RICA – AAAAAAA

アニバル・ゴドイ

メジャーリーグサッカーのサンノゼ・アースクエイクスに所属しているDMです。

このゴドイも28才で、86キャップと経験十分の中堅です。でも完全にスタメンを勝ち取ったのは、昨年のことなんですけどね。

中盤のゴドイとゴメスが堅固に中盤を管理してくれるので、後ろのDFの負担はかなり軽減しています。

ここが運動量で劣ったり、ファイトの部分で負けたりしてくると、アウェイのアメリカ戦0-4や、強化試合のスイス戦0-6のような展開になってしまいます。

相方のゴメスが現在34才なので、このゴドイが尚更頑張らなくてはいけないんですよね…

少なくとも3試合は持ってくれなきゃ困ります。頑張れゴドイ!

ゴドイの動画です。中盤で闘ってくれるDMっていいですよね!W杯でも動画のようなカウンターのシーンを作って欲しいです。

HIGHLIGHTS: Best moments of Anibal Godoy’s time in San Jose

ガブリエル・トーレス

チリのウアチパトに所属しているCFです。

1トップだろうが2トップだろうが、このトーレスがパナマ代表の攻撃を牽引しなければ、話になりません。

多くの試合で押し込まれたら、孤立して何も出来ずに試合を終えてしまいますが、守備の貢献もしっかりと行いますし、カウンターでも存在感を示すので、頼りになります。

2017年だけで代表5ゴールを決めているほど調子が良いので、この調子のままW杯でも暴れて欲しいです。

他のFWの候補であるルイス・テハダや、ブラス・ペレスが共に36,37と高齢なので、このG・トーレスの活躍が必須なのです。

ガブリエル・トーレスの動画です。動画だけで判断してはいけませんが、合わせるのが得意な選手っぽいですね!

Gabriel Torres | Huachipato – Panamá | Goles y asistencias 2018

パナマ代表のまとめ

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パナマ代表はW杯ではベルギー、イングランド、チュニジアと同組のグループGで、

6月19日(火)の0:00にベルギー(フィシュト・スタジアム)

6月24日(日)の21:00にイングランド(ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム)

6月29日(金)の3:00にチュニジア(モルドヴィア・アリーナ)

となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)

今のパナマ代表は確実に充実感に包まれて、失うものも何もないので、ロシアの地で思う存分、自分達のサッカーを世界中に見せつけてくるでしょう。

しかしベルギーやイングランドだけでなく、チュニジアにも勝ち点1ですら難しいと思います。こればっかりはしょうがないですよね…

初のW杯ですし、勝ち点1奪取が現実的な目標でしょうね。

でも、個人的にはベルギーやイングランド相手にジャイアントキリングして、世界中を驚かせて欲しいです。(どうしてもこのような思考が働いてしまいますよね…)

アザールやデ・ブライネ、スターリングやデレ・アリ相手に、カードをもらわない程度にファールをし、フラストレーションを与えまくって、攻撃のリズムを作らせないようにしたら、何かが起きそうな予感がします。

皆さんの中でも、ベルギーやイングランドの選手が好きっていう方も多いと思いますが、その選手がファールを受けても、絶対にイライラしないようにして下さい。

それはパナマ代表の思う壺なのです(笑)

最後にW杯行きを決めた瞬間の実況席の動画をどうぞ。いい動画です、近年は当たり前になっていますが、W杯に行けるって本当に素晴らしいことですよね。

ちなみにこのパナマ代表、W杯後の10月12日に来日し、日本代表と対戦します。

まだ詳しい情報はまだ出ていませんが、スタジアムは新潟のようですね。

半年後の日本代表のメンバーも含めて、色々楽しみですね。(まだ本田さんとか呼んでいるのかな…?)

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

色々まとめましたので、参考にどうぞ↓

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