サッカーメキシコ代表の有名選手、有望若手と予想スタメンを紹介!

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実は6大会連続ベスト16という、安定した成績を残し続けているメキシコ代表。

今大会ももちろんその成績、いやそれ以上を国民は期待していることでしょう。

W杯を何回も経験しているベテランから、ロンドンオリンピックで優勝した期待の若手達と、実はかなりチームのバランスが取れているいいチームなのです。

今回はそんなメキシコ代表の有名選手や予想スタメン・フォーメーションをまとめました。

サッカーメキシコ代表の紹介

W杯北中米カリブ海予選の成績

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北中米カリブ海最終予選を6勝3分1敗で、首位通過を決めました。

2位と5ポイント差の首位通過ですから、かなり余裕を持って通過できたと思われます。

得点が16、失点が7と非常にバランスが良い成績であるのも、本戦への期待が膨らみます。

またライバルであるアメリカを蹴落としての出場ですので、ファンからすれば更に嬉しい大会であるのではないでしょうか。

最新FIFAランキング

15位です。

やはり北中米の長らしい高い順位を記録しています。

またここ10年安定して20位あたりを記録しているので、ただ一つの大会で結果を残して、その直後だけ高いということではありません。

流石W杯6大会連続ベスト16といったところでしょうか。

国際大会の成績

何度も言っていますが、W杯は6大会連続で出場し、ベスト16を記録しています。

しかし最高成績はかなり遡って、32年前の1986年でのベスト8なんですよね。(ちなみにこの時は自国開催でした)

2017年のコンフェデレーションズカップは4位を記録。

また北中米カリブ海のチャンピオンを決めるゴールドカップでは、2015年は優勝、2017年はベスト4を記録しています。

北中米内ではもちろんですが、世界を舞台にも結果を残していますね。

サッカーメキシコ代表の注目選手

北中米の雄であるメキシコ代表の注目選手を見ていきます。

メキシコ代表の予想スタメン・フォーメーション

GK
ギジェルモ・オチョア(スタンダール・リエージュ/ベルギー)

DF
ミゲル・ラジュン(セビージャ/ポルトガル)

ネストル・アラウホ(サントス/メキシコ)

エクトル・モレノ(レアル・ソシエダ/スペイン)

カルロス・サルセド(フランクフルト/ドイツ)

MF
ディエゴ・レジェス(ポルト/スペイン)

エクトル・エレーラ(ポルト/スペイン)

アンドレス・グアルダード(レアル・ベティス/スペイン)

FW
イルビング・ロサノ(PSV/オランダ)

ハビエル・エルナンデス(ウェスト・ハム/イングランド)

ヘスス・マヌエル・コロナ(ポルト/ポルトガル)

直近の試合と今季のパフォーマンスを参考にしています。

追記6月23日:答え合わせを置いておきます。ベラを使ってくるとは思いませんでした…しかもいいパフォーマンスを見せていましたし…

ちょこっと解説

フォーメーションは予選では4-3-3を多く採用していましたが、練習試合では変則的な3-3-1-3に途中で移行したりしていたので、柔軟に変更していく可能性もありますね。(そんなにうまく機能してなかったんですけどね…)

メンバーに関しては、海を渡って活躍の場を、欧州に移している選手が多くいますね、やはり良いタレントを揃えているのが分かります。

特に前線は競争が激しくて、このメンバーの他にも、ベンフィカに所属しているFWラウール・ヒメネスや、昔アーセナルにも所属していた右WGカルロス・ベラといった優秀な選手が控えています。(今季はそれぞれクラブでの出場は少なかったのですが…)

また中盤の3人はそれぞれ能力と実績を兼ね備えている連動性がある選手たちです。ここがメキシコのエンジンとも言えるポジションです。

その中盤の一人、エクトル・エレーラのプレースタイルを詳しくまとめました↓

ご存知のかたも多いであろうドス・サントスが、この中に割って入れるとは思えません。

GKから最前線のセンターラインを代表、クラブで実績がある選手で固めて、ウィングを中心にサイドは活きのいい若手が入ってくるという感じですかね。

少し気になるのは現在グアルダードとモレノ、アラウホそれぞれ怪我をしているということです。

一応皆6月には復帰すると監督は伝えていますが、センターの要となる三人がコンディションに不安を抱えているのは、好ましい状況ではないですね。

後、中盤にDMを担当できる選手がいないのも気になります。

まあ予選から自分達でボールを保持しながら攻撃していくので、それほど気にならなかったのでしょうか。(グループリーグにドイツがいるんですけどね…)

メキシコ代表の有名選手

ハビエル・エルナンデス

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イングランドのウェスト・ハムに所属しているFWです。29才にしてここまで代表47ゴールを記録し、メキシコの歴代最多得点者です。

名門ユナイテッドに所属していた時、チチャリートの愛称で愛されていたので、かなり有名だと思います。

またレアルやレバークーゼンにも所属していました。こう見てみますと、有名クラブにしか在籍していませんね。

生粋の点取り屋らしくゴールの嗅覚が抜群で、パスの出し手がいてほしいポジションに常に位置してくれます。

また裏への抜け出し、ワンタッチでパスに合わせる技術も持ち合わせており、フィニッシャーとしては世界有数のレベルの選手だと思います。

もちろんメキシコの攻撃の中心ですので、彼に多く期待をしたいのですが、今シーズン移籍したウェスト・ハムではいいパフォーマンスを見せることが出来なかったのです。(英国紙のインディペンデンスでは今シーズンのワースト補強の一人に挙げられていました)

この崩しきったフォームを、どこまで戻していけるのかも気になるところです。

まあ経験豊富な「チチャリート」ならそれほど心配しなくても大丈夫だと思うんですけどね…

ハビエル・ヘルナンデスの動画です。チチャリートのエリア内での強さは必見です!

Javier Hernandez ● Amazing Skills and Goals Show ● 2016 ● Bayer Leverkusen ● México

アンドレス・グアルダード

レアル・ベティスに所属している攻撃的な中盤の選手です。非常にユーティリティなので、中盤ならどこでも出来る便利な選手です。

また代表キャップ数144を記録しているメキシコの大黒柱です。時にはキャプテンマークを巻くこともあります。

スペインのクラブに長年在籍したおかげでしょうか、彼のプレースタイルは非常にスペインらしいのです。

足下に絶対の自信を持っており、柔らかいトラップから正確なパス、スピードはないけどスルッと抜いてくるドリブル等を武器に、中盤から攻撃をどんどん演出するのです。

パスに関しては、細かいコンビネーションで相手のブロックを崩していくのはもちろん、時には大きく展開を変えるために、正確なロングボールやサイドチェンジも使えるので、高いセンスを感じます。

中盤からパスで試合を作る、まさに典型的なゲームメイカーですね。もちろんセットプレーのキッカーも務めます。

ドリブルはスピードに頼るものではなく、体全体のフェイクや細かくて正確なタッチを駆使して、相手の逆を取り前へ持ち運んでくれます。

上背はないですけど、かなり前への推進力を産んでくれる選手です。

守備はそれほど得意ではなく、あくまで運動量と読みによるポジショニングでこなしている印象です。

グアルダードのプレースタイルをまとめました↓

アンドレス・グアルダードの動画です。グアルダードの左足からのパスはやはり見応え抜群です!

Andrés Guardado 2017 – ✨GENIO✨ Asistencias y Jugadas.

ミゲル・ラジュン

ポルト所属で、今季スペインの強豪セビージャにローン移籍をしていた右SBです。

1月に移籍してきて、それ以降完全にセビージャでスタメンを確保していました。またレアル相手に勝利した時に、得点を決めているので、それで覚えている方もいると思います。

とにかく攻撃が大好きなSBで、前に一気に推進していくドリブルは非常に魅力的です。

運動量も豊富なので、常にサイドでパスのはけ口としてボールを受けてくれます。彼がいることで、サイドの攻撃を広く維持することが出来るのです。

またパスの精度も全体的に高くて、クロスもかなり鋭く精度の高いボールを供給できます。

その割に見かけないのはチームの戦術なんですかね…もっと見たいんですけどね

前線にパスを送り、攻撃を作るのも出来ますが、SBの選手にしてはかなりシュートの意識が高いです。

W杯でSBにしてはよくシュート打つなぁと思ったら、もしかしたらその選手はラジュンかもしれません。

ミゲル・ラジュンのプレースタイルを詳しくまとめました↓

ミゲル・ラジュンの動画です。この動画でも十分凄さは伝わると思うのですが、今シーズンのパフォーマンスの方が良かったんですよね…

● Miguel Layun — Defensive Skills & Crosses — Pre-season — SkillZ Nation ●

ギジェルモ・オチョア

2014W杯の印象的なパフォーマンスとその髪型で覚えている方も多いかもしれません。

90キャップを超えるメキシコの守護神です。今はベルギーのリエージュに所属しているようです。

クラブレベルではあまり見かけることはない選手ですが、代表となるとやはり絶対的な信頼感のあるキーパーで、その積極的な飛び出しもかなり成功率が高いようです。

ロシアの地でも、再びマン・オブ・ザ・マッチを取るようなパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

ギジェルモ・オチョアの動画です。ブラジル戦とオランダ戦は神懸っていましたよね…この髪型の人です。

Guillermo Ochoa Best Saves ● World Cup 2014 HD

メキシコ代表のブレイク必至の若手

イルビング・ロサノ

今季オランダのPSVで大爆発した左WGです。試合によっては右もセンターもやるようですが、殆どが左での出場です。

元から国内では評価の高く、欧州挑戦も時間の問題と言われていた選手で、やはりその能力に間違いはありませんでした。

22才の欧州1年目でいきなりPSVのスタメンを確保するだけでなく、29試合で17ゴール11アシストと、とんでもない成績を残したのです。

もうすでにユベントスやチェルシーなどのビッグクラブが狙っているという話も出てきています、これだけでも凄さは伝わりますよね。

自慢のスピードを存分に活かして、左からドリブルを仕掛けていくのが得意とするプレーです。利き足が右なので、どんどんカットインしていきます。

そこからのシュートもまた一級品でして、その小さな体のどこにそんなパワーが眠っているのかと聞きたくなるようなミドルシュートをガンガン飛ばしてきます。

パスに関しても11アシストの数字が示すように、かなり精度は高いです。

彼のスピードに乗ったドリブルしながら正確なパスを送る技術は、もうすでに上記のようなクラブでも通用するのではないかと思っています。

イルビング・ロサノのプレースタイルを詳しくまとめました↓

イルビング・ロサノの動画です。ドリブルからのシュートは絶品ですね。

Hirving Lozano 2018 – Crazy Skills & Goals HD

ヘスス・マヌエル・コロナ

今季ポルトで37試合に出場している右WGです。この選手も前線を広くプレーできますが、右を主戦場としています。ちなみに年齢は25歳です。

この選手もかなりドリブルを得意としており、勢いよくサイドを駆け上がってくれます。

単純な真っ直ぐなダリブルだけでなく、上手くブレーキを掛けて緩急を自在に操ることも出来ます。

前に運ぶというのをかなり意識しているようで、よくドリブルで奥深いところまで侵入していくところが印象的です。

そこからのパスも精度が高く、相当数チャンスを演出してくれます。特に彼のクロスは、ポルトの大きな攻撃源ともなっています。

また両足ともに高い水準で使えるので、少しかわしただけでもパスコースが出来、中にクロスを送ることも出来ます。

この両WGが今回のメキシコの命運を、大きく握っていると思います。

この二人がシーズンの勢いそのままW杯に臨めれば、かなり面白い攻撃を展開してくれるでしょう。

そして中に待ち受けるはあの「チチャリート」ですからね…是非期待して見てみましょう。

ヘスス・コロナの動画です。両足を駆使したドリブルは必見です!

Jesús “Tecatito” Corona – Mejores Goles y Jugadas 2016/2017 || Selección Mexicana y FC Porto || HD

メキシコ代表のまとめ

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メキシコ代表はグループFで、ドイツ、韓国、スウェーデンと同組で、

6月18日(月)の0:00にドイツ(ルジニキ・スタジアム)

6月24日(日)の0:00に韓国(ロストフ・アリーナ)

6月27日(水)の23:00にスウェーデン(セントラル・スタジアム)

となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)

やはりドイツが一つ抜けていて、残り一つの枠をメキシコとスウェーデンが争う形になると思います。

1戦目のドイツを最小失点で乗り切って、韓国に勝ち、3試合目のスウェーデン戦が天王山になる形ですね。

スウェーデンもあのイブラヒモビッチが出場しないとはいえ、かなりいいチームですので、面白い試合が見られそうです。

このように7大会連続でベスト16には行けそうですが、このグループFの2位は、次にグループEの1位と対戦するんですよね…

グループEはブラジル、セルビア、スイス、コスタリカです。よほどのことがない限り、そこはブラジルが来ますよね。

やはり悲願であるベスト8進出は、少し難しそうだなという感想です。

でも行うサッカーは面白いですし、6年前のオリンピック優勝メンバーも多くいるので、是非期待して下さい。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

色々まとめましたので、参考にどうぞ↓

メキシコ人の選手

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