画像出典:https://sbisoccer.com/
ロシアワールドカップで日本をベスト16に導いた西野監督の去就について、大きな注目がされていましたが、、、
どうやら日本サッカー協会は、ドイツのユルゲン・クリンスマンを招聘するようですね。
これは従来の外国人監督の路線ということで、色々な声が聞こえてきています。
果たしてカタールワールドカップには、クリンスマンJAPANで臨んでいるのでしょうか?
ではクリンスマン監督の戦術や経歴などを見て、先に予習をしておきましょう。
クリンスマンのプロフィールと経歴
生年月日:1964年7月30日
年齢:53才
選手としての文句なしの経歴
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ドイツ歴史でも、有数のストライカーとして活躍。
昔からドイツは自国のサッカーリーグが発達していたので、海外に挑戦する選手が少なかったのですが、
このクリンスマンは数多くの国に移籍し、それぞれの国のサッカーを経験しています。
これがそのまま彼の長所にもなるのではないでしょうか。
キャリアの始まりは自国ドイツのシュツットガルトです。
その後、イタリアのインテル、フランスのモナコ、イングランドのトッテナムを経て、ドイツのバイエルンへ帰還。
再び外国のサンプドリアやトッテナムに挑戦しますが、これ以降はそれほど振るわず、このイングランドの地で現役を引退します。
一応その後、アメリカのアマチュアクラブで1年だけ復帰したこともあります。
これだけ移籍してその先々で活躍したのは流石の一言です。
一番凄かった時代はいつなんでしょうか?
最優秀選手に選ばれたトッテナム時代?
それとも若い頃、得点を爆発的に奪ったシュツットガルトの時ですかね?
それだけでなく、インテルや30才を超えてもバイエルンではUEFAカップ優勝にも貢献していますからね…
全盛期が長すぎますね。
クリンスマンのゴールを集めた動画のリンクです。一つ一つのシュート技術が高すぎます!自分の贔屓のクラブに欲しいくらいです(笑)
Jürgen Klinsmann- Top 7 goals(Spurs and Germany)
また東西ドイツであった頃の西ドイツ、その後のドイツ代表として、1990、1994、1998年W杯に出場、どの大会でも得点を記録しています。
1990イタリアW杯では、西ドイツの優勝にも大きく貢献しています。
流石にリアルタイムでは見たことないのですが、
調べたら、この時は、ローター・マテウスやルディ・フェラー、ブッフバルトとかがいた時代なんですね。
しかも監督はあのベッケンバウワーさん!
クリンスマン含めて、皆レジェンドですね!
また長年にわたりキャプテンとしてチームを引っ張り、通算で108試合出場47ゴールと、素晴らしい成績を残しています。
出場数はドイツで歴代6番目、ゴール数は歴代で4番目となっております。
文句なしの名選手ですね…
監督としての少し微妙な経歴
監督としては、2004年からドイツ代表監督に就任し、自国開催の2006ドイツW杯では3位。
その後2008年には、国内名門のバイエルンの監督に就任、こちらは就任1年もしないうちに解任されてしまいます。
2011年に再び監督業に戻ってきたクリンスマンは、アメリカ代表監督に就任します。
このアメリカ代表では、北中米・カリブ海のチャンピオンを決めるゴールドカップで優勝や、2014 ブラジルW杯出場など結果を残します。
ブラジルW杯ではベスト16を記録しています。
しかし、現在行われているロシアW杯の予選で思うような結果を残せず、2016年に再び解任されてしまいます。
なので現在はフリーで、解説などをしているようです。
ドイツ代表の監督としては結果を残していますが、バイエルンでは大失敗。
またアメリカ代表ではそれなりに成績を残していますが、どれも北中米・カリブ海での成績です。
あそこ基本はメキシコくらいしか強いところないですからね…(偏見ですかね)
抱えている選手の自力を考えたら、正直クリンスマンの手腕どうこうではないんじゃないかな…という印象です。
追記:ブラジルW杯では、ガーナを破ったり、ポルトガルやドイツ共いい試合を行っているんですね…失礼しました。
動画見たら、思い出しました。デンプシーとかいましたね、懐かしいです。
クリンスマンの戦術は?日本代表に合うか?
選手時代は華麗なストライカーであったようですが、監督としてはフィジカル重視、近年ドイツのサッカーとは真逆のイメージですね。
実際バイエルン時代の評判は現場から見ても悪いようで、
あの近年ドイツを代表する名選手、ラームが名指しで批判したことがあるほどでした。
一流の戦術眼を持っているラームが「彼は戦術に時間を割かなかった」と言っていると、無茶苦茶説得力がありますよね(笑)
またアメリカ代表でも、戦術的な深みのあるサッカーはしておらず、それで批判も受けていました。
基本的には個々人の能力頼みであったようです。
超長期的に日本サッカーをフィジカル重視に、根幹から変えていくならともかく、
4年のスパンで彼が望むような選手、環境が整うのかな?と思ってしまいます。
一方でモチベーターとしては一流との声が大きいです・
チーム内競争に重きを置き、緩んだ雰囲気を作らせない、勝利への意識が高い集団に持っていくことは得意なようです。
実際にドイツ代表でもバイエルンでもアメリカ代表でも、本当にどこでも改革に取り組み、新しい血を入れようと試みます。
今の少し高齢化した日本代表のメンバーを考えれば、悪い手ではないのかな?とも思います。
総合的に見ると、どっちだよって感じですね(笑)
クリンスマンはイケメンだからメディア映えするはず!
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こんな偏見を持っていてはいけませんが、これが意外と大きいのではないでしょうか?
西野監督も2010の岡田監督も、正直見た目ではこのクリンスマンと勝負になりません(本当に失礼で、申し訳ありません)
また日本でモロッコのルナール監督が話題になったように、やはり華がある監督は絵になります。
53才のミドルダンディ、こんな感じのイケメンですので、広告も組みやすいと思います。
まあ広告とか関係なく、普通にカッコいいですもんね(笑)
ちなみにこちらが現役時代のロン毛で爽やかなクリンスマン選手です。かなり人気出ますよね、これは…
画像出典:https://thesefootballtimes.co/
ベルギー戦でのコメント
イギリスのBBCの日本代表とベルギー代表の一戦の解説を務めていて、
「日本の敗退を悲しく思う。しかし、彼らは顔を上げて帰国するだろう。最後まで戦い、自分たちの強さを証明した。70分まで彼らが勝者になるように見えた」
と私達日本人が照れるくらいに称賛してくれる一方で、
「FKやCK時にすべてを前方に進め、後方部が少しオープンになりすぎた。」
と多くの方が指摘している部分を、ちゃんと見逃さずにこのように発言しています。
たしかにカペッロ監督も言っていましたが、最後の得点は本来なら絶対与えてはいけないものでしたからね…
多くのコメンテーターの方は、手放しで日本代表を褒め称えていますが、
クリンスマンさんは、ちゃんと改善すべきところを見て指摘しているので、この経験を無駄にしないで一歩進めるのかなと期待しています。
まとめ
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まだ正式に決まったわけではありませんが、果たしてどうなるのでしょうか?
それにしてもクリンスマンさんですか…やっぱり日本ってお金ある国なんですよね…
凄いですよね、超レジェンドですもん、イニエスタと同じくらい集客効果あるんじゃないでしょうか?
でも長いシーズンを闘うクラブならともかく、1戦1戦がより重要になる代表の試合では、
ピッチでの瞬間的な意思疎通が出来ないと、ちょっと難しいと思うんですよね…
通訳を介してよりかは日本人の監督でもいいのでは?とも思いました。
まあ決まったらそれはそれで、いつものように応援するんですけどね(笑)
ちなみに日本代表は9月にコスタリカ代表、10月にパナマ代表と強化試合を行うので、
そこでどのような選出を行い、どんな戦術を採用するのか…また1つ楽しみが増えましたね!
注目です!
コスタリカ代表やパナマ代表についてもどうぞ↓
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