人口が約33万人と、W杯出場国の人口最少記録を塗り替えたサッカーアイスランド代表。
前回EUROでイングランドを破り、その名を世界中に知らしめ、本予選でも首位通過をし、小国の躍進と讃えられています。
今回のW杯でも同じような衝撃を与えてくれるのか、非常に強くて楽しみな国の一つです。
そんなアイスランド代表の有名、注目選手や予想スタメン・フォーメーションをまとめました。
サッカーアイスランド代表の紹介
W杯欧州予選の成績
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欧州予選グループIを7勝1分2敗で、首位通過を決めました。
このグループはクロアチア、ウクライナ、トルコが同居する「死のグループ」でした。
ここをアイスランドが首位通過するなんて予想していた方は少ないでしょう。
しかもホームでは全勝と、完全に要塞と化していました。
最新FIFAランキング
22位です。
すごく高いですね、もちろん結果を残しているから当たり前なんですけど、しっかりと評価されていますね。
6年前には131位でしたので、そこからよくここまで上げてきましたよね。
成長率は世界一と間違いなく言えるでしょう。
もちろん最近は、過去最高順位で推移していますので、アイスランドの黄金世代で間違いないです。
国際大会の成績
もちろんW杯は今回が初出場です。
EUROに関しても、前回の2016大会が初出場でした。
記憶に新しいですが、その大会でいきなりベスト8ですからね…
作り話みたいに出来過ぎですよね。
サッカーアイスランド代表の有名、注目選手
現在進行系でシンデレラストーリーを歩み続けているアイスランド代表の選手を見ていきます。
アイスランド代表の予想スタメン・フォーメーション
ハンネス・ソール・ハルドーソン(ラナースFC/デンマーク)
DF
ホロドゥル・マグヌソン(ブリストル・シティ/イングランド)
スヴェリル・インギ・インガソン(FCロストフ/ロシア)
ラグナル・シグルドソン(FCロストフ/ロシア)
ビルキル・マール・サエバルソン(ヴァルル/アイスランド)
MF
エミル・ハルフレドソン(ウディネーゼ/イタリア)
アーロン・グンナルソン(カーディフ/ウェールズ)
ヨーハン・ベルク・グズムンドソン(バーンリー/イングランド)
ギルフィ・シグルズソン(エバートン/イングランド)
ビルキル・ビャルナソン(アストン・ヴィラ/イングランド)
FW
アルフレズ・フィンボガソン(アウクスブルク/ドイツ)
直近の試合と今季のパフォーマンスを参考にしています。
戦術をちょっと説明
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基本的に4-2-3-1を採用しているので、本番であるW杯もこれで臨むと思います。
このアイスランドは、規律よく組織されています。その規律の良さは、特に守備時にはよく出ています。
まずポゼッションは好まないで、相手に許します。
常に前線はボールホルダーにプレスをかけて、ボールの後ろに10人の選手を置く堅い守備を展開します。
そのプレスもただ守備するのでなく、カウンターの攻撃機会を常に伺いながら行うのです。
前線同士のポジションをたがいに把握しながら、すぐにカウンターにも移れるように、綺麗に連動しています。
CBがしっかり弾き、MFが縦パスを入れさせないようにポジションを取り、前線からのプレスに引っかかれば、攻守ともに上手く機能している時のアイスランド代表です。
前回EUROのイングランド戦なんかは上手くハマっていました。
一方ボールキープはそれほど上手く出来ないので、完全に押し込まれ、前線での取りどころがないと次第に決壊してしまいます。
急に個々人のミスも増えるんですよね。
前回EUROのフランス戦なんかは、象徴的な試合だったと思います。
守備的ですけど、完全な守備なチームではないという印象です。
攻撃は猛烈なプレスの勢いそのまま前に推進していくカウンターがやはり中心になります。
チームとして運動量が豊富なので、シグルドソン、グズムンドソンを中心に多くの選手が参加します。
手数少なくシンプルな攻撃で、いく時は凄まじい勢いでいくという感じです。
アイスランド代表の有名選手
シグルズソン
イングランドのエバートンに所属している2列目の選手です。
戦術理解度も攻撃のセンスも非常に高いので、どこでも対応できますが、トップ下が一番機能していると思います。
シグルドソンはそのキック精度に注目して下さい。
彼が出すパス、彼が打つシュートはアイスランドの大きな武器となります。
どちらもプレミアでも屈指のレベルなので、シグルドソンがボールを持つと何かしてくれる雰囲気が出てきます。
また彼のセットプレーは非常に脅威となります。
直接フリーキックはもちろんですけど、コーナーキックや遠目からのフリーキックの怖さも群を抜いています。
これはキックの精度だけでなく、アイスランドのスタメンの11人中8人が、182cm以上であるというのも影響していますけどね。
つまりキックの精度も良くて、そこに荒波に揉まれたヴァイキングの巨漢達が突っ込んでくるということですね。
シグルドソンのプレースタイルをくわしくまとめました↓
シグルドソンの動画です。やはりキックが上手すぎます!自由にさせてはいけませんね!
Gylfi Sigurdsson | Everton Goal | Elite Goals & Skills – Season 2017/2018 (HD)
グズムンドソン
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イングランドのバーンリーに所属している右サイドハーフです。
グズムンドソンもシグルドソンと同じく、アイスランド代表の攻撃の中心です。
長短共にパスの精度が非常に高く、攻撃の起点となるスルーパスや、一気にカウンターを仕掛けるロングパスなど非常に多彩で、試合中よく見かけます。
またアイスランドの選手らしく運動量も90分間変わりません。
この運動量を盛大に活かして、攻撃時だけでなく守備時にも大きく貢献してくれます。
終盤でも自陣で奪ったところから最後まで攻撃参加してくれるほど、長い距離をスプリントしてくれるので、非常にありがたい選手ですよね。
このような強さが前面に出ている選手は、アイスランドの象徴のような感じがします。
グズムンドソンのプレースタイルを詳しくまとめました↓
グズムンドソンの動画です。雰囲気に似合わず、パスの精度がむちゃくちゃいいです!
Johann Berg Gudmundsson | Burnley | Amazing Goals & Skills 2017/2018
フィンボガソン
ドイツのアウクスブルクに所属しているFWです。
このフィンボガソンも豊富な運動量を有しており、最初にボールホルダーにプレスを掛ける役割を徹底して行ってくれます。
取れそうなところは厳しいハイプレスを仕掛けますが、チームとして追い込んでいる時は、きちんとパスコースを潰しながら追い込むことも出来、頭を使いながら守備での貢献がかなり高いFWだと思います。
またFWらしくシュートの精度は高いです。パワーがあるため、足の振りだけでも良いのが飛んでいきますし、単純に合わせるシュートも好んでいます。
カウンター時には、上の二人がかなりいいボールを供給してくれるので、フィンボガソンがフィニッシャーとなることが多いです。
フィンボガソンのプレースタイルを詳しくまとめました↓
フィンボガソンの動画です。エリア内での嗅覚が流石一流FWですね!
Finnbogason – Icelandic Sensation
インガソン
ロシアのFCロストフに所属しているCBです。
最近流行りのボールを巧みに操るタイプのCBとは、真逆の選手です。
188cmの体を活かした空中戦だけでなく、長い脚でインターセプトや鋭いタックルなど、対人守備の能力がとても優れています。
また最後の壁として体を張りながらシュートストップしたり、どんなボールもクリアする姿は周りに安心感を与えます。
この強さは守備だけでなく、セットプレーの攻撃においても大きな武器となります。
イガンソンの動画です。まさにファイターのような強さは見ていて気持ちいです!
Sverrir Ingi Ingason – Crazy Skills Show – 2017/2018 HD
アイスランド代表のまとめ
アイスランド代表はW杯では、グループDでアルゼンチン、ナイジェリア、クロアチアと同組で、
6月16日(土)の22:00にアルゼンチン (スパルタク・スタジアム)
6月23日(土)の0:00にナイジェリア(ヴォルゴグラード・アリーナ)
6月27日(水)の3:00にクロアチア(ロストフ・アリーナ)
となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)
私は今大会のアルゼンチンはそれほど強いと思っておらず、又クロアチアをかなり評価しているので、それを踏まえますと、クロアチア1位通過、アルゼンチンとアイスランドで2位争いを予想します。
つまり1戦目がいきなり超重要な試合となると思います。
今のアルゼンチンは中盤から圧倒的に押し込んでくるサッカーは出来ていないので、完全に押し込まれることはないと思います。
そこで前線からうまく引っ掛ける事が出来るなら、良い展開に持ち込めそうですけど、難しいですかね…
まあいざという時のメッシという個人技もありますからね、正直ここはアルゼンチンの勝利と予想します。
そうなるとアイスランドはグループリーグ敗退ですかね。あくまで予想ですので、ご容赦を。
最後にアイスランドの勝利後のパフォーマンどうぞ。かなりカッコいいです!
Islandia festeja al estilo vikingo tras eliminar a Inglaterra
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
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色々まとめましたので参考にどうぞ↓
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