日本代表は5月30日にサッカーガーナ代表と対戦しますね。
W杯本番のセネガル代表の仮想敵として、必ず勝たなければならない相手ですね。
そこでおさらいとしてサッカーガーナ代表の有名、注目選手、予想スタメン等をまとめてみました。
参考にして頂ければ幸いです。
サッカーガーナ代表の紹介
W杯アフリカ予選の成績
アフリカ最終予選グループEを6戦1勝4分1敗と、3位でW杯には行けず。
このグループに他にはエジプト、ウガンダ、コンゴがいました。順位は上からエジプト、ウガンダ、コンゴです。
確かにサラーを擁するエジプトはしょうがないにしても、ウガンダにも負けているはよろしくないですね…
この結果を見て頂ければ、分かると思いますが、今のガーナ代表は一昔前のエッシェンやギャンが活躍していた頃に比べたら、かなり小粒になっています。
最新FIFAランキング
50位です。
私は意外と高いと思いました。これでもここ10年ではかなり低い方でありまして、2010年W杯の後は16位を記録していました。
最近の国際大会での成績
2010W杯はベスト8まで行き、ウルグアイに敗れる。
2014W杯はグループリーグ敗退でした。
2006年もベスト16を記録していて、3大会連続でW杯本戦に出場を果たし、アフリカでは強い国という印象を抱いている方も多いと思います。
実際2010年の頃の完成度はかなり高かったです。
ピークが2010年としたら、徐々に下がってきていますね。次世代のアフリカを代表するようなスターが出てきていないのが問題なのでしょうかね。
サッカーガーナ代表の注目選手
ガーナ代表の予想スタメン・フォーメーション
リチャード・オフォリ(マリッツバーグ・ユナイテッド)南アフリカのクラブ
DF
ルーマー・アグベニュー(スポルティングCP)
カシム・ヌウ(ヤングボーイズ)
ダニエル・アマーティ(レスターシティ)
ハリソン・アッフル(コロンバス・クルー)アメリカのクラブ
MF
エベニーザー・オフォリ(ニューヨーク・シティFC)
ワカソ・ムバラク(アラベス)
オポク・アンポマー(ワースラント=ベフェレン)ベルギーのクラブです。
ゴッドフレッド・ドンサー(ボローニャFC)
クリスティアン・アツ(ニューカッスル)
FW
ラファエル・ドワミーナ(FCチューリッヒ)
直近のW杯予選数試合を参考にしています。
見慣れない選手ばかりですけど、意外とプレミアリーグなどの欧州5大リーグに所属している選手もいます。
センターラインが皆20代前半なので、今は世代交代の最中なのでしょう。
CBのアマーティとウィングのアツはいい選手ですが、現在それぞれ怪我をしているので、もしかしたら今回帯同してこないかもしれません。
プレミアのスウォンジーに所属しているアイェウ兄弟を忘れていました!申し訳ありません。
兄のジョルダン・アイェウは、今シーズンFWとして7ゴールを記録。
弟のアンドレ・アイェウは、シーズン途中でスウォンジーに移籍しましたが、期待に答えることが出来ずに、チームは降格と、兄弟揃って望むようなシーズンを過ごせませんでした。
しかし、地力はある選手ですので、今回の来日メンバーに入ってもおかしくありません。
アンドレ・アイェウは右サイドを主戦場としていますので、スタメンで出てくる可能性大ですね。
FWのジョルダン・アイェウの方は、同ポジションに若くてポテンシャル抜群のドワミーナがいるので、微妙ですね。私はドワミーナを見たいです。
あれ?ガーナ代表の有名選手は?
多くの方が知っているであろうガーナ代表の有名どころの選手がいません。
それぞれ見ていきましょう。
ケヴィン=プリンス・ボアテング(フランクフルト)
このボアテングは2014W杯の最中に、当時の監督に下劣な言葉を使い、侮辱したとされ、ガーナ代表から永久追放となっています。
通算成績も立派で、今もドイツのフランクフルトに所属して、まだまだやれることを証明していますが、色々と問題を引き起こす性格がそれを妨げているのでしょうね。
クワドォー・アサモア(ユベントス)
あのイタリアの名門であるユベントスに所属しているMFの選手です。
普通でしたら、ユベントス所属ならいつでも呼ばれてもおかしくないのですが、このアサモアは2014年以来代表に招集されていません。
上記のボアテングのように監督、協会との衝突という情報も見つからなかったので、原因はよく分かりません。
ユベントスでほとんど試合に出ていないから、呼ばれていないということもありえますかね?
アサモア・ギャン(カイセリスポル)
このギャンをご存知の方はかなり多いと思います。
ガーナ代表の最多出場記録、最多得点記録を持ち、近年のガーナ代表のサッカーを引っ張ってきた選手です。
現在はトルコリーグのカイセリスポリに所属しています。
残念ながらこのトルコの地では思うような結果を残せていません。
それよりも怪我でまともに試合に出場できていません。なんと今シーズン90分フルで出た試合は一つしかありません。
もちろんこのトルコに移籍するまで(2017年夏)はコンスタントに招集されていましたが、直近の代表にはその怪我の影響で呼ばれていません
そして上記の怪我はUnknown Injury と書いてあったので、内容は分かりませんでした。怪しすぎますね…
これらを考えますと、今回の日本戦にはこのギャンは引き続き呼ばれないものだと思います。
注目してほしいガーナ代表の選手
決して超有名ではありませんが、確かな能力を持っている選手はちゃんといます。
そして若手中心ですので、これから先も楽しみな選手たちです。
ドワミーナ(FCチューリッヒ)
今シーズンスイスリーグで、9ゴール8アシストを記録した22才の若手FWです。
今シーズンの数字も素晴らしいのですが、16/17シーズンには37試合で30ゴールを決めていました。
とんでもないゴールマシンで、ロナウドやメッシレベルの得点率ですよ。
ちなみにプレミアリーグのブライトンが、ドワミーナ獲得寸前だったようです。(メディカルで引っかかったようです)
もしかしたら今回の移籍市場でもまた動くかもしれないので、要注目ですね。
ドワミーナの動画です。アフリカンらしい身体能力に注目です。
Raphael Dwamena – FC Zürich 2017 Goals/Assists/Skills
ドンサー(ボローニャFC)
イタリアのボローニャに所属している中盤の選手です。この選手も年齢は21と若いです。
大柄ではないのですが、豊富な運動量を活かして攻守に顔を出して、チーム全体に貢献してくれます。
特にドリブルを使って、前に推進する時の迫力は見ごたえがあります。
相手エリア深くに走り込んできて、攻撃参加という形も持っているので、非常に捉えづらい選手だと思います。
イタリアで結果を残しているので、インテルやラツィオが狙っているという話が出てきています。
まだ21才と若いので、今回の強化試合以降の活躍にも期待ですね。
どうでもいいのですが、ゴッドフレッド・ドンサーって名前、無茶苦茶かっこよくないですか?
ドンサーの動画です。足の振りが早いので、シュートがえげつないです!
GODFRED DONSAH – Unreal Goals, Assists and Skills – 2017/2018 || HD
アツ(ニューカッスル)
イングランドのニューカッスルに所属している2列目の選手です。
この選手は26才ですが、今シーズンのニューカッスルの残留に大きく貢献してくれたので、まとめました。
アツはこのニューカッスルの前には、同じくイングランドの名門チェルシーに所属していたので、ご存知の方は多いと思います。
2列目からプレスもしっかりとこなしながら、常にシュートの意識を持っている攻撃的な選手です。
ドリブル突破も得意なのですが、どうしても調子に波がある印象です。
ニューカッスルに移籍して、この部分を克服するための安定感を徐々につけ始めています。これからが楽しみな選手ですね。
アツの動画です。アツは両ウィング担当できますが、カットインが一番活きるのでしょうか
Christian Atsu | Bossin | Skills & Goals 2017/18
アマーティ(レスターシティ)
岡崎選手も所属しているレスターシティの若手右SBです。ガーナ代表ではCBを務めています。
まだクラブではスタメンを勝ち取れていませんが、このガーナ代表では23才にして守備の要となっています。
この歳で代表キャップ数23を記録していますからね…すごい才能です。
決して屈強とは言えませんが、タックル、クリアと守備の基本的な能力は高いです。
アマーティの動画です。いい選手ですが、怪我で見られないだろうなぁ…
BUTS,DRIBBLES,PASSES DECISIVE/DANIEL AMARTEY
まとめ
ガーナ代表は現在ギャンを筆頭とした黄金世代から、世代交代している最中です。
超有名な選手はいませんが、今回のハングリーな若手達が、仮想セネガルとして大いに役割を果たしてくれるでしょう。
そしてセネガルのほうが、このガーナより実力は上です。
ここでつまずくと本戦が心配なので、サクッと勝って欲しいです。(もちろん簡単に勝てる相手ではないんですがね)
日本代表も最後の調整、アピールの場なので、皆頑張って欲しいですね。
と同時にガーナ代表自体はW杯に出場しないので、モチベーション的に最適な相手なのかな?なんて思ってしまいます…
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
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