サッカーの母国イングランド。近年プレミアリーグの盛り上がりに反して、代表としては結果を残せていません。
特にあの小国アイスランドに敗れた2016EUROはかなり衝撃的でした。
あれから多くの選手はしっかりと成長し、いい若手も入ってきました。
今回はいつもと違うイングランド代表を見せてくれるのではないでしょうか?
と言いつつ、国際大会の前いつも同じように期待しては、同じように期待を裏切り続けているので、軽い気持ちで応援します。
サッカーイングランドの紹介
W杯欧州予選の成績
欧州予選グループFを、10戦8勝2分の無敗でトップ通過を決めたイングランド。
これだけを見れば圧倒的だと思うのですが、実は試合の内容はとても褒められたものではなく、国内のファンから批判を受けることも少なくありませんでした。
マルタやリトアニアがいるグループで総得点18ですからね…例えば優勝候補のドイツとかは総得点43です。
正直プレミアリーグのレベルを考えたら、ちょっとこれは物足りないですよね…
最新FIFAランキング
13位です。
一桁を安定して取っていた頃に比べたら、ちょっと物足りません。また活躍している選手のレベルを考えたら、チームとしてもっと上だと思います。
まあFIFAランキングはそれほど当てにならないものと思っていただいても、大丈夫ではないでしょうか。
国際大会の成績
2014W杯は1分2敗でグループリーグ敗退。
2016EUROはベスト16でアイスランドに負け、敗退。
こう見ますと、近年のイングランドは歴史的な酷さですね。どちら大会も深く印象に残っている方も多いと思います。
2014年W杯はイタリア、ウルグアイに負け、最終戦のコスタリカにスコアレスドローで、リーグ最下位で大会を終えました。
2016EUROは1勝2分でグループリーグを突破し、ベスト16で人口約30万人のアイスランドに敗れました。
どちらもイングランドサッカーにおける汚点ですね。むしろどん底からどれほど這い上がってくるのか、今回のワールドカップはそういう意味でも楽しみです。
イングランド代表の注目選手
イングランド代表の予想スタメン・フォーメーション
ピックフォード(エバートン/イングランド)
DF
マグワイア(レスターシティ/イングランド)
ダイアー(トッテナム/イングランド)
ウォーカー(マンチェスター・シティ/イングランド)
MF
ヤング(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
リンガード(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
ヘンダーソン(リバプール/イングランド)
デレ・アリ(トッテナム/イングランド)
トリッピアー(トッテナム/イングランド)
FW
ケイン(トッテナム/イングランド)
スターリング(マンチェスター・シティ/イングランド)
直近のフレンドリーを参考にしています。
追記7月4日:予想とかなり違いましたので、答え合わせを置いておきます…
このメンバーが盤石っぽいですね。
理由をちょっと説明
イングランドのビッグ6を中心にいい選手は揃っている印象です。
ですけど、ジェラードやランパードが率いていたイングランド黄金世代の結果を見ると、いい選手だけでは勝てないのが代表の試合なんですよね。
まずフォーメーションは3月の練習試合で採用していた3バックを、そのまま本番でも採用すると思います。
オランダ、イタリアを相手にして上手く機能していたので、この直前で4バックに移行するのはもったいないと思います。
キーパーは他にもビッグクラブの選手ではないですが、バトランド(ストークシティ)やポープ(バーンリー)といい選手が控えているので、非常に層が厚いと思います。
個人的にはポープを見たいんですけどね…今シーズン、デ・ヘアに次いで高セーブ率を叩き出しているので、期待してしまいます。
DFは練習試合で思いのほか機能していたウォーカーのCB、サウスゲイト監督がほのめかしていたダイアーのCB、レスターのクラブMVPのマグワイアでいくと思います。
ここはシティのストーンズもあると思うのですが、彼は3月の練習試合以降、2試合しか公式戦に出場していないのです。
こうなるとコンディションが心配なので、元々CBでパスの供給が上手いダイアーがスタメンではないかと思います。
左のWBは本来ならローズとバトランドが競り合ってほしいのですが、今シーズンこの二人のパフォーマンスはかなり低調でした。
一方、このヤングはこのポジションで1シーズン戦い抜きました。
またイングランド代表のメンバーにない経験も備えているので、同ポジションのデルフよりヤングを推したいと思います。
実は最終節でローズがかなりいいパフォーマンスを見せていたので、もしかしたらローズが滑り込みでスタメンもあり得るかもしれません。
中盤の3人は3月の練習試合とチェンバレンの怪我で、この3人になると思います。
リンガードはサウスゲイト監督が志向する縦に速いサッカーにかなりハマっていましたし、デレ・アリは例年に比べたら、パフォーマンスは落としていますが、やはり持っている実力は確かです。
ヘンダーソンは時に批判を受ける選手ですが、CLを舞台にした同格以上の相手とのパフォーマンスは、リバプールの中でも群を抜いていたと思います。
守備時の集中力、安定感が優れる、いわゆるチームに落ち着きを与えてくれる選手です。
右WBは期待の若手アーノルドでもいいと思いますが、現段階ではこのトリッピアーに軍配が上がると思います。
FWはそれぞれリーグ戦30,18ゴール決めているので、それほど悩まずに決まると思います。途中から出てくるヴァーディーにも期待です。
個人的には今シーズン立派なパフォーマンスを維持し続けたシェルビー、チェルシー所属ですけどローン移籍先のクリスタルパレスで大ブレイクを果たしたロフタスチーク、ボーンマスでまた一つ成長したクックなども見たいですけど、果たしてどうでしょうか。
追記:この中でロフタスチークだけが選ばれましたね。おのれサウスゲイト…中盤で出てきたら注目してみてください。
イングランド代表の有名選手を紹介!
紹介する必要がないレベルの選手ですけど、有名どころは一応まとめました。
ハリー・ケイン(トッテナム)
イングランドの攻撃を左右するであろうエースストライカーです。
スピード、テクニック、運動量、状況判断、シュート、フィジカルの強さと全く穴がない素晴らしい選手です。
今シーズンはリーグ戦30ゴールの大台に乗りました、また4シーズン連続結果を残しており、安定感も抜群です。
ヴァーディーのチェイシングはよく注目されますが、このケインもきちんとスペースを潰しながらプレスを90分間かけ続けることが出来る選手です。
ケインの動画です。やはりシュートの上手さは群を抜いていますね。
Harry Kane – Hurrikane Skills & Goals – 2017/2018 HD
スターリング(マンチェスター・シティ)
昔から最後の決定力が改善すれば、ワールドクラスと言われていましたが、ペップ監督のもと成長し、そこを克服して真のワールドクラスの仲間入りを果たした選手です。
今シーズン23ゴール17アシストと数字を見るだけでも、その凄さが分かっていただけると思います。
3月の練習試合ではリンガードと完璧なコンビネーションを見せ、チャンスを量産していました。
恐らくケインと並んでも、自分の実力を十二分に発揮するでしょう。
スターリングのプレースタイルを詳しくまとめました↓
スターリングの動画です。今シーズンのスターリングは大きく飛躍しました!
Raheem Sterling – Skills & Goals 2017/2018
カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)
抜群のスピードで右サイドを制圧するSBです。ウォーカーの前への推進力で今シーズンのシティの攻撃は数段階上のレベルに達したと思います。
このウォーカーはビルドアップの能力も優れています。特に今シーズンそれが成長した印象です。
その自慢のスピード、ビルドアップの能力で右CBとしても、世界最高峰の選手だと思います。
実際、練習試合では後ろから広範囲をカバーしながら、質のいいパスも供給できていました。
ウォーカーのプレースタイルをまとめてみました↓
ウォーカーの動画です。突破力があるのでSBでもみたいですが、W杯はCBでの出場だと思います。
Kyle Walker – Passes & Defensive Skills 2017/2018
イングランド期待の若手を紹介!
スタメンで出場するかどうかは分かりませんが、今のイングランド代表は活きのいい若手がどんどん出てきています。
トレント・アレクサンダー・アーノルド(リバプール)
攻撃時のキックの精度がずば抜けて高いSB。
若干19才ですがリバプールのスタメンを勝ち取っているので、もう期待の若手の分類ではないでしょうか?
もちろんフィードだけでなく、スピード、状況判断、視野も広く将来性抜群の選手です。
個人的には守備時の対応がよろしくないという話も聞きますが、今シーズン終盤で更に成長したアーノルドは1対1の対応、フィジカル勝負でもかなり高水準のプレーを見せていると思います。
この成長力も強みですかね。
W杯ではスタメン確実ではないですが、もしCLの決勝でさらなるパフォーマンスを見せてくれたら、イングランド代表の右サイドを駆けるアーノルドの姿が見られるかもしれません。
アーノルドの動画です。鋭いフィードは大きな武器です。
TRENT ALEXANDER-ARNOLD | Goals, Skills, Defence | LIVERPOOL
ジョーダン・ピックフォード(エバートン)
キーパーとしてまず必要なセービング力、特に1対1での強さが光るGKです。落ち着きがあり不用意に反応しないので、ギリギリの対応が可能なのでしょう。
また決して身長が高いわけではないですが、ロングボールの処理も難なくこなしますし、ファールのような競り合いでも決してボールを落としません。
非常にイングランド向きのGKですね。
そしてこのピックフォードの特に注目してほしいところは、ロングキックの精度です。
ボール取ってから、すぐに鋭いキックで前線にチャンスを供給する事が出来るので、カウンター時の大きな脅威になります。
このキックの精度が、ライバルのポープやバトランドとの差になったのかなと思います。
ピックフォードのセービングの動画です。今シーズンのエバートンはお世辞にも守備組織が優れているとは言えませんでした。このピックフォードがいなかったら更にひどいシーズンを過ごしていたと思います。
Jordan Pickford – Magic Saves 2017/18 – Best Saves – HD
こちらはピックフォードのキックの動画です。これは極端な例ですが、精度の高いボールをいつでも供給出来ます。
INCREDIBLE Assist: Pickford v Kazakhstan
イングランド代表のまとめ
イングランド代表はW杯ではチュニジア、パナマ、ベルギーと同組で、
6月19日(火)の3:00にチュニジア(ヴォルゴグラード・アリーナ)
6月24日(日)の21:00にパナマ(ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム)
6月29日(金)の3:00にベルギー(カリーニングラード・スタジアム)
となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)
流石に今のベルギーを倒すのは難しいと思いうので、2位が現実的な目標でしょうか。
チュニジアとパナマには、よほどナーバスにならない限りサクッと倒せると思います。
イングランドも本番に無茶苦茶弱いですが、前回のウェールズに完敗したベルギーの姿を見ると、もしかしたらベルギーもその嫌いがあると思います。
母国の大きな期待がプレッシャーになっていたら、イングランドにもチャンスがありますね。
一方今のイングランド代表は、残念ながら国内ではそれほど期待されていませんから、プレッシャーはあまり感じなさそうです。
それよりも4年後のカタールワールドカップを見据えた大会にすべきという声があるくらいです。
確かに今の若いメンバー中心のイングランド代表は、4年後のほうが可能性はありそうです。
そう考えますと、今大会期待しすぎると、裏切られると悔しいので、そのくらいの気持ちでイングランドを応援しようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
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色々まとめましたので参考にどうぞ↓
イングランドの選手のプレースタイルを詳しくまとめました↓
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