エジプト代表VSウルグアイ代表戦を総括してみた!サラーがいない!

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グループの本命ウルグアイ代表がサラー抜きのエジプト代表相手に1-0で辛勝。

89分のヒメネスのゴールが試合の命運を分けました。

正直ウルグアイ代表は、全体としていいパフォーマンスを見せられませんでした。

若い選手中心にかなり期待していたんですけどね。

まあこれはエジプト代表の奮闘が大きいですかね、DFを中心とした守備は堅いと思っていましたが、

あそこまで中盤から前線までしっかりと機能させてくるとは…

試合に関して

世界最高のストライカー達

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ウルグアイが誇る二人のストライカーは、とてつもなくフラストレーションがたまったことでしょう。

昨日の試合で代表99試合に出場したことになるスアレスは、これまで51ゴールを決めています。

しかしエジプト戦では、確実に決めなければならないゴールを3つほど外してしまいまたね。

またリズム良く攻撃できないことも手伝って、かなり後ろまで下がってくることもありました。

まあこれは中盤が試合を作れないことが原因なんですけどね…

一方南米予選得点王のカバーニは、いいフリーキックなどは見せてくれましたが、

試合を通して望んでいるパフォーマンスを披露したわけではありません。

特に前半は全く存在感がなかったとも言えるのではないでしょうか。

タッチ数たったの17回ですよ…

一応後半は戻してくれましたけどね。そこはさすがの修正能力です。

まあエジプトの守備が、へガジー中心に非常に固かったので、妥当ですかね。

このWエースは共に、まだ本調子ではない感じ。

やはり大きいエジプト王様

まずその存在はチケットにも影響している様子。

昨日試合が行われたエカテリンブルク・アリーナは、35000人収容のスタジアムなのですが、

27015人しか埋まらなかったようです。8000人分の空席ってかなりもったいないですよね…

もしかしたらサラーが怪我してなければ、1000人くらいは増えてたんじゃないかなと思っています。流石に厳しいですかね…

試合中にサラーがカメラに抜かれると、かなり大きな声援が飛んできていたのも印象的ですね。

クーペル監督が「ほぼ100%保証できる」と言っていたので、エジプトのファンからすれば、裏切られた気分でしょうね。

もちろん金曜日に26才になったこのエースがいないとことは、ピッチ上でも大きな影響を与えました。

エジプト代表も度々勇気を持って、攻撃へ移ろうとしますが、最後のところのクオリティがやはり足りませんでした。

トレゼゲのターンからの弱いシュートや、ファティのロングシュートなどありましたが、

決定的なチャンスというものは非常に数少なかったのではないでしょうか。

スポットライトを浴びるウルグアイのCB

先程述べたようにエジプトのCBヘガジーとガブリは、いい守備を提供してくれましたが、

やはり相手であるウルグアイのCB二人は強烈でした。

競り合いでの強さだけでなく、ここさえ抜ければビッグチャンス!っていう場面では、必ず防いでくれましたよね。

共にドリブルの処理が非常に優秀でした。

また決勝点もCBのヒメネスでしたもんね、さすがのヘディングゴールでした。

またそのすぐ後ろで、ゴディンが競り合いながら、エジプトの選手二人くらい引き付けていたんですよね

攻守に冴え渡った二人でした。

各選手への個人的な採点と一言です

個人的なMVPです。

劇的な決勝点を決めたヒメネスと非常に悩みましたが、

やはりゴディンです。

そもそもエジプトのクリティカルな攻撃は稀でしたが、自身が受けた攻撃の全てに対し、しっかりと対処していました。

スタッツを見てみますと、4つのタックル、5つのクリア、8回のインターセプトと、どの数字も優秀です。

いつもプレーを見せられない選手が多くいた中、このゴディンは安定したパフォーマンスを提供してくれました。

全選手の採点です

エジプト代表

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モハメド・エル・シェナウィ:7

公式戦の出場ははじめての選手なのに、それを全く感じさせないプレーが印象的。

ゴールシーンはしょうがないですよね、このパフォーマンスを続けられるなら、

45才のベテランGKエル・ハダリの正統後継者になれるでしょう。

アーメド・ファティ:6

守備での安定感が素晴らしかったです。よく動き、よく競り合っていました。

ファティのシュートが一番危険なシュートだったかな?

アリ・ガブル:6

相方のヘガジーに支えられ、このガブリも落ち着いた存在感を見せてくれました。

今季リザーブリーグでの出場ばかりであったのに、スアレスを封じ込めたのは評価できますよね。

アハメド・ヘガジー:7

エジプトのフィールドプレーヤーの中で、一番いいパフォーマンスを見せてくれました。

プレミア最下位のチーム所属とは思えない堅さで、スアレスとカバーニが本当に苦戦していました。

アブデル=シャフィ:6

この選手も又守備で安定したパフォーマンスを見せてくれました。

かなり高い運動量で、前半最初から管理していたので、試合終盤には少し疲れていた模様。

モハメド・エルネニー:6

時間が経つに連れその存在感が増してきて、特に後半はボールを奪う仕事をかなりこなしていました。

攻撃でももっと存在感を示してほしかったのですが、そこまで望むのは酷ですかね。

タレク・ハメド:6

エルネニーと共に強固な中盤を形成していました。エルネニーとの距離感が良かったです。

もっと見たいですけど、ハーフタイムすぐの怪我の影響が気になるところ。

アムル・ワルダ:6

右サイドで精力的に動き、ウルグアイのアラスカエタにほとんど仕事をさせなかった。

試合終盤の交代での大きな拍手が、彼の貢献を物語っていると思います。

アブダラ・サイド:6

触れ込み通り攻撃時には鋭いパスなどで、センスは見せてくれました。運動量も悪くなかったです。

しかしもうちょっと周囲からのフォローが欲しかった気もします。

トレゼゲ:7

少し高い気もしますが、非常に存在感はありました。

まだ23才と若くそれほど経験もないのに、スピードに自信を持って、ゴールに迫ろうとしていました。

サラーがいれば、もっと輝きそうな選手。

マルワン・モフセン:5

それほど脅威となれなかった印象です。

確かに惜しまずハードワークをしてくれましたが、それだけでは物足りないです。

ストライカーとしての貢献もほしいです。

この部分を埋めてくれるのが、サラーということなんでしょうか。

ウルグアイ代表

フェルナンド・ムスレラ:6

エジプト代表の攻撃は鋭さというものが欠けていたので、そもそも仕事が少なかったです。

決勝トーナメントでは多く仕事をすることになるでしょう。

ギジェルモ・バレラ:6

前半はウルグアイ全体がひどいパフォーマンスでしたが、このバレラは中々のプレーをしていました。

でもチーム全体のパフォーマンスが上がると、次第に存在感がなくなっていきました。

ちぐはぐな印象です。

ディエゴ・ゴディン:8

1戦目だからなのでしょうか、チーム全体が低調なパフォーマンスの中、このゴディンはずば抜けて良かったです。

DFとしての強さもそうですし、しっかりとピッチ上の指揮官としても振る舞っていました。

ホセ・ヒメネス:7

ゴディンの隣で終始堅い守備を披露。特に対人守備では、本当に強い所を見せてくれました。

決勝点のヘディングは、その守備での優れたパフォーマンスのおまけみたいなものですかね。

マルティン・カセレス:6

時々全盛期を彷彿させる上がりを見せてくれましたが、その回数は非常に少なく、静かな午後を過ごしていました。

そもそも左からの展開が少なかった印象です。

ナイタン・ナンデス:5

かなり期待していたのですが、その存在感は希薄でした。

後半には代えられてしまいましたし、次の試合は恐らくスタメンではないのかな。

注目選手に挙げたのに…

マティアス・ベシーノ:5

こちらの若き中盤も、全然存在感を示せませんでした。

能力はあるのでしょうけど、代表での経験が不足しているのでしょうかね。

次の試合までにどうにか修正してほしいです。

ロドリゴ・ベンタンクール:6

ユベントスが獲得したのには、しっかりと理由があったのですね

大きなポテンシャルを持っていることを証明してくれました。

しいて言えば、もっとリスクのあるパスを展開してほしいなと思いました。

アラスカエタ:4

フロップかなと思うほど、全体のプレーがよくなかったです。

もっと前に行って、スアレスやカバーニを助けなければいけません。

次の試合のスタメンがかなり怪しいと思います。

スアレス:4

元々の期待が大きいだけに、低めにしました。

ここ最近で最も悪いパフォーマンスではなかったのでしょうか?

外したシュートシーンはもちろんですが、もっと試合を通して脅威となってほしかったです。

まあ試運転なんですかね?

カバーニ:6

昨日のウルグアイの攻撃を牽引していたのが、カバーニでしたね。

しっかりとその大きな期待に応えた形です。

素晴らしいディフェンスやスーパーセーブ、ポストなどにゴールを阻まれただけで、いずれゴールは生まれるでしょう。

エジプト代表VSウルグアイ代表戦のまとめ

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いつものように堅い守備を披露してくれたこの2チームですが、次の日程は

エジプト代表は、、、

6月19日(火)27:00にロシア代表と対戦。(日本テレビ)

ウルグアイ代表は、、、

6月20日(水)24:00にサウジアラビア代表と対戦。(NHK)

となっています。(時間は日本時間です)

ここで負けてしまったエジプト代表は、次のロシア戦には必ず勝利しなければなりません。

しかし昨日のような攻撃を展開していては、ロシアのカウンターの餌食になってしまいます。

でも結局はサラー次第ですよね…本当はどこまで戻っているんでしょうか?

一方で低調なパフォーマンスでしたが、勝負強さをしっかりと見せたウルグアイ代表は、

ロシア戦でそれ以上に悪いパフォーマンスだったサウジアラビア代表と対戦します。

昨日のエジプト代表よりかはボールを持つので、得意のカウンターをより使えそうです。

それ以上にエジプト戦で悪かった所をしっかりと修正できてるか、これが気になりますね。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

ぜひ充実したW杯ライフを!

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