9戦目はコスタリカ代表VSセルビア代表の一戦です。
このグループEには、他に優勝候補ブラジルとFIFAランキング6位のスイスが控えています。
両チーム共に勝ち抜きを目指すなら、ここでの勝ち点3は必須です。
やはり前回大会ベスト8と、旋風を巻き起こしたコスタリカ代表が、どこまでその再現を出来るか非常に気になるところです。
一方、欧州各国リーグで活躍している選手を多く抱えているセルビア代表も、
タレントだけを見ると、悲願であるグループリーグ突破も決して夢ではありません。
どちらがいいスタートを切れるのでしょうか。楽しみです。
試合前の情報を色々集めて、まとめました。
観戦する際に、参考にしてもらえたら幸いです。
コスタリカ代表VSセルビア代表戦のプレビュー
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4年前は組織的な守備からの堅守速攻が大いにハマり、イタリアやウルグアイなどを破り、強さを見せてくれましたが、
今のコスタリカ代表には、その前提となる堅さが欠けています。
4年前とほぼ同じメンバーで、単純に高齢化が進み、豊富な運動量で前線から一番後ろまで、揃って最後まで走り切るということが少なくなりました。
またカウンターの鋭さも4年前と比べると、雲泥の差です。
実際に今月の強化試合では、イングランド相手に0-2、ベルギー相手に1-4と散々な結果を残しています。
だったら思いっきりメンバーを代えるなど手段はありますが、今のコスタリカ代表には代えられるような優秀なベンチメンバーもいないのです。
正直チーム全体から充実感というものを感じ取ることは出来ません。
ちなみにコンディションに不安を抱えている選手はいないようです。
一方でセルビア代表はどうでしょうか。
個人技に頼る場面が多いセルビア代表ですが、今回もそのようになっていくのでしょう。
特に両サイドは強力で、左のコラロフや右のタディッチの縦を活かした突破で、局面を打開してくるでしょう。
このタディッチは欧州予選で7アシストを記録しています。
そこに実力十分のマティッチや、マンチェスターユナイテッドやユベントスが狙っていると噂のミリンコビッチ・サヴィッチが絡んできますからね…
もっと組織として完成されていたなら、恐ろしいことになっていたでしょう。
個人技で大きく勝るセルビア代表が、早めにゴールを決めるのなら、ワンサイドゲームになりそうな予感。
セルビア代表に気持ちよくプレーさせないで、常にプレッシャーをかけてイライラさせる必要がありますね。
直前スタメン・フォーメーション予想
コスタリカ代表
セルビア代表
最新の強化試合までの情報を参考にしています
どうでしょうか?
コスタリカ代表VSセルビア代表戦の注目選手は?
ブライアン・ルイス(コスタリカ)
コスタリカの攻撃の起点です。
短い距離だけでなく、長い距離のキックの精度も非常に高いので、
カウンターの際に彼がボールを供給し、そこからコスタリカの攻撃がスタートします
コスタリカからすれば、ここが潰されると他に優れた供給点がいないので、
ルイスには細心の注意を図って試合を進めたいところ。
またオランダやイングランド、ポルトガルでもプレーをし、豊富な経験を持っているので、
チームをメンタルの面からでも支えています。
ミリンコビッチ・サヴィッチ(セルビア)
個人の力が優れているセルビア代表の中で、ひときわ光るものを持っている若手が、このサヴィッチです。
サイズがあって、足元の技術も優れているので、寄せられても簡単に取られたりはしません。
またパスのセンスや視野もあるので、サイドのタディッチやコラロフを上手く活かしてきそうです・
隣にマティッチがいるので、それほど守備のことを考えずに、攻撃に集中できるのも追い風ですね。
引いてくるであろうコスタリカ代表を、どのように崩しにかかるのか非常に楽しみです。
サヴィッチのプレースタイルをまとめました↓
まとめ
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まとめますと、
セルビア代表はサイドからの突破で崩す
コスタリカ代表は非常に年齢が高いメンバー
セルビア代表はベテランと若手が上手くミックス
こんな感じでしょうか。
そして私はセルビア代表が2-0で勝利を予想します。
どうしてもコスタリカが強いと思えなかったので、セルビア優勢です。
またセルビア代表の個人に頼るサッカーがこの試合で、組織でも出来るという事を示してくれれば、
スイス代表相手にもいい勝負できるのではないかな?とも思っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
是非充実したワールドカップライフを!
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