前回W杯ベスト8と、大きなサプライズを提供してくれたサッカーコスタリカ代表。今回も気になってしまう存在ですね。
しかしメンバーを見てみると、実は全然世代交代が進んでない国でもあるのです。
前回W杯を経験した「黄金世代」に大きく頼っているコスタリカ代表の有名、注目選手や予想スタメン・フォーメーションを見ていきます。
サッカーコスタリカ代表の紹介
W杯北中米カリブ海予選の成績
北中米カリブ海最終予選を4勝4分2敗で、2位通過しました
アメリカ等の実力のある国を退けて2位通過。
確かに凄いのですが、実はこのコスタリカ代表、アメリカとトリニダード・トバゴ相手にしか勝利を記録していないのです。(他にはメキシコ、パナマ、ホンジュラス等の国があります)
そしてこの2国は予選で敗退しているのです。
極端な言い方ですけど、雑魚専なのかな?と思ってしまいます。
最新FIFAランキング
25位です。
非常に良い順位ですね。
また2年前には17位を記録していたりと、近年は安定して高順位を維持しています。
国際大会の成績
前回W杯はオランダとのPK戦に敗れ、ベスト8。
もちろんこのベスト8がコスタリカの最高成績です。
この記録も素晴らしいですが、それ以上にイタリア、イングランド、ウルグアイとの「死のグループ」を1位で勝ち抜いてきたことのほうが凄いでしょう。
この中からコスタリカの1位突破を予想した方なんて一人もいないですよね…
北中米カリブ海のチャンピオンを決めるゴールドカップでは2015年はベスト8、2017年はベスト4を記録しています。
特別結果を残しているというわけではありませんが、安定感はあると思います。
サッカーコスタリカ代表の注目選手
前回大会最大のサプライズを提供してくれたコスタリカ代表の選手を見ていきます。
コスタリカ代表の予想スタメン・フォーメーション
ケイラー・ナバス(レアル・マドリー/スペイン)
DF
ブライアン・オビエド(サンダーランド/イングランド)
ジャンカルロ・ゴンサレス(ボローニャ/イタリア)
ジョニー・アコスタ(リオネグロ・アギラス/コロンビア)
オスカル・ドゥアルテ(エスパニョール/スペイン)
クリスチャン・ガンボア(セルティック/スコットランド)
MF
ダビド・グスマン(ポートランド・ティンバーズ/アメリカ)
セルソ・ボルヘス(デポルティーボ/スペイン)
ブライアン・ルイス(スポルティング/ポルトガル)
クリスティアン・ボラーニョス(サプリサ/コロンビア)
FW
マルコ・ウレーニャ(ロサンゼルスFC/アメリカ)
直近の試合を参考にしています。
戦術をちょっと説明
スポンサーリンク
多くのところは2014年のチームと変更はありません。良く言えば一貫した継続性でしょうか。
おそらくオランダに負けた試合に出場していた選手、7~9人はそのまま出てくると思います。
それでレベルを維持できているなら良いのですが、今回のコスタリカ代表は明らかにパフォーマンスを落としています。前回のパフォーマンスレベルに到達できる選手はかなり少ないと思います。
特に気になるのは、ブラジルでカウンターを大きく活かしていた前線の三人が、合計で93才ということです。
これではスタミナ、スピードの部分ではかなり落ちていると思います。
ここを補うのがチームとしての組織なのでしょう。鋭いカウンターが出来ない代わりに、守備に関してはかなり硬くなっていると思います。
この長年構築してきた守備組織を最大限につかって勝負し、前回よりかは精度の落ちるカウンターで反撃していく形になるでしょう。
ちなみにご存知の方も多いであろうアーセナル所属のジョエル・キャンベルは、怪我の影響で出場機会が限られていたので外しました。
もし監督がいけると判断したなら、ボラーニョス、ウレーニャに代わって出場するでしょう。
コスタリカ代表の有名選手
ブライアン・ルイス
ポルトガルの名門スポルティングに所属している10番(トップ下)の選手です。
彼の抜きん出た創造性、テクニックが、前回大会のコスタリカ代表の偉業を可能にさせたと言っても過言ではないでしょう。
決定力も優れているので、自らがフィニッシャーとして試合を決めることもあります。
とにかくコスタリカの攻撃はこのブライアン・ルイスがいないと、何も始まらないので、ぜひ注目してみて下さい。
また多くのクラブに在籍し、その先々で結果を残している仕事人なので、コンディションを調整とかも上手なんでしょうね。
ブライアン・ルイスの動画です。走り込みの動きが巧みです!
BRYAN RUIZ – Goals, Skills, Assists – “National Hero” – Sporting CP & Costa Rica – 2016/2017
ケイラー・ナバス
スポンサーリンク
CL3連覇を達成したレアル・マドリーの守護神です。
毎年のようナバスを放出して、新しいGKを獲得するという話が出ていますが、黙々と結果の残し続けている過小評価の塊のような選手です。
神懸かり的なセーブでチームを底から支えるだけでなく、一つ一つのプレーに落ち着きがあるので、決して全体がバタバタしません。
またPKセーブ率はリーガの歴代最高と、とんでもない記録も持っています。
1月の段階での記録ですけど、通算20回のPKを経験し、決まられたのは9本でした。
率でいうと45%です。2回に1回しか決められないのです。
ケイラー・ナバスの動画です。流石レアルの守護神ですね!
Keylor Navas 2018 – Sensational Saves ● El Portero de Cristo | HD
ブライアン・オビエド
現在イングランド2部のサンダーランドに所属している左SBです。
かなり攻撃的な選手で、サイドを駆け上がるのを好みます。
運動量はかなり多いので、5バックのSBでも攻守共に貢献してくれます。
運動量に頼って守備もそれなりにこなしますけど、それほど上手くはありません。
ですので、CBとDMと上手く連携して、守備を行ってほしいですね…
コスタリカのことです、ここに関しては、抜かりはないでしょう。
ブライアン・オビエドの動画です。ユナイテッド相手のゴールと、価値はありますけど、試合のハイライト動画しか見つかりませんでした。
Bryan Oviedo Goal Minute 86 Manchester United 0 vs 1 Everton Highlights All Goal 05 12 2013
コスタリカ代表のまとめ
コスタリカ代表はW杯では、グループEでセルビア、ブラジル、スイスと同組で、
6月17日(日)の21:00にクロアチア(サマーラ・アリーナ)
6月22日(金)の21:00にブラジル(ガスプロム・アリーナ)
6月28日(木)の3:00にスイス(ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム)
となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)
流石に多くの方が前回のようなパフォーマンスを見せてくれるとは考えていないでしょう。(もちろん私もです)
ポジティブな面を探そうにも、事前の調整試合でスペインに0-5でボコボコにされたり、W杯に出場すらしないハンガリーに0-1で負けたりと、よろしくない結果が続いています。
また一応ヘルソン・トーレス、ランドール・リール、ジミー・マリンといった、それなりのレベルの若手も出てきていますが、彼らがスタメンを取れるとは思えません。
そう考えますと、ここ最近調子の悪いかなり老朽化したスタメンで臨むことになるでしょう。
ブラジルは置いといて、クロアチアもスイスもいいチームですからね、コスタリカ代表はグループリーグ敗退かなぁと思っております。
私は前回大会のコスタリカも同じようにグループリーグ敗退を予想していたので、信頼はできないんですけどね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
色々まとめましたので参考にどうぞ↓
コメント