アルゼンチン代表の有名、注目選手や予想スタメンを紹介!

スポンサーリンク

世界最高のサッカープレーヤー、リオネル・メッシによって率いられるアルゼンチン代表

抱えているタレントは前線を中心に贅沢極まりないのですが、予選は苦戦、監督交代、適切なフォーメーションも見つからないと、正直かなり不安の種を抱えているのです。

全体としては世代交代に失敗していますが、将来化けそうな若手がポツポツと出てきていることが救いの種でしょうか。

今回はそんなサッカーアルゼンチン代表の有名、注目選手、期待の若手や予想スタメン・フォーメーションを紹介していきます。

アルゼンチン代表の紹介!

W杯南米予選の成績

スポンサーリンク


南米予選を7勝7分4敗で、3位通過を決めました。

最終節に大黒柱メッシの活躍により、圏外の6位から大逆転で3位まで上げました。

やはり気になるのは得点の少なさでしょう。18試合で19得点です。

欧州各国リーグを代表するような選手を揃えておいて、この数字はかなり物足りません。

またこの予選の間に、2回監督交代をしていることも触れなければなりません。

マルティーノ、バウサ監督共に結果を残せず、途中で解任。

そして今のサンポーリ監督は、公式戦をたったの4回しか指揮を取っていません。(1勝3分)

非常に心配になってしまいますよね。

最新FIFAランキング

5位です。

当たり前ですが、すごく高いですね。

それどころか、ここ10年で10位以下になったのは一回しかありません。

当たり前ですかね…アルゼンチンですもんね。

国際大会での成績

前回の2014W杯はドイツに敗れ、準優勝

コパアメリカは2015年も準優勝、翌2016年も準優勝を記録しています。

過去を見れば、抜群の成績を残しているアルゼンチン代表ですが、近年は目の前でカップを掲げられるという悔しい思いを連続して経験しています。

ここまでシルバーコレクターですと、流石にそろそろ勝ってほしくなりますよね…

そして今回こそはその雪辱を…と思いたいですが、前回ほどの充実感を感じないのが難しいところですよね。

アルゼンチン代表の注目選手

前線はどこに出しても恥ずかしくないアルゼンチン代表の注目選手を見ていきます。

アルゼンチン代表の予想スタメン・フォーメーション

GK
ウィルフレード・カバジェロ(チェルシー/イングランド)

DF
ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス/オランダ)

ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ/イングランド)

フェデリコ・ファシオ(ローマ/イタリア)

ガブリエル・メルカド(セビージャ/スペイン)

MF
ジオヴァニ・ロ・チェルソ(PSG/フランス)

ルーカス・ビリア(ミラン/イタリア)

アンヘル・ディ・マリア(PSG/フランス)

リオネル・メッシ(バルセロナ/スペイン)

マヌエル・ランシーニ(ウェストハム/イングランド)

FW
ゴンサロ・イグアイン(ユベントス/イタリア)

直近の試合と今季のパフォーマンスを参考にしています。

戦術をちょっと説明

スポンサーリンク


フォーメーションに関しては正直自信がありません。

おそらくサンポーリ監督も、確固たるスタメン・フォーメーションを見つけてはいないと思います。

公式戦、強化試合で、この4-2-3-1や3-5-2、3-4-2-1を試していて、未だハマるフォーメーションを見つけられてはいません。

またサンポーリ監督自身はチリやセビージャ時代と同じように、インテンシティが高くて、ハイプレスの攻撃的なサッカーを志向していますが、逆に要となるサイドの弱さに漬け込まれて、ナイジェリアに敗れるといった屈辱も味わっています。

果たしてどのような布陣でW杯を迎えるのでしょうか。

まあフォーメーション関係なく、今のアルゼンチン代表をよく表しているのが、今予選でメッシ抜きのアルゼンチンの勝利数がわずか1つしかなくて、勝ち点7しか得られていないということでしょう。

一方でメッシがいるアルゼンチン代表は、10試合で1つしか負けてなくて、勝ち点21得ています。もちろんその間メッシは1試合で7ゴールを奪っています。

どれだけメッシという選手に依存しているかよく分かりますよね

これに関しては、チームメイトのビリアやサンポーリ監督もインタビューで認めていて、もう大会前ですし、しょうがないという感じなのでしょうかね。

他の弱点となる部分は守備全体でしょうか。

まず直前に守護神ロメロが膝を負傷し、欠場が決まっています。

代役のカバジェロもいい選手ですが、今シーズン13試合しか出場していません。満足出来るパフォーマンスを見せてくれるのかは未知数です。

DFラインに関しても、オタメンディとファシオはどこに出しても問題ないワールドクラスの選手ですが、両SBは他の強豪国と比べると、どうしても劣ってしまいます。

オタメンディは不動として、ファシオもここ最近連続して招集され、しっかりと結果を出しています。

ナイジェリアに2-4で敗れた試合、スペインに1-6で敗れた試合には出場していません。それだけでも安心できます。

問題のSBタグリアフィコとメルカドは、運動量、突破力共に物足りません。

本来ならサンポーリ監督は、このサイドの運動量と突破力を活かしたサッカーをしたいのですが、このSB達では実行できませんでした。

そこでナイジェリアとの強化試合で、3バックにして、それぞれウィングに別の選手(ディ・マリアとパボン)を入れてサイドの制圧を試していましたが、これも失敗していました。

なので、ここのSBかWBの部分は、アルゼンチンのアキレス腱になってしまうと思います。

中盤はどうでしょうか。

ビリアはそれなりにいい選手ですが、つい最近まで怪我をしていて、コンディション面で不安を抱えています。

なら代役の選手は中国リーグのマスチェラーノでしょうか、確かに歴史に残るいい選手ですが、流石にもう落ちてきています。

どちらを使うにしても、かなり心配であると言わざるを得ません。

一方2センターのもう一人ロ・チェルソは、間違いなくワールドクラスの選手になれる逸材です。

22才の今でさえ、アルゼンチンの中盤を完全に指揮出来ます。

ここは全く心配ではないです、むしろ楽しみなくらいです。

前線に関しても、答えは見つけられていない感じです。

結局基本であるサイドで上手く展開して、中央にいるメッシに、いかにいい形でボールを供給できるかにかかっているでしょう。

それでどうにか出来る選手ですからね…

それに途中からアグエロやディバラが出てくるので、一応は豪華ですよね。機能するかは置いといて…

アルゼンチン代表の有名選手

オタメンディ

プレミアリーグを席巻したマンチェスター・シティの守備の要であるCBです。

フィジカルの強さを活かした守備、グアルディオラ監督のもと急成長したビルドアップの能力で、世界有数のCBと言っても過言ではない選手となりました。

オタメンディのプレースタイルを細かくまとめました↓

オタメンディの動画です。このように間違いなくいい選手なんですけど、代表で少しパフォーマンスが落ちるのが気になるんですよね…

Nicolas Otamendi 2018 ▬ Manchester City | Defensive Skills ᴴᴰ

ディ・マリア

スポンサーリンク


PSGに所属している左ウィングの選手です。

得意の左足でスルスルと抜いてくるドリブルが持ち味です。

南米らしい足元の技術や独特のテンポ、サイドの選手らしいスピードを存分に活かしたドリブルは、誰が相手取っても非常に脅威となります。

このディ・マリアによるサイドからの突破を出来るだけ活かして、攻撃を展開していくのが理想ですね。

攻撃センスだけでなく、類まれなる運動量を存分に活かした献身的な守備も大きな武器です。

ただよく走るだけでなく、ポジショニングやプレスでの追い込み方もきちんと熟知しているので、守備時の動きにも注目です。

今シーズンは移籍してきたネイマールやンバッペに、CLを中心に出場機会を奪われたのが、アルゼンチン代表からしたら痛手だったと思います。

果たしてコンディションはどうでしょうか?

ディ・マリアの動画です。このようにサイドから独力でも突破できるので、アルゼンチン代表の生命線なりますね。

Angel Di Maria 2017 ● Amazing Skills & Goals ● HD

イグアイン

イタリアの名門ユベントスに所属しているCFです。

このポジションは基本的にアグエロとの争いなので、どちらかが完全にポジションを掴んでいるとは言えません。それほど互いにレベルが高いです。

得点能力が非常に高いザ・ストライカータイプの選手です。

どんなに狭いスペースであっても、一瞬の隙をついて裏へ抜け出す技術は他の追随を許しません。

若い頃からこの部分の駆け引きは、とても優れていました。

またフィニッシュの技術は世界最高峰と言ってもいいくらいで、どんな形でもゴールを奪ってくれます。

ゴールの近くでボールを持ったら、それだけで脅威を与える選手です。

一方で代表ではこれまで自分中心のサッカーを展開してもらえないので、期待ほどの活躍は見せていません。

イグアインの動画です。このキレッキレのイグアインとメッシが上手くミックスすれば、怖いものなしなんですけどね…

Gonzalo Higuaín 2018 — AMAZING GOALS — HD

メッシ

サッカーを知らない方でもこの人の名前は知っているでしょう。知名度は日本で話題になったイニエスタ以上のものですよね。

近年のバルセロナ、アルゼンチン代表を完全に支えている世界最高の選手と表現できます。

このメッシに出来るだけ自由なスペースを作ってあげることが非常に大切になります。

まあそれがなくても、十分に仕事はしてくれますけどね

現在30才と、本気でW杯を狙える最後のチャンスですので、チーム全体の奮起を期待しましょう。

今シーズンのメッシのゴール集です。改めて見ると、やっぱとんでもない化け物ですよね…

Lionel Messi – Pichichi Trophy LaLiga Santander 2017/2018

アルゼンチン代表の期待の若手

ロ・チェルソ

今季PSGで途中出場を含めて48試合も出場したCMです。

「ディ・マリア2世」と呼ばれていますが、サイドよりセントラルなタイプです。

元々足元の技術には長けていて、創造性もあるいかにも南米な選手でしたが、フランスの地でパスの精度や守備能力も成長させて、より万能な中盤の選手となっています。

特にロ・チェルソのファーストタッチ、パスに是非注目して下さい、並外れた物を持っていると一発で分かるはずです。

また相手がカウンターアタックする際に、事前に危険を察知するプレーや、背後からの鋭いタックルなんかは、守備が本職の選手顔負けです。

今の段階でも、中盤を支配してどんどん攻撃を作ってくれるでしょうけど、彼がもうちょっとファーストチームを経験して、選手として完成した段階で、メッシとの共演を見たかったですね。

ロ・チェルソの動画です。これから先アルゼンチン代表は、このロ・チェルソ中心にチームを作ったほうが良いと思うんですよね…

Giovani Lo Celso – Amazing Skills Show – Paris Saint-Germain | HD

クリスティアン・パボン

アルゼンチン国内の名門、ボカ・ジュニアーズの攻撃の中心となっている左WGの選手です。

今のスカッドの充実具合を考えたら、このパボンは途中から流れを変えるために出てくることになるでしょう。

利き足が右なので、カットインのドリブルも得意ですが、抜群のスピードで一気に縦に抜けることも出来ます。

このドリブルはテクニック申し分なしで、スピードに乗ったままその高水準な足技を披露してくれるので、見るものを圧倒します。

ドリブルで対峙した時にどちらの方向にも、一気に抜いていけるドリブルは、アルゼンチン国内でも有数のようです。

実際封じられることが少なく、本格デビューしてからここ2年はアルゼンチン国内では無双しています。

またこの2年でゴール15、アシスト20を記録していることから分かると思いますが、ドリブル以降の最後の精度も非常に優れています。

この攻撃時のオプションの豊富さが、更に価値を高めています。

このW杯でインパクトを残せば、いま噂に出ているアーセナルやバルセロナ以外にも多くのクラブが声をかけてくることでしょう。

ボカの7番、パボンの動画です。ドリブルの凄さだけでなく、パスの精度もかなり高いですね!期待して下さい!

Cristian Pavón 🇦🇷 – Amazing Goals & Skills 16/17

アルゼンチン代表のまとめ

スポンサーリンク


アルゼンチン代表はW杯ではアイスランド、クロアチア、ナイジェリアと同組のグループDで、

6月16日(土)の22:00にアイスランド(スパルタク・スタジアム)

6月22日(金)の3:00にクロアチア(ニジド・ノヴゴロド・スタジアム)

6月27日(水)の3:00にナイジェリア(サンクトペテルブルク・スタジアム)

となっています。(時間は日本時間、かっこ内は試合会場です)

タレントは揃っているけど、個人的にはイマイチなアルゼンチン代表と、残りの3カ国の充実具合を考えましたら、一番拮抗しているグループと言えるのではないでしょうか。

その中でも、今のクロアチア代表は一つ抜けている存在だと思いますので、クロアチアが1位で通過すると予想します。

そしてアルゼンチン代表は、流石に個人の力でナイジェリアとアイスランドに勝利すると思いますので、グループDを2位で通過するでしょう。

次のべスト16では、このグループDの2位はグループCの1位(おそらくフランス)と当たるので、ここで敗退ですかね。

ということで、アルゼンチン代表はグループリーグ2位通過で、フランスに敗れベスト16と予想します。

流石にアルゼンチン代表を舐めすぎでしょうか…でも本当に下馬評も低いんですよね…

まあメッシ最後のW杯ですし、ガンガン予想を裏切って欲しいですよね!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

色々まとめましたので参考にどうぞ↓

アルゼンチン人の選手

コメント