ミランダ(インテル)はブラジルのDFリーダー!プレースタイルは?

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優勝候補ブラジル代表の守備を支えるCBがこのミランダです。

その年齢と共に増していくDFとして守備能力だけでなく、チッチ代表監督が絶対の信頼を寄せるメンタルの部分も大きな武器です。

今回はそんなミランダの経歴やプレースタイルなどをまとめました。

ミランダのプロフィールと経歴

名前:ジョアン・ミランダ・デ・ソウザ・フィーリョ

生年月日:1984年9月7日(33才)

身長:185cm

体重:78kg

国籍:ブラジル

ポジション:DF

背番号:代表3 クラブ25

これまでの経歴

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母国ブラジルのクリチーバFCのユースを経て、20才でトップチームデビューを果たしたミランダは、わずか1年でフランスのソショーへ海を渡って挑戦します。

しかしこの挑戦は失敗に終わり、こちらもわずか1年でブラジルへ出戻りすることになりました。

母国ブラジルの名門サンパウロに復帰し、5年間しっかりと主力として活躍して自身の評価を再び高めます。

このブラジルでの活躍に目をつけ、獲得に成功したのが、スペインのアトレティコでした。

加入後すぐにゴディンと強固なCBコンビを形成し、アトレティコのEL制覇にも貢献。

その後4年間で178試合に出場し、近年アトレティコの躍進を支え続けました。

2015年にはイタリアの名門インテルへローンで移籍、その後完全移籍することになります。

インテルでも守備の要として抜群の働きを見せ、3シーズンで101試合に出場しています。

またチームでは副キャプテンも任されています。

ブラジル代表としては、2009年24才でのデビュー後、ここまで50キャップを記録しています。

ミランダのポジションやプレースタイルは?

ミランダのポジションはセンターバックです。

ソショーやサンパウロの頃から、ずっとこのポジションしか担当してないようです。

このポジションで弱点がなく完成度の高い守備能力で、チームを危機から救い続けるのが、プレースタイルの特徴です。

フィジカルの強さを活かした対人能力

ミランダは185cmと、欧州で活躍する屈強なCB達と比べると、決して身長が高いわけではありませんが、

体幹が無茶苦茶しっかりしているのでしょうか、身体の強さを前面に出した対人守備は昔から得意です。

相手FWに楔のパスが入った所を鋭く強いタックルで潰す、

足が長いので、リーチを活かして無理なポジションからでも、足をねじ込んでボールを奪う、

空中戦でも相手ごと弾き飛ばして、起点を潰すなど、

前を向いた体勢での対人守備は無類の強さを見せてくれます。

その御蔭で、ミランダが奪ったポジションが、すぐにカウンターの起点になることも珍しくはありません。

状況判断能力が群を抜いて凄い!

年齢を重ねて、落ち着きと経験を得たミランダの守備は本当に頼りになります。

1対1での対応では、常に自分の間合いで勝負し、相手の出方を待ちながら、絶妙なタイミングでボールを奪い取ります。

不用意に仕掛けて、逆を取られてピンチに陥るといったことは非常に少ないです。

またミランダ自身に特別スピードがあるわけではないですが、快速ドリブラーと対峙しても、

すっとタイミング良く身体を入れて、クリーンにボールを回収してくれます

このドリブルへの対応なんかは、世界最高のCBだなぁと改めて認識させてくれます。

もちろん常に視野も広く、カバーリング能力も非常に高いです。

特にこのブラジル代表の左サイドバックはマルセロ、左のウィングはネイマールと、攻撃では無類の強さを見せてくれますが、

互いに常に高いラインを保ち、後方のスペースを大きく空けていることが多いです。

さらに守備への意識もかなり低いです。

この広大なスペースを的確な読みとポジショニングで、うまくカバーしてくれるのが、ミランダなのです。

もちろん同時に中央のケアも欠かさず行っています。

守備への意識はブラジル代表の中で群を抜いて高く、いて欲しい時にその場にいてくれる頼れる存在です。

攻撃性能に関しては、パスは特別素晴らしいわけではありませんが、タイミング良く持ち上がるプレーは多い印象です。

ミランダの動画です。やっぱりいい選手ですよね…個人的にはインテルでのプレーよりセレソンでのプレーの方が安定感を感じます。

Miranda – Defensive Skills 2017/2018

ブラジル代表チッチ監督のミランダに対する信頼が厚い!

チッチ監督が2年前に就任してから、ブラジル代表は世界でも珍しいキャプテンを固定化せず、皆で持ち合わせるシステムを採用しています。

そして就任してからここまで、公式戦と強化試合を合わせて24試合を経験していますが、彼が任命したキャプテンの数は全員で15人います。

しかしそんな中で、4回もキャプテンマークを巻いているのがこのミランダです。

またチッチ監督の初陣となった南米予選のエクアドル戦も、彼がキャプテンを務めています。

ミランダをかなり信頼して使っている事が分かって頂けると思います。

いい選手ですからね…当たり前ですよね!

まとめ

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ワールドカップ優勝を本気で狙いに来ているブラジル代表、その守備の要のミランダ

ここまでブラジルは完璧なパフォーマンスを見せることは出来ていませんが、守備に関しては1失点と素晴らしいと言えます。

決勝トーナメントは今まで以上に1点の重みが増すので、よりミランダの重要となってくるでしょう。

是非注目して下さい!

また所属クラブのインテルも来季はCLに行ける可能性があるので、W杯以降の活躍からも目が離せませんね!

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

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