日本代表が対戦するポーランド代表、要注意人物がこの「レヴァンドフスキ2世」とも評されているミリクです。
所属クラブのナポリでは、あのイグアインの代役としても期待されていた逸材です。
しかし怪我が彼の成長を阻み、移籍の話も出てくるようになってしまいました。
果たしてこのW杯では、そんな話も吹き飛ばす活躍を見せてくれるでしょうか?
今回はそんな持っているポテンシャルは抜群のミリクのプレースタイルや経歴などをまとめてみました。
ミリクのプロフィールと経歴
生年月日:1994年2月28日
身長:186cm
体重:78kg
国籍:ポーランド
ポジション:FW
背番号:代表7 クラブ99
これまでの経歴
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ミリクは母国ポーランドのロズヴォイ・カトヴィツェのユースでサッカーを始め、2010年そこでプロデビューも果たします。
順調に成長するミリクは同国グールニク・ザブジェを経て、ドイツのレバークーゼンへ移籍を果たします。
しかしこのレバークーゼンの地では結果を残せませんでした。
その後ドイツのアウクスブルク、オランダのアヤックスへレンタルで移籍をし、ここでようやく成績を残し、完全移籍をすることになりました。
15/16シーズン、アヤックスへ完全移籍を果たしたミリクは、リーグ戦21ゴール7アシストと大活躍。
1年でイタリアの名門ナポリに引き抜かれることになります。
この時ナポリはイグアインの代役として、3200万ユーロ(約40億円)という大金を支払いました。
期待の高さが伺えますね。
しかしナポリでの2年間は怪我の影響もあり、わずか40試合の出場に留まり、ゴールも14ゴールしか記録していません。
ポーランド代表としては、ここまで40試合の出場し、12ゴールを記録しています。
ミリクのポジションやプレースタイルは?
ミリクが担当するポジションはセンターフォワードです。あくまでこれはスタート時の話です
そこからウィング、トップ下までポジションにとらわれずに、幅広く動きながら、プレーするのが彼の特徴です。
この幅広いプレーエリアが、そのままミリクの強みにもなりますね。
ナポリのチームメイトであるメルテンスほど流動的ではないですが、中央でボールを受けるだけでなく、
上下左右自由に動き、マークを外しながらボールをはたいて、前線で試合を作ってくれます。
この幅広い動きと、高身長でフィジカルの強い体を活かしたポストプレーがミリクの大きな武器でしょう。
もちろん競り合いに勝利し、ロングボールを収める事も出来ます。
しかし足元の技術もあるミリクのポストプレーは、サイドへ開いてボールを受けたり、低いと感じるくらい下がって自身が受けたりと、
色んな場所へ顔を出して、パス回しの一部となりながら、リズム良くパスやドリブルで展開していくことの方が得意です。
ジルーのようなポストプレーヤーというよりかは、前線でのゲームメイカーという感じです。
最前線に留まらないおかげで、2列目やサイド、隣のCFがそのスペースへ走り込む事が出来るんですよね。
こういった幅広いポストプレーは、ドルトムント時代のレヴァンドフスキを彷彿させてくれます。
ですから今のよりストライカーとなったレヴァンドフスキとの相性はいいんでしょうね。
もちろんアヤックスで、シーズン21ゴールを挙げたシュートの技術も大きな武器です。
利き足が左ですが、頭でのゴールが多いのも得意ですね。
スピードはそこそこですけど、駆け引きは優れているので、一瞬で単純にクロス合わせる、スルーパスに反応といったプレーもよく見かけます。
また最近は見かけませんが、とんでもないミドルシュートで狙ってくる事もあります。
あまりにポストプレーに警戒して、シュートには寄せないという事は避けたいですね。
ミリクの動画です。日本戦では、こんなプレーを見たくないですけどね…
Arkadiusz Milik | 2016-2018 | Welcome to Galatasaray? | Skills,Dribblings And Goals | HD
成長を妨げる怪我
ミリクはナポリが大きな期待を寄せていた選手でした、イグアインの代役で移籍金が3200万ユーロですからね…
しかし思うような成績を残せていません。
それの大きな原因が、2年連続での右膝十字靭帯断裂という大怪我です。
2016年には4ヶ月離脱、翌2017年には5ヶ月も離脱しています。
確かに離脱期間もダメージは大きいですが、この同じ場所を怪我しているというのが嫌ですね。
あまり疑いたくはないですが、膝の怪我が慢性化していないかと思ってしまいます。
ナポリからの移籍の可能性?
度重なる大怪我、メルテンスのコンバート成功でナポリでは現在2番手となっているミリク、やはり移籍の話も出てきています。
今急浮上してきた移籍先はトルコのガラタサライです。長友選手が移籍している可能性があるクラブですね。
私はまだ早いかなぁという感想を抱いてしまいます。
もちろんトルコは熱くていい雰囲気のリーグですけど、まだナポリじゃなくても欧州五大リーグでやれると思っています。
なんたってアヤックスの頃はバルセロナ、アーセナル、リバプールなど超ビッグクラブが狙っていた逸材ですよ!
まずは怪我なしのシーズンを過ごして、どこまでやれるのか見せてほしいです。
来シーズンからナポリの監督を務めるアンチェロッティさんが、どのようにミリクを使っていくのか注目ですね。(メルテンスの去就もですね)
まとめ
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ポーランド代表のアルカディウシュ・ミリク、どうでしょうか?
持っている能力は抜群ですので、このW杯で上手く表現できるか、それに尽きると思います。
レヴァンドフスキとハマると、絶対手がつけられないので、その姿を世界中のクラブに見せてほしいです。(もちろん日本戦以降)
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
ポーランド代表について色々まとめてみました。

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