コラロフ(セルビア)のプレースタイルは?やっぱ左足のフリーキック!

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今大会のセルビア代表はタレントが揃っていて、かなり期待が大きいです。

そんなセルビア代表を束ねるキャプテンが、左足が有名なアレクサンダル・コラロフです。

その左足から得意のフリーキックでゴールに沈めるといったシーンはよく見かけますよね。

今回はそんなコラロフの経歴やプレースタイルなどをまとめてみました。

コラロフのプロフィールと経歴

名前:アレクサンダル・コラロフ

生年月日:1985年11月10日

身長:187cm

体重:83kg

国籍:セルビア

ポジション:DF

背番号:代表クラブともに11

これまでの経歴

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コラロフのサッカーキャリアは、セルビアの名門レッドスター・ベオグラードの下部組織で始まります。

その後国内のチュカリチュキ、OFKベオグラードなどを経て、22才の時イタリアのラツィオに移籍します。

そしてこのイタリアの地で、コラロフはその名を大きく轟かせることになります。

ラツィオの3年間で104試合に出場、主力として活躍し、08/09シーズンには、ラツィオのコッパ・イタリア優勝にも貢献していましたね。

この活躍を受けて、イングランドのマンチェスター・シティがコラロフの獲得に成功します。

このシティには7シーズン在籍していて、チームのリーグ制覇にも貢献していました。

またキャプテンマークを着けていた時もありました、信頼されている証拠ですね。

一番輝いていたシーズンは、リバプールとの優勝争いに競り勝った13/14シーズンでしょうか?

コラロフとサバレタの両SBもういないんですよね…寂しいです

シティでの最終シーズンも、CBとしてペップに信頼されて使われていましたけど、世代交代の一環として昨夏ローマへ移籍しました。

ローマでは完全に左SBの一番手として、チームのセリエA3位とCLベスト4に大きく貢献しました。

セルビア代表としては22才でのデビュー後、ここまで77試合に出場しています。

コラロフのポジションやプレースタイルは?

コラロフが担当するポジションは左サイドバックです、もちろんより攻撃的なウィングバックも問題なくこなせます。

またシティでの最終シーズンには、ペップによってセンターバックとしても起用されていました。

でもコラロフの大きな武器でもある、オーバーラップからの左足のキックを活かしたいなら、サイドバックのほうがいいですよね。

左足の精度と威力

コラロフを語る上で、彼の左足は絶対に欠かせないでしょう。

鋭く精度も高くて、パワーもあるそのキックはどんな場面でも武器となります。

選手の間でも信頼されているので、フリーキックはどんな選手がいようとも、彼が一番に任されます。(バロッテリは除いて…)

この動画です(笑)コラロフとバロッテリがキッカーを巡って争うんです(笑)

Balotelli and Kolarov Fight

実際フリーキックでの得点もかなり多く、キャリアで13つも直接フリーキックをゴールに叩き込んでいます。

全得点が36ですからね、とんでもない割合ですよね…

またそのフリーキックはゴールだけでなく、チャンスを演出するアシストとしても大きく役に立ってくれます。

だからサイド関係なく、基本はコラロフがフリーキックを蹴りますよね。

同じようにミドルシュートも得意です。

これもトレードマークみたいなもので、コラロフがフリーで持ち上がると、スタジアムがシュート!と大きな声援が起きます。

実際その弾道は低くスピードも文句無しで、これを見るためにチケット代を出してもいいってレベルのシュートですよね。

またセットプレーに留まらず、クロスやロングパス、又はショートでの繋ぎと、色んな場面でそのキックを活かしてチームに貢献します。

その中でも特にクロスは素晴らしいです。

今季のローマでは深い位置まで侵入し、それほどいい体勢でもないのに、鋭く正確なクロスをガンガン供給していました。

数字を見てみますと、アシストは8、1試合での平均クロス数は1,9回とリーグ3位と、非常に高い数字を残しています。

でももっとクロスを上げていたように感じるんですけどね…そのくらい今季はヤバかったです。

キャリアベストのシーズンだったんじゃないでしょうか?

またそのクロスの受け手として、中にジェコがいるというのも大きいですよね。

シティの頃から同僚であった二人は息がぴったりで、今季だけでコラロフはジェコに対し、4つのアシストを供給しています。

自身のアシストの半分って、完全に黄金ラインできていますよね。

オーバーラップもかなり力を生む

キックに目が行きがちですが、左サイドを駆け上がるドリブルやランニングも迫力満点で、攻撃に勢いを生んでくれます。

ボールを受けたら、基本はサイドを勢いよく駆けてそこからクロスだけでなく、

そのランニングで内側に入り、ゴールに近いところからチャンスを演出、ということも出来ます。

このドリブルにしろ、前へのランニングにしろ、どちらも彼の恵まれた体格が合わさることによって、かなり対処しづらいものとなっているのです。

187cmの身長に加えて体幹もかなり強いですからね…特別足元の技術がなくても、左サイドを制圧できるもんなんですよね

実際コラロフの制圧力はローマの鍵となっていまして、、、

特にCLでは、コラロフが攻撃参加出来ている時はローマの調子が良くて、

逆にコラロフが静かだと、チーム全体が機能不全に陥るという感じでした。

リバプール戦なんかは、余りにもそれが極端に出ていたと思います。

とにかく加入1年目で攻撃の中心になっていたということです…本当にローマのオジサマ達って、活き活きとしていますよね。

今季のコラロフの動画です!本当にローマでは昔を思い出していますよね!

Aleksandar Kolarov – As Roma Skills,Assist,Tackles,Goals 2018

まとめ

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セルビア代表の絶対的なキャプテンである、アレクサンダル・コラロフ、いい選手ですよね!

ロシアワールドカップでは、自国をどこまで引っ張っていけるのでしょうか?

セルビア代表には他にもいい選手が多くいるので、非常に楽しみです。

また32才ですが、衰えを見せないパフォーマンスを披露してくれているので、このW杯以降のローマでの活躍にも期待したいですね!

「セルビアのロベカル」ことアレクサンダル・コラロフに、是非注目を!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

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