ブロゾビッチ(インテル)はクロアチアの心臓!プレースタイルは?

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ロシアワールドカップで、ここまで印象的なサッカーを続けているクロアチア代表

特に中盤の制圧力は本物でしたね、その中でモドリッチやラキティッチに注目が集まりがちですが、

この二人を後ろから支えている重要なレジスタ役が、インテル所属のブロゾビッチです。

今回はそんなブロゾビッチのプレースタイルなどをまとめてみました。

ブロゾビッチのプロフィールと経歴

名前:マルセロ・ブロゾヴィッチ

生年月日:1992年11月16日

身長:181cm

体重:68kg

国籍:クロアチア

ポジション:MF

背番号:代表11  クラブ77

これまでの所属クラブ

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ドラゴボリャク(2010~2011)

ロコモティヴァ(2011~2012)

ディナモ・ザグレブ(2012~2015)

インテル(2015~)

2002年から母国クロアチアのドラゴボリャクのユースに所属。

ディナモ・ザグレブ時代には、ミランやドルトムントも狙っており、

獲得競争に勝利したインテルが、最終的に4年半の契約を結びました。

近年の入れ替わりの激しいインテルの監督事情の影響や、ライバルの存在で出場機会を減らしていましたが、

今シーズン終盤にかけて、一気に出場機会を増やしました

ブロゾビッチのポジションやプレースタイルは?

今までは攻撃的ミッドフィルダーやセントラルミッドフィールダーを担当していましたが、

今季終盤は中盤の底、レジスタのポジションで大きく活躍しました。

クロアチア代表でも中盤の底でプレーをしています。

DFからボールを受け、前線だけでなく左右にもボールを散らして、チームにリズムを与えていくのがプレースタイルの特徴です。

ゲームを作るパスセンス

前線に近い攻撃的なポジションを主戦場としていましたが、

今はDFの少し前に位置して、パスで試合のリズムを作ることが一番の仕事となっています。

元からキックの精度や視野の広さに定評がありましたが、

アンカーとして短いパスだけでなく、それらを存分に活かして、

両翼に位置するサイドアタッカーにドンピシャのパスや、

最前線へ一気に攻撃のギアを上げる鋭い楔のパスなど、多彩なパスで試合を支配してくれます。

特にインテルでは、サイドの二人ペリシッチとカンドレーバが破壊力抜群ですから、裏へドンドンと走らせていますね。

もちろん最終局面でのラストパスの精度も高いので、アシストも量産してくれます。

クロアチア代表ではモドリッチとラキティッチがいるので、その役割のプレーは見られませんね。

受け手としても素晴らしい

DFの前に位置している時に、ただボールを受けるのではなく、

常に細かくポジションチェンジをして、自身へのパスコースを空けています

そのおかげでボールを持ったDFが、プレスに来ている相手FWをきちんとパスでかわせるようになり、そこでリズムが一旦崩れるようなことは全くありません。

ボールのはけ口として非常に優秀で、味方だけでなく、相手のポジションも把握しながら、パスを受けに来てくるので、

パスの出し手はとりあえずブロゾビッチに預けるというシーンが非常に多いです。

守備も高水準に行える

また絶対的なスタミナを持っており、試合を通して90分間、又はそれ以上走りきってくれます。

前述のように攻撃の際には司令塔として、試合を作りながら頻繁に動きますが、

守備の際にも、同様に高い運動量を武器にして、中盤を管理してくれます。

相手のFWやトップ下をCBをと連動して、自分たちの間のスペースに押し込み、全く機能させないことも出来ます。

トップに楔のパスが入らない…まさにイングランドのケインもそのような状態でしたね。

またクロアチア代表では、かなりの数のクリアを記録していますが、元々精度の高いタックルでボールを奪うのも得意です。

中盤を高い運動量と視野で管理しながら、危ない場面では、必ずこのブロゾビッチがキチンとチェックをかけているというイメージです。

ちょっと長いですが、ブロゾビッチの動画です。最近のでないと、中盤低めでプレーしていないんですよね…

Marcelo Brozovic – Overall 2017/2018

まとめ

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クロアチアが誇るレジスタ、ブロゾビッチ。

モドリッチとラキティッチが活き活きとプレー出来ているのは、彼が後ろから攻守で支えているからなのですね。

果たしてスター集団フランス代表を相手にしても、通用するのでしょうか?非常に楽しみです。

また現在25才と、かなり若いので、これからもインテルを引っ張り続けてほしいですね。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます

クロアチア代表に関してもどうぞ↓

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