エクトル・エレーラ(メキシコ)はポルトの中心選手!プレースタイルは?

スポンサーリンク

2018ロシアワールドカップ。

メキシコ代表のインパクトは凄かったですよね。あの前回王者ドイツ代表の中盤を完全に制圧していましたからね…

その中盤の柱で攻守に貢献していたのが、ロンドンオリンピック優勝メンバーでもある、このエクトル・エレーラです。

今回はそんなクロース、ケディラを黙らせたMF、エクトル・エレーラの経歴やプレースタイルをまとめてみました。

エクトル・エレーラのプロフィールと経歴

名前:エクトル・ミゲル・エレーラ・ロペス

生年月日:1990年4月19日

身長:180cm

体重:72kg

国籍:メキシコ

ポジション:MF

背番号:代表クラブともに16

これまでの経歴

スポンサーリンク


エクトル・エレーラは、メキシコの名門パチューカでサッカーを始めます。

順調に成長していったエレーラは、同国下位リーグのクアウトラやハイボス・タンピコ・マデロというチームへのレンタルを経て、

2011年パチューカでデビューを果たします。

パチューカで3年プレーし、その後エレーラはポルトへ欧州挑戦のため移籍します。

1シーズン目からポルトの主力となったエレーラは、ここまで192試合出場26ゴール32アシストを挙げています。

ちなみにU23メキシコ代表として、トゥーロン国際大会やロンドンオリンピックで優勝を果たしています。

メキシコ代表黄金世代の一人ですね。

A代表としてはここまで66試合に出場し、キャプテンも務めるほどチームでは信頼されています。

エクトル・エレーラのポジションやプレースタイルは?

エクトル・エレーラは主にセントラル・ミッドフィルダーを担当します。

相手によっては、より前や後ろの位置も出来ますが、基本はこのCMです。

中盤で運動量や正確なパスで攻守に大きく貢献するのが、プレースタイルの特徴です。

メキシコの心臓となる運動量

メキシコの中盤を支えるほどの運動量を持っているエレーラは、絶対的な運動量で、ピッチを広く管理してくれます。

90分間上下運動を絶えず繰り返してくれますし、攻守ともに重要なところでは必ず顔を出してくれます。

攻撃の際、パスを引き出すために細かくポジションを動かしたり、囮の動きをこなしたりも出来ますし、

守備の際ボールを奪ったら、試合最終盤でもカウンターで前に大きくランニングもしてくれます。

この恵まれた運動量を有しているおかげで、代表クラブ共に不可欠な選手となっているのです。

正確なパスを中心とした攻撃性能

エレーラの高精度なパスも大きな特徴でしょう。

所属クラブのポルトもメキシコ代表も、自分たちでポゼッションしていくサッカーを好みます。

その際中盤から非常に正確なパスで、チームにドンドンリズムを生んでくれます。

ミスなく縦にも横にも、時には冷静に判断し後ろにもボールを回しながら、試合を支配していきます。

このように基本的にポゼッションに大きく貢献していく選手ですが、タイミングなどの判断能力が優れているおかげで、

中盤でのプレーが停滞した時に、機を見て大きく横に広げるサイドチェンジなども使えます。

このタイミングが絶妙なのです。

またメキシコの選手に多いのですが、足下の技術が非常に高くて、キックの種類が豊富なのです

浮き玉から低くて鋭いスルーパス、インサイドのパスもアウトで広げるパスも同じように供給できます。

エレーラのこの多様なパスのおかげで、ポゼッションしていると思ったら、急に鋭い攻撃へと移行できるのです。

判断力とキックの精度を活かしてチームの舵取りしながら、アクセントを入れられる役割という印象です。

またパスセンスだけでなく、ドリブル突破や中盤からの走り込みで、攻撃に違いを生み出すことも出来ます。

低い位置でのプレーが多いですが、時にエリア近くで鋭く前へ侵入してきて、相手DF組織を崩しにかかります。

ここの判断もまた適切なんですよね、一瞬空いているスペースを見つけたら、そこへ侵攻ってイメージです。

また意外と身体も強いので、前述の足元の技術も合わさって、そのドリブルはかなり取られづらいです。

タックルも自慢で守備にも貢献

中盤でプレーしているので当たり前ですが、エレーラは攻撃一辺倒な選手でありません

前述の運動量や試合の読みを活かしながら、中盤のスペースや人を管理し、パスコースを読んでインターセプトで守備に貢献。

同じように球際での粘り強さもあるので、タックルでのボール回収も得意としています。局面での競り合いも非常に強い選手です。

この際、ボールを奪ったらすぐにカウンターにつなげていきます。

このように近年は守備での存在感もドンドン増しています。

攻守に大きく貢献できるいい選手だと思うんですけど、もっと上のクラブへ行かないんでしょうかね?

エクトル・エレーラの動画です。攻守の完成度が非常に高いです、しかしこのエレーラは90分間見てこそだと思います。

Hector Herrera 2018 • La Muralla Mexicana – Intercepciones, Goles y jugadas HD

まとめ

スポンサーリンク


メキシコ代表の攻守の要、エクトル・エレーラ、どうでしょうか?

ドイツとの中盤の主導権争いに勝利できたので、自信を持ってこれ以降の試合に臨んでほしいです。

メキシコ悲願のベスト8のためにも、このエレーラの奮闘は必須です。

またこのW杯で大きく名前を売り、ビッグクラブが狙うということもあり得ると思うので、

W杯以降の活躍にも期待したいですね!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

メキシコ代表について色々まとめてみました。

コメント