トッテナムの右SBトリッピアー 気になる経歴やプレースタイル、代表は?

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長年トッテナムの右SBを務めていたカイル・ウォーカーが、昨夏移籍してしまいました。これはトッテナムにとって大きな損失でした。

しかし名将ポチェッティーノは新たな選手を、主力として成長させます。

その選手がトリッピアーです。

その成長はとどまることを知らず、ワールドカップではイングランド代表のスタメンとして出ると予想されています。

今回はそんなトリッピアーの経歴やプレースタイルを見ていきます。

トリッピアーのプロフィールと経歴

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名前:キーラン・トリッピアー

生年月日:1990年9月19日(27才)

身長:185cm

体重:71kg

国籍:イングランド

ポジション:DF

トリッピアーは出身地ベリーの近くでもある、マンチェスターシティの下部組織でプレーしていました。

(元イングランド代表のネヴィル兄弟も、このベリーが出身地です)

2008年にはプロ契約を結びますが、シティでの出場はありませんでした。

その後、同じくイングランドのバーンズリー、バーンリーへレンタルで移籍をします。

そこで主力としてイングランド1部、2部と経験を積み、2015年には、トッテナムへ移籍します。

加入当初トッテナムには、カイル・ウォーカーという絶対的なスタメンがいたので、ポジションを確保するには至りませんでした。

しかしポチェッティーノの指導の元、徐々に存在感を高めていくトリッピアーは、昨シーズンウォーカーの怪我もありましたが、スタメンとして活躍を始めます。

そしてウォーカー放出、オーリエ加入で始まった今シーズンは、現在30試合に出場しています。

最近の重要な試合には、トリッピアーが多く出ているので、オーリエとのポジション争いにはトリッピアーに軍配が上がっているかなという印象です。

イングランド代表には、2017年に初招集され、これまでに5試合出場しています。

トリッピアーのプレースタイルは?

元々右サイドバックで出場することが多かったトリッピアーですが、

トッテナム、イングランド代表共に、3バックを採用した際のウィングバックとして、出場することが増えてきています。

トリッピアーのプレーで特徴的なのは、そのキックの精度です。

サイドバックの選手らしく、クロスの精度はもちろんビルドアップにも受け手側としてだけでなく、出し手側としても活躍できます。

このビルドアップの質の高さは、ポチェッティーノが志向するポゼッションサッカーに上手くフィットしています。

トッテナムの前線の選手たち(特にこの場合はエリクセンです)は、非常に流動的に動き、サイドのスペース、つまりトリッピアーの前のスペースを空けてくれます。

なので、そのスペースに走り込んできたトリッピアーが、丁寧なクロスを上げるという攻撃を繰り返すことが出来るのです。

そのクロスはピンポイントに、中のケインやデレ・アリに到達します。

エリクセンがいるので、直接フリーキックを蹴ることはありませんが、他のセットプレーのキッカーを務めることもあります。

時々裏のスペースがおざなりになるのですが、そこは身体能力抜群のダビンソン・サンチェスがカバーしてくれます。

同じく代表では、3バックの一角に入ったウォーカーが、自慢のスピードを活かしてカバーしてくれます。

非常に贅沢な環境ですね。後ろは完全に任せられそうです。

トリッピアーの動画です。Defensive Skillsと書いてありますが、やはり彼の魅力は攻撃ですね。

KIERAN TRIPPIER – Defensive Skills – 2017/2018 (HD)

トッテナムでのトリッピアー…(オーリエとの比較)

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トリッピアーと今シーズンから加入したオーリエ、なんとここまでの出場時間はほぼ同じです。(参考:https://www.whoscored.com)

ポチェッティーノも完全にどちらかを固定するということはしないつもりなのでしょうか。

数字を見てみますと、パス、クロス、ロングボールの数、正確さ、どれもトリッピアーが上回っています。

一方タックル、インターセプト、クロスの数はオーリエのほうが上です。

それぞれ対峙する相手が違うので、一概には言えませんが、攻撃のトリッピアー、守備のオーリエのイメージでいいと思います。

現代のサイドバックは非常に多くの運動量が求められるポジションなので、基本は併用。

そしてそれぞれ27、24才と若いので、ポチェッティーノはローテーションで使いながら最適解を探していくのでしょう。

イングランド代表として、もちろんワールドカップに出場するトリッピアー。チーム内競争も含めて目が離せませんね。

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