セセニョンのプレースタイルは?移籍先はリバプール?トッテナム?

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今イングランドサッカー界で大きな注目を浴びている17歳がいます。それが今回紹介するフラム所属のライアン・セセニョンです。

ベイル2世」と呼ばれる彼は、イングランド代表としてワールドカップに出場する可能性も報じられています。もちろん移籍の噂も止みません。

そんな聞いているだけでワクワクする選手、ライアン・セセニョンのポジションやプレースタイル等をまとめました。

ライアン・セセニョンのプロフィールと経歴

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名前:ライアン・セセニョン

生年月日:2000年5月18日(17才)

身長:178cm

体重:70kg

国籍:イングランド

ポジション:DF、MF

ロンドンで産まれたライアン・セセニョンは、地元のフラムFCのユースでサッカーキャリアを始めます。

順調に成長したセセニョンは、わずか16才にしてトップチームデビューを果たします。これが昨シーズンの8月のことです。

徐々にフラムで出場機会を増やしたセセニョンは、28試合出場7ゴール4アシストという素晴らしい結果を残し、デビューシーズンを終えます。

2年目となった今シーズンは、更に成長した姿を見せてくれています。ここまでリーグ戦43試合に出場し、14ゴール6アシストを記録しています。

この活躍を受けて、ありとあらゆる賞を獲得します。

まず月間MVP、2部の最優秀若手選手、ロンドンのチームの中での最優秀若手選手(ダビンソン・サンチェスやクリステンセンを破りました)にも選ばれ、更になんと2部の最優秀選手にも選ばれました。

セセニョンと同じように2部に旋風を巻き起こした若手有望株のルベン・ネヴェスの記事もどうぞ↓

またイングランドリーグ全体での最優秀若手選手にもノミネートされています。

この賞のライバルはケイン、スターリング、ラッシュフォード、エデルソン、サネと錚々たるメンバーです。

この中にデビュー2年目の17才の若手が割って入るわけですから、どれだけ期待されているかが分かります。

ライアン・セセニョンのポジションとプレースタイルは?

ライアン・セセニョンは主に左のサイドバックを担当していました。

しかし今シーズンの途中からより攻撃的な左のサイドハーフ、左ウィングを務めるようになりました。このへんはベイルと全く同じですね。

セセニョンのプレー強みを紹介していきます。まずは圧倒的なスピードです。

これは本家ベイルにも言えることなのですが、
相手からすると分かっていても止められないので、ボールを持ってスピードに乗らせないようにしなければ、一瞬で危険なエリアまで侵入されてしまいます。

またヨーイドンからのスプリントが速いだけでなく、そのスピードに細かく緩急をつけることが出来るので、単なるスピードスターより対処が難しいです。

ボールコントロールも非常に良いものを持っています。

ブラジル人のような華麗なフェイントを持っているわけでありませんが、足下に来たボールを上手いファーストタッチでかわす、切り替えしでかわす等、相手をかわす術は多彩です。

セセニョンはスピードを活かすためにボールを理想の位置に、ファーストタッチで置けます。

これは言うのは簡単ですが、実際に行える選手はごく少数だと思います。17才にして自分の武器を、最大限活かす術を知っているのは恐ろしいです。

セセニョンは試合中の状況判断も的確です。

彼のゴール数はここまで14です。内訳は外からのミドルの得点もありますが、殆どがペナルティエリア内で押し込む形の得点なのです。

右サイド、中央からの攻撃に対し、フィニッシュの時に颯爽と走り込んでくる。こういう形ですね。

常に中央にいることはないのに、合わせる得点が多いのは、この走り込むタイミングを自分で見極める事が出来る状況判断のおかげだと思います。

シュートの数が少ない割に得点数が多いのも、これが理由だと思います。(https://www.whoscored.comによりますと、1試合平均1.2本のシュート数を記録しています)

スプリントを縦だけでなく、中央にも効果的に行えるのも魅力的です。

ウォーカーのように縦で広がりをもたせ中に少しでもスペースが有るなら、そこに侵入し攻撃を組み立てるプレーや、
敢えて左SBのために大きくスペースを開けるプレーもよく見かけます。

このようにセセニョンは、多くの攻撃の選択肢を有しています。

ここまで試合数も、チームトップの43試合全てに出場しています。まだ若くて非常にタフです。試合終盤でもガス欠することはありません。

しかし少し落ちてきたのでしょうか。ここ8試合は0ゴール2アシストです。

フラムの攻撃の中心ですから、相手もよりセセニョンに警戒してきているようです。

またその存在感の割に、ファールを受ける回数が非常に少ないです。

相手も人間ですから、17才の少年にガツガツタックルする事に、ためらいもあったのでしょう。

しかしもうここまで中心選手として働いているのなら、相手も容赦はしてこないはずです。
今後はより厳しくマークされると思います。

そこをどのように乗り切れるかが非常に楽しみです。ポテンシャル自体はとんでもなく高いものを持っていますので、むしろ濃い経験を積めるチャンスです!

ライアン・セセニョンの動画です。17才でこのプレーは規格外です!
RYAN SESSEGNON | Goals, Skills, Defence | 2017/2018 | FULHAM

リバプール?トッテナム?ライアン・セセニョンの移籍先は?

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もちろん移籍の話も常に出ています。
昨夏に3年契約を結びましたが、その前の段階からリバプール、トッテナムの強い関心は報じられていました。

フラムで経験を積むことを選んだセセニョンですが、今季のさらなる活躍で再び強い関心が伝えられています。

昨夏同様トッテナムがその1番手のようです。

ベイルが元いたクラブであるというのも大きいのでしょうが、今は若手育成に定評のあるポチェッティーノがいますから、それが理由で移籍を望んでもおかしくはありませんね。

同国のケイン、アリ、ダイアー、ウィンクスらの著しい成長を見ると、ポテンシャルは間違いないセセニョンもとんでもない選手にしてくれそうです。

ローズがユナイテッドへ移籍するので、その空いた穴にセセニョンを入れるという記事もありますので、トッテナムも本腰を入れて獲得するかもしれませんね。

本人はインタビューで「ルーク・ショーがアイドルだ」「ルーク・ショーの成長を真似ていきたい」と発言していますので、ユナイテッドも移籍先に出ていますが、どうでしょうか。

移籍金、給料は確実にユナイテッドのほうが上ですが、17才の若者がオールド・トラッフォードで活躍する絵はあまり想像できません。
まだ早すぎるかなと思います。

イングランドで今最もホットなライアン・セセニョン。サプライズでワールドカップメンバーに招集されるかもしれません。

そこで活躍なんてした日には、移籍市場が恐ろしいことになってしまいます。

全てが楽しみなライアン・セセニョン。彼の活躍から目が離せません。

同じくイングランド2部ウルブス所属のルベン・ネヴェスの記事はこちらです↓

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