今シーズンのマンチェスターシティは圧倒的な強さで、プレミアリーグを席巻しました。
その攻撃に目を奪われがちですが、失点数もリーグ最少なのです。
そしてシーズンを通じてその守備を支えたのがオタメンディです。
今回はそんなオタメンディのプレースタイルなどを見ていきます。
オタメンディのプロフィールと経歴
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生年月日:1988年2月12日(30才)
身長:183cm
体重:82kg
国籍:アルゼンチン
ポジション:DF
背番号:30
アルゼンチンで生まれ育ったオタメンディは、地元のベレス・サルスフィエルドというチームのユースでサッカーキャリアをスタートさせます。
2008年にトップチームデビュー果たしたオタメンディは、その後海を渡りポルトへ移籍します
欧州のサッカーにもすぐ適応し、主力としてポルトで名を挙げていくオタメンディが、次のステップアップの移籍先として選んだのはスペインのバレンシアでした。
そのバレンシアでもすぐさまスタメンに定着し、リーガベストイレブンに選出されるほどの活躍を見せました。
2016年多くのクラブとの獲得競争を制したマンチェスターシティが、オタメンディ獲得に成功します。
このシティでも1年目からスタメンとして出場し、毎年リーグ戦30試合以上出場する安定感を見せています。
今年は更に素晴らしいパフォーマンスを見せ続け、プレミアベストイレブンにも選出されました。
オタメンディのポジション、プレースタイルは?
オタメンディは2010年ワールドカップの時、右サイドバックで起用されていましたが、今はセンターバックが主戦場です。
プレースタイルの特徴はフィジカルを活かした、対人守備能力です。
オタメンディは決して身長があるわけではないですが、フィジカルの強さはプレミアで随一です。
自分より身体の大きなFWとの競り合いでも、相手を弾きボールを奪えますし、空中戦でも無類の強さを誇ります。
それでいて落ち着きもあるので、不用意に飛び込ません。おかげで1対1の対応も非常にうまいです。
スピードがないので、まずは遅らせることを優先させ、相手が仕掛けるのをジッと耐えることが出来ます。
そして自分のタイミングでタックルを入れることが可能なので、相手からすると非常に厄介な選手だと思います。
またグアルディオラは非常にCBのビルドアップを重要視している監督です。
シティの監督就任直後から、ビルドアップ自慢のCBが多く獲得リストに上がっていました。例えばラポルテもストーンズもそれに当たります。彼らは元々ビルドアップが得意な選手です。
一方、オタメンディはいわゆるストッパータイプのCBでした。当初はもしかしたら使われないのでは?という声さえありました。
しかし本人の努力とグアルディオラの指導のもと、ビルドアップの技術をぐんぐん伸ばしていきます。
今では縦パスでどんどん攻撃のリズムを作っています。正直ここまで成長するとは思いませんでした。
元々落ち着きあるので、よく周りが見え、プレスに来た選手をはがすパスを供給して、しっかりと攻撃の起点となっています。
この場合フェルナンジーニョとデブライネが、常にいいポジションにいるのも大きいですが…
特にトッテナムの前線のプレスを、簡単にパスでいなしているのを見てとても成長を感じました。
Nicolás Otamendi's passing in the Premier League this season:
2239 passes attempted
2058 (91.9%) passes completed
1567 forward passes completed
481 backwards passes completed
107 long balls completedPassing for fun. pic.twitter.com/1rrKknRE2Y
— Squawka Football (@Squawka) 2018年2月6日
プレミアだけでなく、欧州5大リーグで最もパスを成功させています。
内訳もただ横や後ろにパスするのでなく、前へパスしていくものです。
この姿勢は素晴らしいですね。
オタメンディの動画です。これぞファイターと思わず唸ってしまうタックルは必見です。
Nicolás Otamendi – Manchester City & Argentina – Defensive Skills – 2018 HD
オタメンディは髪型も一流!
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オタメンディはそのファイターっぷりはその風貌にも出ています。
少し珍しい髪型と立派なあごひげで、いかつい顔が更に際立っています。
見始めた頃から、こんな感じの髪型だったような気がします。この髪型が気に入っているのでしょうかね。
サッカー選手は見た目でも負けてはいけませんからね。
もちろんオタメンディは、アルゼンチン代表としてワールドカップに出場します。
アルゼンチンはおそらくメッシやこのオタメンディの最後のワールドカップになるでしょうから、国内の期待も高いと思います。
アルゼンチン代表もオタメンディの成長も目が離せません。
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