リンガードがイングランドを支えているので、プレースタイルを探る!

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28年ぶりにワールドカップベスト4入りを果たしたイングランド代表。

現時点でイングランドのMVPは誰でしょうかね?ケインかマグワイア、ピックフォード辺りでしょうか?

皆素晴らしい活躍を見せていますよね。

私はその中でも、イングランドの素早い攻撃の中心となっているリンガード、彼を推したいです。

ユナイテッドでプレーしている時から、「何かビッグゲームで活躍する選手だなぁ」と思っていましたけど、

この世界最大のスポーツの祭典、W杯で一つレベルが上った印象です。

今回はそんなリンガードのプレースタイルや貢献などをまとめてみました。

リンガードのプロフィールと経歴

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名前:ジェシー・エリス・リンガード

生年月日:1992年12月15日

身長:175cm

体重:62kg

国籍:イングランド

ポジション:MF

背番号:代表7  クラブ14

これまでの所属クラブ

マンチェスター・ユナイテッド(2011~)

レスター(2012~2013) レンタル

バーミンガム(2013~2014) レンタル

ブライトン(2014)  レンタル

ダービー(2015) レンタル

また2000年からユナイテッドのユースに所属していましたので、完全な生え抜き選手ですね。

あの伝説の92世代のように、ポグバやラッシュフォードと共に、新たな黄金世代を形成したいとも発言しているので、

これは生涯ユナイテッドでしょうね。

リンガードのポジションやプレースタイルは?

リンガードは2列目なら、どこでも高水準にこなすことが出来ます。

ベストなポジションはサイドか中央どちらでしょうか?

やっぱり今のイングランド代表での攻撃的ミッドフィルダーですかね。

でもクラブでポグバとその位置で組んでいた時は、あまり機能していなかったような気がするんですよね…

基本的な技術が高くて、運動量も戦術理解も高い、現代のアタッカーに必要とされているものをほとんど有している選手だと思います。

後ろと前線をつないでくれるリンクマン

もちろんボールコントールや創造性も高いので、

最前線のケインやルカクといったストライカーと共に崩しにかかり、自身がフィニッシャーの役割、

またそのワントップの周囲でサポートしながら、チャンスメイカーとしてラストパスを供給する役割、などもこなせますが、、、

イングランド代表では、より低い位置から、彼がパスやドリブルで前線にボールを運んで、そこから攻撃を展開というパターンが非常に多いです。

この際スピードもテクニックも十分にありますので、前に持ち上がる推進力は抜群です。

前への推進力という面では、チームメイトのポグバやデレ・アリも同じような強みを持っていますが、

リンガードはよりシンプルで縦に速いイメージです。

またそのパスも非常に正確で、チームを落ち着けるパスはもちろん、一気に展開を変える縦パスもリズム良く入れることも出来ます。

この縦パスがケインはもちろん、スターリングやトリッピアーらも非常に好んでいて、積極的に受けているように見えます。

スペースを見つける天才

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上記のように、攻撃の際には存分にその才能を発揮してくれるリンガードですが、

その中でもずば抜けて凄いなぁと思わせてくれる部分は、スペースを見つける技術だと思います。

中盤を自由に動きながら、DFとDMの間、DMの横など、決して広いスペースではないですが、

彼がそこに向かって突破を試みたり、スルーパスを供給したりして、相手の守備組織をどんどん破壊していきます。

同じように、彼のフリーランによって生まれたスペースを、他の選手が有効活用するシーンも多く見られます。

スウェーデン戦では、彼が上手く走ることにより、相手DF陣を横に引き伸ばして、スペースをガンガン作っていましたね。

縦横どちらのスペースであっても、素早く自身で使ったり、周りに使わせ、

また空いていなければ、新たに作り出したりと、使い方だけでなく、見つけ方や作り方も巧みですので、

戦術理解力が非常に高い、サッカー脳がある選手なんだろうなぁと思いました。

実際、U21の頃から面倒を見ているサウスゲイト監督も、

「スペースの認識能力に長けていて、ボールを受けては、中盤と前線をうまく繋げてくれる」

とW杯の前からこのように述べており、元から非常に高く評価をしています。

ちなみにサウスゲイト監督は就任した当初、同ポジションにアダム・ララーナを置いて、彼にリンクマンを任せていました。(フォーメーションは違いますが…)

リンガードにしろララーナにしろ、似たタイプの選手で、サウスゲイト監督の好みがよく分かりますね。

運動量はイングランド一

もちろんこれらのことを継続して行ってくれるのが、リンガードの良さでもあります。

本当にサボらずに90分間、それ以降も、自身の役割以上の事をこなしてくれます。

実際にチュニジア戦、コロンビア戦、スウェーデン戦の3試合では、彼が一番長い走行距離を記録しています。

コロンビア戦は120分間で15km以上、スウェーデン戦は90分間で12km以上の走行距離を記録しています。(パナマ戦は途中で交代、ベルギー戦はお休みでした)

参考:http://www.dailymail.co.uk/とhttp://www.skysports.com/

特にスウェーデン戦なんかは、鬼神のように駆け回っていましたよね。

W杯4試合目の後半ロスタイム、しかも2-0で勝っているのに、そんだけ走るの?と素直に思ってしまいました。

もちろん本当に称賛しています、スタミナだけでなく、その揺るがない意志も素晴らしいと思います。

彼の運動量があるからこそ、純粋なDMではないヘンダーソンを底に置いても、機能しているのかなとも感じました。

まあまだ中盤を支配される展開に陥ったことがないんですけどね…

スピードを活かしたカウンター

もちろん前述のようにスタミナもスピードも抜群ですので、シンプルに前線へ運んで味方共にフィニッシュという形も得意としています。

ユナイテッドのように低い位置からのカウンターはもちろん、

高い位置で奪って即カウンターも、スピード自慢ですので、綺麗にハマりますよね。

これが一番の武器かなと思っていましたけど…

正直武器が多すぎますよね…今季はシーズン前半こそ一番手ではなかったですが、

徐々に信頼を得て、スタメンの試合を増やしていますね。

来季はこのままユナイテッドの核になるのかな?

次世代ユナイテッドの旗手になれると思うので、上手く使って欲しいですね。

少し長いですけど、リンガードの動画です。やっぱ大舞台に特別強いんでしょうね。

Jesse Lingard – Next Level – Crazy Goals, Skills, Passes & Dance! – 2018 | HD

まとめ

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イングランド躍進の影のヒーローであるジェシー・リンガード。

これまでのパフォーマンスは素晴らしいの一言です、しかし次戦の相手はモドリッチ率いるクロアチア代表です

クロアチア代表を相手にしても、変わらない運動量で、中盤を制圧出来るのか非常に楽しみです

あと2つですからね、何か期待してしまいます。

また現在25才と、これから選手としてのピークを迎えていくので、

所属クラブであるユナイテッドでの活躍からも目が離せませんね。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

イングランド代表に関してまとめました↓

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