今季のマンチェスターシティの異次元の強さは、もちろん1人の選手に依るものではありません。
しかし、左ウィングを担当しているレロイ・サネがその強さの一因であることもまた事実です。
18歳でブンデスリーガのシャルケでデビューし、そのスピードを活かし大活躍。
その後シティへ移籍し、あのグアルディオラの指導を受け、今やプレミア随一のウィングとなりました。
そんなレロイ・サネのプロフィール、プレースタイルをまとめました。
レロイ・サネのプロフィールを紹介!
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生年月日:1996年1月11日(22歳)
身長:183㎝
体重:75kg
国籍:ドイツ、フランス、セネガル
出身地:エッセン
利き足:左足
サネはドイツのヴァッテンシャイトでサッカーを始めます。
その後、シャルケ04、レバークーゼンのユースチームを経て、再びシャルケ04に戻り、18才にしてプロデビューを飾ります。
その後はレギュラーに定着し、国内だけでなくCLでも活躍します。
レアル・マドリードを相手に得点を記録するなど、世界中にその才能の片鱗を見せつけました。
シャルケ04での最終シーズンでは、公式戦42試合出場8ゴールを記録しました。
シャルケの頃のサネです。バルセロナやレアルマドリードの噂があったのもうなずけますね。
Leroy Sané ● Goals, Skills & Assists ● Schalke 04 ● 2015/16 ● HD
2016年8月、5000万ユーロ(57億円)という大金を投じて、マンチェスターシティが獲得に成功します。
そのシーズンは、公式戦30試合出場7ゴール5アシストを記録し、シーズンを終えます。悪くない数字ですね。
そして、2年目となる今季、名将グアルディオラのもと、今シーズンのマンチェスターシティは敵なし。
その中でサネもシーズン途中ですが、43試合に出場13ゴール13アシストを記録しています。この記録はまだまだ伸びるでしょう。
また、2015年にはドイツ代表デビューを果たしており、通算で9試合出場しています。
ちなみに父親も元サッカー選手で、セネガル代表の経験もあるスレイマン・サネ。母親のレギーナ・ヴェーバーは新体操の選手で、オリンピックでは銅メダルを獲得するほどの選手だったようです。
そんな二人の間に生まれたのが、このレロイ・サネです。絵に描いたようなサラブレッドですね。
22才にしてこの経歴は素晴らしいです。もうすでに凄いですがこれからがもっと楽しみな選手ですね。
レロイ・サネのプレースタイルは?
サネのプレースタイルと言ったらまずはスピードですが、それは後ほど…
サネはドリブルの技術も特筆したものを持っています。
ドイツの育成システムのもと、足元の技術はしっかりと叩き込まれています。
なので単にスピードだけで抜くのでではなく、丁寧なタッチとともに相手選手を抜き去ることが出来るのです。スピードと合わせて、滑らかなに相手エリアに侵入していきます。
またパスの受け手としてだけでなく、彼のパスで局面を打開することも可能です。くさびのパスでチームのリズムを作ることも、タイミングピッタリでスルーパスを出すことも出来ます。
これらは高い状況判断能力を持っているからこそ出来るプレーですね。
今シーズンのサネの最も成長ところの1つは最後のシュートの正確さしょう。
スピードを武器にした選手の多くは、最後のシュートが残念な事も多いです。しかし、今シーズンのサネはシュートが非常に正確で、コースを狙ってシュートを打てています。
さらにシュートエリアも非常に広くて、ミドルシュートもよく打ちます。そのキック精度から、セットプレーを任せてもらうこともよくあります。
サネはスピードを活かしたドリブルと裏への飛び出しが、一番の武器です。
しかしパスもシュートも高水準なので、相手はサネのプレーを読みづらいのです。
プレーの幅が広く、メッシ二世と呼ばれていただけのことはありますね。
このような選手を何人も抱えているのがマンチェスターシティの恐ろしいところなんですがね…
最強とも言われるマンチェスターシティ、そのチームで一番ドリブルしているのがサネです!(1試合平均で2,7回)
そんなシティの切り込み隊長の動画です。
Leroy Sane 2018 ● InSANE Dribbling Skills, Assists & Goals ● 2017-2018 season 🇩🇪⭐
レロイ・サネの圧倒的なスピード!
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やはりサネを語る上で外せないのは、彼のスピードですね。
前述の通り、父親はプロのサッカー選手で母親は新体操のオリンピックメダリストです。
生まれ持った身体能力が非常に高く、スピードはプレミアリーグで一位なのです。
ChyronHego社とOpta社のプレミアリーグのスピードランキングによりますと、35,48km/hを計測して、プレミアリーグ最速記録を作りました。
スピード自慢が多くいるプレミアリーグで、これは素晴らしいですね。
それと同時に筋肉系の怪我にも注意してほしいですね。183cmと決して小さくないので、体への負担は高いと思います。
危険なタックルにより怪我をしたことも…
怪我はサッカーをしている以上、どの選手にもつきものです。しかし、怪我させられるのを見るのは気持ちいいものではありませんよね。
今年の1月行われた、イングランド2部のカーディフシティFCとのFAカップ4回戦で、相手選手から危険なタックルを受けて、そのまま負傷退場。足首の靭帯を負傷してしまいました。
試合後、グアルディオラが審判に苦言を呈したり、ドイツ代表の公式ツイッターアカウントも警告を送ったりして、物議を醸しました。
その時のタックルの動画です。大きな怪我にならなくて本当に良かったです。
Serious Injury Leroy Sane Manchester City VS Cardiff City!!!!
ドイツ代表としてW杯に出場するサネのこれからの活躍から目が離せませんね。
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