ポーランド代表のクリホビアク、経歴、プレースタイルは?移籍先で活躍は?

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ワールドカップで日本代表と対戦するポーランド代表のクリホビアク。

レバンドフスキが注目されがちですが、このクリホビアクも実績十分で、警戒が必要です。

今回はそんなクリホビアクのプロフィールやプレースタイルを見ていきます。

クリホビアクの経歴とプロフィール

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名前:グジェゴシュ・クリホビアク

生年月日:1990年1月29日(28才)

身長:186cm

体重:83kg

国籍:ポーランド

ポジション:MF

クリホビアクはポーランドで生まれましたが、早くからフランスに渡り、フランスのボルドーユースで、サッカーを本格的に始めます。

2009年にトップチームデビューを果たしますが、その後出場機会には恵まれず、同じくフランスのランス、ナントにレンタルで移籍します。

2012年にランスへ完全移籍し、そこで主力として活躍します。

その活躍が認められ、2014年スペインのセビージャへ移籍します。

当時のセビージャですから、欧州で非常に評価の高いモンチSD(現ローマSD)が、原石を発掘したということですね。

そのセビージャでは、中盤の守備の要として活躍。2年連続EL優勝の立役者でもありました。

上記の活躍を受けて、2016年7月フランスのメガクラブPSGが、当時のセビージャの監督であったエメリと共に獲得します。

この時の移籍金は2800万ポンド(約38億円)と言われています。

しかし、PSGで思うような活躍をすることが出来なかったクリホビアクは、イングランドのウェストブロムへ1年間レンタルで移籍しました。

今シーズンはここまで、公式戦27試合に出場し、3ゴール3アシストを記録しています。

ちなみに気になるポーランド代表ですが、出場機会に恵まれなかったPSG時代にも、ワールドカップ予選には代表として出ていました。

直前の代表にも招集され、同グループのセネガルを想定にしたナイジェリア戦にも出場していました。

フォームを崩していても、ワールドカップでは日本戦に出場してくるでしょう。

クリホビアクのプレースタイルは?

クリホビアクは守備的MFとして主に出場しています。

そして高い守備能力が彼の強みと言えるでしょう。

ボール奪取能力が非常に高く、くさびのパスは彼がどんどん刈り取ってくれます。

波状攻撃を防いでくれるので、チーム全体に落ち着きを与えてくれます。

もちろんパスカットだけでなく、その大きな体と上手いタックルを活かし、ボールを回収するのも彼が得意とするプレーです。

またスペイン時代には空中戦で無類の強さを誇りました。

ナインゴランやビダルのような激しさを全面に出したタックルは少ないですが、危険な場面では彼が積極的に顔を出してくれるので、チームとしては助かる存在でしょう。

彼のパスは決して際立ったものではないですが、正確なものが多かったです。

セビージャは前に速いサッカーを得意としていました。彼がボールカットしてシンプルに前にさばき、そこからカウンターという、一つの攻撃パターンが完成していました。

ですから目を引くようなパスより、シンプルに早くパスすることのほうが重要であったのでしょう。

クリホビアクの動画です。本来はこのように優秀な守備的MFなのです!

Grzegorz Krychowiak ● Sevilla FC ● Defensive midfielder Skills ● 2015/2016 HD

現在のクリホビアクは活躍しているのか?

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セビージャでEL二連覇するなどの活躍をして、その名を世界中に轟かせたクリホビアク。その当時はミランやアーセナルなど多くのビッグクラブの興味を集めていました。

しかしステップアップとして移籍したPSGでは、出場機会に恵まれませんでした。

そこで彼は、出場機会を求めてウェストブロムへ移籍しました。

移籍が成立した時、イングランドのメディアはスウォンジーのレナトサンチェス獲得とともに、夏のマーケットで最も賢い買い物をしたのではないかと、大絶賛していました。

では現在のクリホビアクは活躍しているのでしょうか。

ウェストブロムの順位がすべてを物語っています。

現在最下位の20位、残留可能な17位まで10ポイントと、非常に苦しいシーズンを送っています。

もちろん彼だけの責任ではないですが、やはり夏の目玉補強として加入した彼にも責任はあるでしょう。

プレミアリーグ特有の激しさに、適応出来ていないと思います。

数字を見てみますと、タックルの数、インターセプトの数、空中戦勝利の数、どの数字もセビージャ時代と比べて、著しく落ちています

それだけでなくウェストブロムのCBへガジのクリア数はプレミアで一番多いです。

つまりクリホビアク自慢の中盤での守備が機能しなくなり、危険なエリアまで侵入されていることです。

彼の身体はリーガ水準だと、強さとなりますが、プレミアリーグには更にサイズの大きい選手がゴロゴロといます。

かといってフィジカル関係なく、活躍できるカンテほどの運動量や推進力がないのも痛いですね。

おそらくウェストブロムは来季2部で戦うことになると思います。そうなりますと、クリホビアクを買い取るなんて出来ません。
もちろんCL制覇を狙うPSGの来季の構想にあるとも思えません。

こうなると来夏の移籍ですが、ローマが興味を示しているようです。個人的には、これが実現してほしいです。

ローマの現在のSDは元々彼を獲得したモンチですし、ローマは元プレミアリーグの選手を再生させるのもうまいですからね。
PSGとの移籍金次第といったところでしょうか。

ワールドカップと来夏の移籍、共にクリホビアクから目が離せませんね。出来たらフォームを取り戻すのは、日本戦の後がいいですね…

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