多くの名選手を産んでいるシャルケユース出身で、大きく評価を高めた左サイドバックがコラシナツです。
今シーズンは大きな期待を背負ってアーセナルへ移籍しました。そのフィジカルを活かし、新天地でも早速ファンの心を掴んでいます。
今回はそんな筋肉自慢コラシナツのポジションやプレースタイルを見ていきます。
コラシナツのプロフィールと経歴
スポンサーリンク
生年月日:1993年6月20日(24才)
身長:183cm
体重:75kg
国籍:ボスニア・ヘルツェゴビナ
ポジション:DF
背番号:31
出身はドイツであるコラシナツは、地元カールスルーエのユースでサッカーを始め、その後若手育成に定評のあるシャルケユースに移籍します。
そのままトップチームデビューを果たし、シャルケで契約満了まで主力としてプレーしました。
契約が切れたコラシナツは、フリーでアーセナルへ移籍をします。
加入1年目の今シーズン、ここまで32試合に出場し、4ゴール4アシストを挙げています。DFとしてはかなり優秀な数字です。
ちなみにシャルケ時代には内田選手とも仲良しでした。
コラシナツのポジションとプレースタイルは?
コラシナツは左サイドバック、ウイングバックを主戦場としています。
元々センターバックやボランチでプレーをしていたので、そのポジションももちろん対応可能です。一つ上の左サイドハーフも出来るので、非常にユーティリティ性の高い選手です。
まずコラシナツのプレーで特徴的なのは、その圧倒的なフィジカルを活かした対人守備能力です。
守備に構えた時は本当に頼もしくガツガツと前へと守備を行えるので、そもそも相手を前に振り向かせません。凄くプレミア向きの守備です。
もちろん1対1での勝負も見た目に似合わず足も速いので、粘り強く対応出来ます。得意のタックルで奪って、すぐに攻撃につなげることも可能です。
決して身長は高くありませんが、空中戦も強いです。
見た目のまま身体が強いので、相手を簡単に弾き飛ばすことが出来ます。特にこの空中戦強さは、セットプレーの時大きな武器になりますね。
またサイドに大きく開いてロングボールのはけ口として、強みを見せてくれています。
前述のようにスピードもあるので、サイドを駆け抜けて攻撃参加に貢献することも出来ます。このパワフルな持ち運びは迫力満点です。
また運動量も高いので、相手によってはかなり上下運動を繰り返し、攻撃に幅をもたせてくれます。
しかしクロスやパスによる組み立てはまだまだ成長の余地ありです。
前への意識は強いのですが、時として固まりがちなアーセナルの攻撃を縦だけでなく、斜めや囮の動きを増やして選択肢を増やしてほしいなと思うことがあります。
やはりこの辺がモンレアル、ナイルズからポジションを奪いきれない原因なのでしょうか。
まだ若いので、いくらでも成長は出来るでしょう。上手く成長していって、将来的にはサイドもセンターも出来るイバノビッチみたいな選手になってほしいなと思っています。
コラシナツの動画です。上半身の盛り上がりが本当に凄いです!
Sead Kolasinac – The Tank
コラシナツの筋肉が凄い!
スポンサーリンク
その見た目からThe Tank(戦車)という愛称を持つコラシナツ。戦車の愛称は伊達でなく、骨太で筋肉モリモリなのです。
同じサッカー選手なのに、この足の太さの違いは恐ろしいです。吉田選手が吹き飛ばされそうです。
元々細身のウェルベックと並ぶとわかりやすいですね。骨格から違いますね。
代表には自身のルーツであるボスニア・ヘルツェゴビナを選択しました。
残念ながらボスニアは今回のワールドカップに出場することは出来ません。しかし、まだ若いこのコラシナツがこれからも代表サッカーを牽引してくれるでしょう。
一方クラブレベルでは、ヴェンゲル監督が辞任し、来季は新たな監督に変えるようですが、果たしてどの監督が就任するのでしょうか。
噂のアッレグリ監督が就任するなら、このコラシナツもいいディフェンシブな選手にしてくれそうです。
エンリケ監督なら、守備に関してはヴェンゲル監督とそれほど変わらないでしょうか?
確かな力は持っているコラシナツ。これからの成長もふくめて非常に楽しみですね。
同じアーセナルの他の選手もどうぞ↓
コメント