ロシアワールドカップでも、EUROでの躍進が偶然のものではないと証明したアイスランド代表、
小規模なクラブでありながら、プレミアリーグ7位とこちらも大躍進を見せてくれたバーンリー。
この両チームに所属して、闘う姿勢を前面に出しながら攻守を支えているのが、このグズムンドソンです。
両チームとも運動量が高くて守備が堅いチームですよね、まさにそれを表現している選手と言えます。
今回はそんな気になる2チームの躍進に大きく貢献しているグズムンドソンのプレースタイルや経歴をまとめました。
グズムンドソンのプロフィールと経歴
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生年月日:1990年10月27日
身長:186cm
国籍:アイスランド
ポジション:MF
背番号:代表7 クラブ17
アイスランドの首都レイキャヴィークで産まれたグズムンドソンは、国内のブレイザブリクでサッカーキャリアをスタートさせます。
その後イングランドのチェルシー、フラムのユースへ移籍しますが、
トップチームには上がれず、ブレイザブリクへ出戻ります。
2008年、ここでようやくトップチームデビューを果たしたグズムンドソンは、
翌年再び国外のクラブ、今回はオランダのAZへチャレンジします。
今回は成長したところを見せ、オランダの地では、徐々にクラブの主力となっていきます。
2014年、この活躍に目をつけたイングランド2部のチャールトンが、グズムンドソンの獲得に成功します。
イングランド再チャレンジとなったグズムンドソンは、チャールトンでもそのまま活躍を見せます。
そして2016年、プレミアリーグに初昇格したバーンリーへ、ステップアップの移籍を果たします。
ここまでバーンリーで62試合3ゴール11アシストを記録しており、バーンリーの躍進に大きく貢献しています。
また17才でデビューしたアイスランド代表でも、完全に主力となっており、ここまで68試合に出場しています。
皆さんおなじみの2016EUROでももちろん全試合に出場して、チームのベスト8に大きく貢献しました。
グズムンドソンのポジションやプレースタイルは?
ポジションは両サイドハーフを担当しています。より得意としているのは右です
より前のウィングも高いレベルでこなせます。
サイドからキック精度を活かして、攻撃を作っていくのがプレースタイルの特徴ですね。
どんなパスも精度が高い
まずこのグズムンドソンはパスの精度が抜群です。
右サイドでボールを持ちながら、タイミング良く長短のボールを供給して、攻撃のリズムを作ります。
左利きなので、間を保ちながら中に入れやすいんでしょうね。
またそのパスも走り込んでくる中盤や構えているCFにドンピシャのクロスであったり、上がってきた選手とのパスのコンビネーションであったりと、種類も豊富です。
スペインのようなテンポが良いパスと言うよりかは、最後のところの鋭いラストパスが、一番キレを見せてくれる印象です。
またサイドからのパスだけでなく、低い位置から前線へ大きく展開を変えるロングパスも得意としています。
どんな位置からでも、その都度適切なパスを送れますので、視野が相当広いんだと思います。
さすがの運動量
アイスランド代表とバーンリーの共通点と言ったら、そのハードワークでしょう。
このグズムンドソンは、この2チームの象徴しているかのような運動量で、最後まで走り抜いてくれます。
運動量を絶やさずに、守備時のプレスから攻撃のカウンターまで、愚直にこなします。
しかもそれでいて、球際の競り合いでも容赦なくバトルを展開して、どのセクションでもただでは終わらせない所を見せてくれます。
この姿勢が運動量と非常によく合っていまして、、、
運動量が豊富なので、基本的に色んなところに顔を出しながら、どの局面で相手と絡みます。
その際、常にしつこいくらい最後まで戦い抜くので、相手のチーム全体にプレッシャーをかけ続けることが可能なのです。
特にプレミアリーグ上位との対決の時は、それが顕著になります。本当に嫌な選手ですよね…
また試合中の各ランニングもしっかりと行いますが、試合終盤のようにスペースが広くカウンターを使いやすい展開になると、
一気に長い距離を駈けて、カウンターに厚みをもたらすこともしてくれます。
これは単純な運動量だけではなく、激しく強度の高いロングスプリントも得意ということだと思います。
力を生む推進力
もともとより中央で構えるCM的なポジションでプレーしていたので、
推進力を持って前にグイッと進める運び(ドリブル)も得意です。
これはもちろん運びの能力と突破できるスピードが高水準なので、可能なプレーです。
特に輝くのが押し込まれている時です。
連続して攻撃を受けている時、グズムンドソンが前にパスだけでなく、ドリブルでの上がりで一気にラインを前へ押し上げることが出来ます。
その際、チームも連動して動こうという意志が、しっかりと統一されているのでしょう、
グズムンドソンが前へ押し上げると、チーム全体で少し無理してでも一時的に前へ進みます。
結局常に押し込まれていては、前回EUROのフランス戦のようにどこかで亀裂が入りますからね…
ある一定の前への圧力は、守備においても必要です。
この前へ行ける力を持っているので、サイドハーフだけでなく、ウィングでも十分通用するのだと思います。
グズムンドソンの動画です。やっぱ左足の精度が抜群です!顔に似合わず(笑)
Johann Berg Gudmundsson | Burnley | Amazing Goals & Skills 2017/2018
まとめ
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バーンリーは今季プレミアリーグ7位なので、なんとELに出場することが出来ます。
更にこの夏にはアイスランド代表として、ロシアワールドカップにも出場します。
自身の名を世界に知らしめるチャンスが連続してやってきるのです、ぜひ自身の価値を世界に証明してほしいですね!
でもアルゼンチンとの1戦目、怪我で途中交代してしまったんですよね…
今のところ、続報はないので、軽傷であると祈っているんですけどね…果たして次の試合に出場出来るのでしょうか?
とにかくアイスランド代表でバーンリー所属のグズムンドソンに是非注目を!
色々まとめましたので、参考にどうぞ
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