デンマークの天才司令塔エリクセン!プレースタイル、ポジションは?来夏の移籍は?

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名将ポチェッティーノのもと、毎年結果を残し続けているエリクセン。常に移籍の噂がついて回っていますが、それはいい選手の証拠です。

運動量はプレミア屈指、攻撃的なポジションなら、どこでも高水準にこなせます。

今回はそんなデンマークの天才、エリクセンのプレースタイル、ポジション等を見ていきます。

エリクセンのプロフィールと経歴

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名前:クリスティアン・ダンマネン・エリクセン(Christian Dannemann Eriksen)
生年月日:1992年2月14日
身長:175cm
体重:71kg
国籍:デンマーク
出身地:ミゼルファート
ポジション:MF
利き足:右足

デンマークのオーデンセBKというチームのユースでサッカーを始め、小さい頃からヨーロッパ中のビッグクラブに狙われていましたが、2008年若手の育成で評判の良いオランダの名門アヤックスが、獲得しました。

2010年若干18歳にしてトップチームデビューを果たします。

同年のワールドカップにもデンマーク代表として初選出され、日本戦にも出場しました。

そのデンマーク代表についてまとめました↓

翌年からは完全にクラブの主力として定着し、若くして国内、CLで経験をどんどん積んでいきます。

21才にしてこの落ち着きは素晴らしいです。視野の広さは若い頃から抜きん出ていますね

Christian ERIKSEN- Passes, Skills, Movement | Ajax | 2013-2014

そして2013年、多くのクラブとの獲得レースに勝利したトッテナムが獲得に成功しました。そして1年目からすんなりと活躍。

2年目からはポチェッティーノ監督のもと、エリクセンだけでなく多くの若い選手を抜擢しチーム自体が大躍進。

チームは優勝こそ出来ていませんが、攻守ともにバランスの取れたチームは各所から絶賛を受けています。

そしてそのチームで、攻撃を操っている若き司令塔がエリクセンなのです。

エリクセンのプレースタイルとポジション

ここまでも述べてきましたが、イメージは司令塔「10番」タイプです。しかし、少し昔までの「10番」タイプとは違います。

試合前の予想ポジションでは、トップ下か右サイドが多いですが、プレミアリーグでも有数の運動量を武器に、どこにでも顔を出せるので、現代のサッカーに向いてる、言うなれば現代的「10番」でいいと思います。

彼の強みはまずは何よりもパスです。

決定的なスルーパスをハリー・ケイン、ソンフンミン、デレアリに出す姿は何度も目にします。この場合は受け手も超一流ですから、どちらも凄いのですが…

またバイタルエリアにボールが来ない時、チームのボール回しが停滞している時は、自らが低い位置に入り、くさびのパスを前線へいれて、チームを活性化させる。そんなプレーも彼だからできる技術でしょう。

あえて左サイドへ行き、右サイドバックのトリッピアーを走らせるパスを出すこともあります。

一応は右利きなのですが、左足も高水準で使えるのも彼の強みですね。両方の足でリズムよくパス回しを行えるので、プレーに無駄が少ないです。

司令塔なら当たり前ですが、視野の広さも彼の強みです。

またその強みをパスの出し手と時だけでなく、受け手としての時にも発揮し、運動量の高さと共に彼を捕まえきれない存在にしています。

頻繁にDFとMFの間でボールを受け、マークを自分に絞らせないようにしています。よく言われるオフザボールの動きがいい選手の一人ですね。

また最近はフリーにすると、パスだけでなく質のいいミドルシュート打つようになりました。

シュートやパスを警戒してプレスが緩いと、自分自身で緩急と丁寧なボールタッチだけで、スルスルっとDFを抜いて侵入していくことも出来ます。

そこで仕方なくファールで止めると、プレミアでも屈指のFKがゴールに飛んできます…

本当にできるプレーの幅が広い選手ですね。

エリクセンの出場数とゴールとアシストの数
2013/14シーズン 34試合 10ゴール 10アシスト

2014/15シーズン 42試合 10ゴール 2アシスト

2015/16シーズン 42試合 7ゴール 14アシスト

2016/17シーズン 44試合 9ゴール 16アシスト

2017/18シーズン 36試合 10ゴール 9アシスト

上の数字でよくわかります。安定してゴールを奪い、アシストも供給できています。

そして何よりも大切なのは大きな怪我がなくて、シーズンをほぼフルで働いてくれるのです。

これは監督の立場からすると、すごく計算しやすくて頼りになる選手でしょうね。

またトッテナムのサッカー自体が彼に合っていることも、彼を輝かせている大きな要因だと思います。

チームのポゼッション率は、今季マンチェスターシティに次いで2番目の58,7%です。

チーム全体でボールを持つのを好むので、彼のようによく動き、よくボールを受けて、よくボールを散らす。このような選手はまさにトッテナムにうってつけの選手というわけですね。

エリクセンの何度でも見たくなるプレー集です。
タイトルにも書いてありますが、イングランドでは、フィルミーノと共によくthe most underrated player と呼ばれています。

Christian Eriksen ● Underrated Genius 2016/2017 HD

エリクセンの移籍先は?バルセロナのへ可能性は?

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トッテナム所属の選手の周りには、真偽の差は置いといて、移籍の話は必ず出てきます。

去年に「夢のクラブ」と認めたバルセロナは、コウチーニョ獲得するまでは話も出てましたが、ここ最近はトーンダウンしています。

ユナイテッドの話もありますが、まだこれはゴシップレベルです。

つまり2018年は、まだエリクセンの移籍話は大きく出ていません。

それよりもトッテナムは、他の選手が騒がしいですね。(アルデルヴェイレルトやローズ、ムサデンベレは果たして…)

このエリクセンももちろんW杯にデンマーク代表として出場します。攻撃の中心ですので、ぜひ注目して下さい。

デンマーク代表についてまとめました↓

トッテナムの他の選手もどうぞ↓

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