今シーズンのワトフォードの躍進(特に前半)は、大きなサプライズでした。
後半戦はチーム全体が調子を落としている中、コンスタントに結果を残しているのが、このドゥクレです。
アーセナルやリバプールへの移籍話が絶えない、そんなドゥクレのプロフィールやプレースタイルを見ていきます。
ドゥクレの経歴やプロフィール
スポンサーリンク
生年月日: 1993年1月1日
身長:184cm
体重:75kg
国籍: フランス
ポジション:MF
ドゥクレはフランスで生まれ、レンヌのユースで成長します。
2012年にプロデビューを果たし、そのままチームの主力となります。その後公式戦で92試合16ゴール15アシストを記録します。
その活躍が認められ、2016年ワトフォードへ完全移籍。
さらに経験を積むために、スペインのグラナダへレンタルで移籍しました。
経験を積んでワトフォードに帰ってきたドゥクレはチームの主力となっていきます。
今シーズンは32試合に出場し、7ゴール2アシストを記録しています。守備的MFでこの数字は立派ですね。
ドゥクレのプレースタイルは?
ドゥクレのプレースタイルの特徴は、その運動量とボール奪取能力でしょう。
運動量は豊富で、90分間ピッチ中を管理出来る力を持っています。
プレーエリアが広いので、その運動量は守備時だけでなく攻撃時のボールのはけ口としてもチームを支えています。
イメージはビダルのような試合を通して、ピッチ全体のアップダウンが出来るボックス・トゥ・ボックスタイプの選手ですね。
ドゥクレはルーツがマリなので、アフリカ選手特有の足の長さやフィジカルの強さを生かしてボールを奪取します。
そのような無理が効く身体能力を持っているので、簡単に当たり負けしませんね。自分よりガタイのいい選手からもスッとボールを取ってしまいます。
動画を見てみればわかりますが、周りと比べると意外と細いです。184cm、75kgの肉体でも、細く感じるプレミアリーグは凄いですよね。
もちろん中盤の潰し屋としても素晴らしいのですが、ドゥクレは攻撃にも大きく貢献出来ています。
決して足下がうまいわけではありませんが、そのフィジカルで前へ持ち上がることも出来ますし、長短のパスの精度も悪くありません。
前述のとおり運動量があるので、ゴール前へ頻繁に顔を出しワトフォード攻撃陣にアクセントを与えています。
ビダルほど攻撃時の迫力はまだありませんが、将来は彼のようにスケールの大きいボックス・トゥ・ボックスのMFになってほしいです。
また今シーズンここまで1試合を除いてフルで試合に出場しています。怪我をしないというのも大きな武器です。
チームの計算をしやすくなり、監督からすると非常に頼りになる存在でしょうね。
ドゥクレの動画です。スキルはもちろんですが、足の長さにも注目です。
Abdoulaye Doucoure I Watford I Defensive Skills & Goals I 2017/18
アーセナル?リバプール?ドゥクレの移籍先は?
スポンサーリンク
監督交代があったにもかかわらず、両監督から信頼を置かれ高パフォーマンスを続けているドゥクレ。しかもまだ25歳です。移籍話が出てくるのは仕方ないことでしょう。
プレミアリーグで結果を出しているので、噂はプレミアリーグのビッグクラブ中心です。
具体的にいうと、アーセナル、リバプール、トッテナム、ユナイテッドです。
しかしトッテナムとユナイテッドには、それぞれ守備的MFにはダイアー、マティッチがいますから、そこに資金を投入するとは思いません。
一方、アーセナルとリバプールは、そのポジションがウィークポイントだと思います。
ビッグ6で最も失点の多い2クラブですから、中盤の潰し屋をリストアップするのは不思議ではないと思います。
彼自信も、「そのようなクラブから、関心を持たれるのは素敵なことだ」と移籍に前向きな発言をしています。
またワトフォード自体も適切な値段なら、抵抗なく選手を放出するクラブ経営をしています。
私は来夏の移籍の可能性は高いと思っています。果たしてどうでしょう。
ビッグクラブが注目するダイナモのドゥクレから、目が離せませんね。
フランスの選手の記事もどうぞ↓
コメント