デレ・アリはイングランドの至宝!ポジション、プレースタイルは?

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W杯出場国の中で最も平均年齢が低いイングランド代表、気付いたら世代交代に成功していて、その下の世代も充実しています。

そんな中でも別格のポテンシャルを有しているのは、やはりデレ・アリではないでしょうか。

トッテナムだけでなく、イングランドでも自身の才能を証明し始めているデレ・アリ、将来どこまで成長するのか非常に楽しみな逸材です。

今回はそんなデレ・アリのプレースタイルなどをまとめてみました。

デレ・アリのプロフィールと経歴

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名前:デレ・アリ

生年月日:1996年4月11日

身長:188cm

体重:73kg

国籍:イングランド

ポジション:MF

背番号:代表クラブ共に20

これまでの所属クラブ

MKドンズ(2012~2015)

トッテナム(2015~)

MKドンズ(2015)ローン

2007年からリーグ1(イングランド3部)のMKドンズのユースに所属。

若干16才にしてトップチームデビューし、その才能を認められ15/16シーズンからトッテナムでプレー。

トッテナムで3シーズンプレーをしていますが、ここまで146試合出場46ゴール41アシストと、とんでもない安定感を見せています。

今季は滅多に見ない怪我での離脱をしましたが、本来はここも長所と呼べるほど、怪我での離脱が少ない選手です。

デレ・アリのポジションやプレースタイルは?

デレ・アリの主戦場は攻撃的ミッドフィルダーです

また左サイドやより低いセントラルミッドフィールダーも十分なレベルでこなせます。

まあ試合中頻繁に動くので、決まったポジションはないと思いますけどね。

2列目で自由自在に動き、自身でフィニッシュだけでなく、味方へのチャンスメイクも行えるのがプレースタイルの特徴でしょうか。

ボールコントロールが巧みすぎる

デレ・アリが行う一つ一つのプレーから上手さというものを感じます。

まず柔らかい足下を活かして、ファーストタッチでピタッとボールを理想的な位置に置いて、そのまま無駄なく持ち運びに移行できます。

その後のドリブルもボールと足を一体化させながら、相手の動きや、空いているスペースを完全に把握して、得意の股抜きやシザース等でどんどん侵入していきます。

いい意味で全くイングランド人らしくないそのタッチは、低い位置でも危険なエリアでも違いを作り出してくれます。

何もない0の場面から、チャンスを作り出せるのはデレ・アリだけでなく、チームメイトのエリクセンも得意としていますよね。

当たり前ですが、試合を見ると頻繁にルックアップして周りの状況を掴んでいます。

常に目の前の動きだけでなく、その先の相手、チームメイトの動きも把握できているので、プレー全体から余裕や落ち着きが感じられます。

特にデレ・アリのベストプレー集などを見ると、本当に落ち着きを持って、余計な力が入らずにプレーしています。

それでいて身体の当たりでは、無類の強さを発揮するんですよね。

また相手ゴールに背を向けている状態でも、ボールを受けて、相手の力を使いながら、一瞬のターンで抜き去るのも得意としています。

これを最前線でCBを背負っている状態でもこなせます。楔のパスが非常によく収まります。

188cmのサイズに加えて、抜群の足下があるって、本当にスケールの大きさを感じますよね…

得点能力

ここ3年で46得点を記録しているデレ・アリ、この数字が示している通り、非常に高い得点能力も有しています。

2列目でポジションに捕らわれずに、自由を与えられ、特にエリア周辺でタイミング良くボールを引き出す動きは巧みです

またケインやエリクセン、ソン・フンミン辺りと完璧な相互理解のもと、上手くスペースを作って、そこに一気に飛び出す連動した動きは流石の一言です。

皆ゴール前でのポジショニングだけでなく、走り込むタイミングも抜群ですので、

このデレ・アリはもちろんエリクセンもソン・フンミンも揃って、得点能力が高いです。

あとヘディングで印象的なゴールを取っているのも特徴ですかね。

跳躍力があって、かなり迫力あるヘディングで叩き込めますよね。

そこから生まれるパスの精度

昨季はリーグ戦18ゴールを記録して、今季は9ゴールと、パフォーマンスにムラがあると批判も受けましたが、

アシストの数やチャンスを演出したパスの数は、安定して高いです。

トッテナムにはエリクセンという稀代のアシストメイカーがいるので、そちらに注目が集まりがちですが、

デレ・アリのチャンスメイカーとしての能力もワールドクラスと言えます。

針の穴を通すかような鋭いボールをケインやソン・フンミンに送って、チャンスを演出してくれます。

スルーパスなんかは受けるのも得意ですが、出し手としてもレベルが高いです。

また少し下がったポジションでプレーしている時も、同様にその抜群のパスセンスを活かして、司令塔として試合を作ることも出来ます。

今季改めてその位置でのプレーを確認したのですが、非常に精度の高いボールをガンガン供給していて、柔軟な選手だなぁと素直に感心してしまいました。

精神面が課題?

これは多くのところで言われていることですが、精神面でまだムラがあると言いますか、気性が悪くでてしまう時もあります。

なんかイライラしていると、とんでもなく危ないタックルを喰らわせたりすることもあるんですよね。

特に欧州(CL・EL)を舞台にしている時は、その悪いアリが良く出てしまうイメージです。

でもプレミア下位チームとの対戦でも見たことがあるような…結構出ていましたね

とにかくこの精神面も上手くコントロールしないと、よりレベルの高い選手にはなれないので、ぜひ克服してほしいですね。

デレ・アリのプレー動画です。プレーだけでなく、彼の落ち着きにも注目です!

Dele Alli 2017 ● Skills & Goals ● HD

まとめ

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イングランドが誇る世代最高選手、デレ・アリ。

W杯では怪我の影響もあって、ここまでは望んでいるほどのパフォーマンスを見せられていませんが、

あと2戦、世界を舞台に自身の才能を示せるでしょうか。

また現在22才と、非常に若く、所属クラブのトッテナムでの活躍、その先の移籍先など色々な楽しみを提供してくれる選手ですね。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

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