近年カタールマネーで大物を獲得し続けているパリ・サンジェルマン。ネイマール、カバーニ、ムバッペらスーパースターに目を奪われてしまいますが、下部組織出身のラビオも負けず劣らず欠かせない選手です。
移籍話が出ていますが、恵まれたパリから果たして移籍はあるのでしょうか?
そんなラビオのプロフィールやプレースタイルをまとめました。
ラビオのプロフィールと経歴
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名前:アドリアン・ラビオ
生年月日:1995年4月3日
身長:188cm
体重:71kg
国籍:フランス
ポジション:MF
背番号:25
ラビオは若い頃いくつものユースチームを渡り歩き、2010年にパリ・サンジェルマン(パリ)のユースに入団します。
ここでようやく落ち着いてサッカーキャリアを本格的に始めます。
1年だけマンチェスターシティのユースにも所属していました。何故でしょうか?気になります。
2012年にトップチームデビューを飾り、その後経験を積むために同じくフランスのトゥールーズへレンタルで移籍しました。
しっかりと主力として経験を積んでパリに帰ってきたラビオは、怪我などもありましたが、徐々に出場機会を増やし、今ではパリの欠かせない主力となっています。
ユース世代のフランス代表にもコンスタントに招集され続け、2016年にはA代表デビューを果たしています。
ラビオのポジション、プレースタイルは?
ラビオの主なポジションは、セントラルハーフです。
より前のインサイドハーフ、守備的なアンカーも高水準にこなすことが出来ます。
ラビオのプレースタイルの特徴は、まずそのパスセンスでしょう。
188cmと大柄ですが、その足から繰り出されるパスは、パリの攻撃を活性化させています。
パリは特に国内では圧倒的なポゼッション率を誇り、絶えず攻撃し、相手を追い詰めていきます。
その際のラビオの役割は、運動量も豊富なので、多くの場所に顔を出し、受け手となり、華麗なタッチで確実にボール回しを前へ前へと進めていくことです。
DFを中心としたボールの供給地点から、前線の強烈なタレント達へと上手くボールをリンクしてくれるのです。パリの潤滑油、それがラビオなのです。
もちろんショートパスだけでなく、低い位置から前線のスピードを存分に活かしたロングパス、展開を大きく変えるサイドチェンジなども得意としています。
カバーニ、ムバッペはこの大きなボールを好んでいるのか、彼らがそのパスの受け手となることが非常に多いですね。
ここ数年コンスタントに試合に出場しているおかげで、元々ある足元の才能だけでなく、強さ、献身さも身に着けてきました。
身長の割に細いラビオですが、最近は簡単に当たり負けをしなくなり、よりダイナミックにボールを扱えるようになっています。
ドリブルで前へ推進するときは、テクニックだけでなく上手く身体全体とスピードを使えるようになりました。
強烈なミドルシュートも増えたので、ゴールから離れていても相手がプレッシャーを掛けてくることも増えています。
結局その空いたスペースを使うスルーパスが活きるのですがね…
また今までは読みなどで守備をこなしていましたが、粘りっこさや競り合いでボールを奪えるようになっています。
高い位置からプレスをかけ、奪ったボールをすぐ前線に送り、ショートカウンターという攻撃も増えました。
今のパリは前線が豪華すぎて、自分が黒子に徹しなければならないという意識もあるのでしょうか…
欠点は本番であるヨーロッパの舞台で、期待に答えられないことでしょうか。
これはパリのどの選手にも言えると思うのですが、
上手さは十分なので、もう少しヨーロッパトップでもしっかりと戦える強さは必要だと思います。
普段のリーグ・アンでは、あまりにもパリとその他では力量に差が出てしまいます。
プレミア、リーガはまだ競争力はあるので、そこでリーグ戦から激しい競争に身を置いていたら、より心身ともに強い選手になると思います。
ラビオの動画です。身長も高いのでプレーすべてに迫力を感じます。
Adrien Rabiot 2017-18 | Amazing Skill Show
ラビオの移籍先は?リバプール?バルセロナ?
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ラビオの契約は来年の夏で切れます。しかもラビオサイドが契約延長のオファーを断っているようです。
こうなるとパリからすると、フリーで出ていかれるぐらいなら、来夏にそれなりのお金に換金したほうがいい、となるでしょう。
実際、移籍の噂もそのような流れとなっていて、来季移籍するかでなく、どこに移籍するのかの方にフォーカスがあたっています。
移籍先として、バルセロナ、マンチェスターの2クラブ、アーセナル、リバプール、ユベントスやミラン等と色々出ています。
数えたらキリがないです。
過去にプレミアリーグへの憧れ、幼少期はリバプールのファンであったことなどを口に出しているので、リバプールへの移籍の噂は特に多いです。
リバプールサイドも、アンカーとしてならジャンも抜けますし、ヘンダーソンだけだと不安だと思います。話が進んでもおかしくはありません。
来季、前への推進力は抜群のナビーケイタの加入は決まっていますので、よりパスを回せる中盤の押さえとしてラビオを獲得するのは面白そうですね。
バルセロナはパウリーニョも取りましたし、コウチーニョもそのポジションをこなせますので、移籍の可能性は低いと思います。
来季の移籍先、フランス代表として参加するワールドカップとこれからのラビオから目を離せません。
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