日本代表が本日対戦するコロンビア代表の絶対的なエースとして君臨しているのが、このファルカオです。
怪我から復活し、今や代表だけでなく所属クラブのモナコでも象徴的な選手となっています。
今回はそんな「エル・ティグレ(虎)」の愛称を持つファルカオのプレースタイルなどをまとめました。
ファルカオのプロフィールと経歴
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生年月日:1986年2月10日(32才)
身長:178cm
体重:72kg
国籍:コロンビア
ポジション:FW
背番号:9
これまでの経歴
リーベルプレート(2001~2005)
欧州挑戦
ポルト(2009~2011)
アトレティコ・マドリー(2011~2013)
モナコ(2013~2014)
マンチェスター・ユナイテッド(2014~2015)レンタル
チェルシー(2015~2016)レンタル
モナコ(2016~)
ファルカオのポジションやプレースタイルは?
ファルカオの主なポジションはCFです。昔は2列目とかしていたようですけど、最近は全く見かけません。
最前線で仕事をする得点能力に特化した選手です。よく言われているのが「古典的なストライカー」というやつですね。
ですので試合にいろんなことで、貢献していくというタイプではないですね。(トレゼゲみたいなイメージですかね?)
エリア内でどんな形でも得点を奪える
ゴール前でこの男がボールを持っていたら、必ず得点して帰ってくるというイメージが有るくらい、
今のファルカオはより一つ一つのプレーがクリティカルなものとなっています。
例を挙げますと、、、
瞬間的な爆発力と経験を活かして、1対1の場面を作り、得点
ゴール前を塞がれていても、少しかわしてシュートコースを作り、得点
クロスにドンピシャのタイミングで走り込んできて、得点、
などですね。
直前まで全く存在感がなくても、ワンチャンスでこういうシーンをものにして、MVPを獲得したりするのです。
また利き足は右ですが、左足でも頭でも全く苦にせず、シンプルに沈めてしまうことが出来ます。
DFを横の揺さぶりで剥がして、シュートコースを作るのも滅茶苦茶うまいです。
DFからしたら防いでいるつもりでも、ファルカオからすれば十分なコースが出来ているんでしょうね…
足元のテクニックはそれほどないのに、これは凄いですよ。
また本当にエリア内での動き、駆け引きが素晴らしくて、、、
ボールを見ながら、常にDF間にスッーと位置をずらして、気付いたら死角に入っているというシーンをよく見かけます。
DF間のスペース大好きおじさんです(笑)
この駆け引きの部分で今は飯を食っているという感じです。
例えば、若いヴェルナーやムバッペも裏への抜け出しは得意ですが、
彼らとはその前段階の動きが全く違います。
DFから遠ざかる動きはしますけど、近づく動きなんてほぼしませんからね…匠の技術です。
まあ彼らはそこまで駆け引きしなくても、段違いのスピードを持っているから、関係ないんですけどね
ダイナミックなボレーやパワフルなヘディング
昔は万能で強引にゴールにぶち込んでくる選手でした、スピードもあって、独力でどうにか出来る能力を備えていました。
しかし怪我以降、そのスピードに陰りが見え、常に驚異となる選手ではなくなりましたが、
今でも昔みたいな跳躍力は残っていて、それ+絶妙なタイミングのジャンプで、ヘディングやボレーを叩き込めるのです。
クロスに合わせるのが上手いと言いましたが、ここに関してはまだまだ強さでも、欧州屈指のものを見せてくれています。
身長178cmですよ…それでこんなに強いなんて、怖すぎますよね。
昔は万能であったけど、徐々に衰え、よりゴールに対しダイレクトに仕事をする選手に移行していく…
これは1才年上のロナウドと同じですね。二人共経験は抜群で、それを活かしてゴールの近くで脅威となっていますからね。
そういうことで、今大会ハットトリックでスタートさせたロナウドに続くことが出来るのでしょうか?(もちろん日本代表戦以外でお願いします)
ファルカオの今季のゴール集です。決定力が段違いです。シュートの上手さにも注目ですね!
All Radamel Falcao Goals | season 2017-18 | Ligue 1 Conforama
まとめ
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怪我から完全に復活したファルカオは、ゴール前の一瞬で仕事をする選手です。
確かにハメスやクアドラードの方が、試合中常に怖い存在だと思いますが、
最後に脅威になるのは、いちばん大切な得点を奪うこの選手です。
よほどのことがない限り、これらの経験は衰えるものではないので、Wに杯以降も安定的に活躍してくれそうです。
日本戦以外での活躍をぜひ期待しましょう!
コロンビア関係のまとめです
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