メキシコ代表の絶対的な中盤の要であり、キャプテンでもあるのがこのグアルダードです。
メキシコ代表だけでなく、所属クラブのベティスでもパス回しを底から支えながら、精力的に動き回ります。
試合を見ていると、よく名前を聞きますよね。
今回はそんなグアルダードの経歴やプレースタイルなどをまとめてみました。
グアルダードのプロフィールと経歴
生年月日:1986年9月28日(31才)
身長:169cm
体重:60kg
国籍:メキシコ
ポジション:MF
背番号:代表クラブともに18
これまでの経歴
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母国メキシコのCFアトラスのユースでサッカーを始めたグアルダードは、18才でトップチームデビューを果たします。
順調に国内での評価を高めていき、2年後にはスペインのデポルティーボに引き抜かれます。
この時デポルティーボが支払った移籍金は、メキシコ人歴代最高額の700万ユーロであったようです。
海を渡ってスペインの地でも、変わらない活躍を見せるグアルダードは、デポルティーボの主力へと成長していきます。
結局5年間で149試合に出場し、契約を満了までデポルティーボに残留します。
2012年には同じスペインのバレンシアに移籍、
それなりに試合に出場しますが、チームの経営が不安定であったり、オーナーの交代があったりして
2014年1月にはドイツのレバークーゼン、8月にはオランダのPSVへレンタルで移籍を繰り返します。
このオランダの地で落ち着いたパフォーマンスを3年間に渡って披露し、2017年には現在所属しているスペインのレアル・ベティスに移籍します。
加入して1年目の今シーズン、いきなりチームの大黒柱として活躍し、チームの6位という大躍進に大きく貢献しました。
メキシコ代表としては、2005年19才でのデビュー後、ここまで148試合に出場しています。
この数字はメキシコ歴代2番目となっております。
また2015年からはチームのキャプテンも務めています。
グアルダードのポジションやプレースタイルは?
グアルダードは中盤、セントラルミッドフィールダーのポジションを担当しています。
昔は左サイドでのプレーも多かったのですが、近年はそのポジションでのプレーは減っています。
中盤を豊富な運動量で管理しながら、長短のパスを散らして攻撃を作るのがプレースタイルの特徴です。
左足のパスでの試合の組み立て
グアルダードはまさに司令塔という言葉がぴったりで、色んな位置からパスを回して、試合を中盤から作り続けています。
あのリーガ・エスパニョーラでバルサ、レアルに次いで3番目のボール支配率を記録している、ベティスのポゼッションサッカーの中心人物です。
中盤の基本の位置から短いパスでリズムを生み、時にはCBの間に入ってそこからのビルドアップもしてくれます。
小気味よく精度の高いパスを、チームメイトのファビアン・ルイスやアイサ・マンディらと回して、どんな相手でも、まずは中盤を自分たちで制圧にかかります
また短いパスで中盤が窮屈になったら、一気に最前線や逆サイドへ、正確なロングパスも供給できるので、非常に効果的で頼れる選手です。
このタイミングの良いロングパスは、その前段階のショートパスで、相手の中盤の視線を下に向けさせているので、効果は抜群なのです。
同じように昔に比べたら、少し減った印象を受けますが、スルスルっと上がっていき、絶妙なスルーパスを送ることも得意としています。
このような最終局面での鋭いパスも、試合中何度も供給し、その都度チームの攻撃のスイッチを入れてくれます。
アシストは8つ記録していますが、それ以上に精度の高いラストパスを前線に送って、チャンスを演出しています。
チームに不可欠な運動量
もちろん前述のパスもグアルダードの魅力なのですが、是非注目していただきたいのが、グアルダードの運動量とそこから生まれる献身性です。
守備の際は低い位置のマークをこなすこともあれば、ボールホルダーにしつこいプレスも欠かさずに行うこともあります。
また攻撃時にはしっかりとカウンターに参加するため、思いっきり駆け上がることもしてくれるので、
上下の運動量がとんでもなく多いです、しかもその殆どがスプリントなので、負担はより重いはずです。
それなのに最後まで運動量を維持したまま、闘ってくれます。
まあ正直近年は怪我も増え、特に代表では途中で代えられることも多いですが、クラブではガッツリ最後まで使われています。
グアルダードの動画です。彼の左足のパスはどこでも通用するレベルです!小柄で細い司令塔…いいですよね!
Andrés Guardado 2017 – ✨GENIO✨ Asistencias y Jugadas.
まとめ
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メキシコ代表の絶対的な司令塔兼キャプテンである、アンドレアス・グアルダード。
もちろん彼もいい選手で注目なのですが、メキシコ代表自体も面白いサッカーをするので、二重で期待してみて下さい。
また現在31才と、おそらく最後のワールドカップになると思うので、より一層の奮闘にも期待です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
メキシコ代表について色々まとめてみました。
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