コウチーニョ(バルセロナ)はブラジルの救世主?プレースタイルは?

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ワールドカップ優勝候補のブラジル代表、ここまで得点に絡み続けているのは、

予想されていたネイマールではなく、このバルセロナ所属のコウチーニョでしたね。

確かにコウチーニョの能力には疑いないですが、開幕3試合で2ゴール1アシストは意外という方が多いのではないでしょうか?

果たしてこのままセレソンを牽引し続けることが出来るのか…注目ですね!

今回はそんなコウチーニョの経歴やプレースタイルなどをまとめてみました。

コウチーニョのプロフィールと経歴

名前:フィリペ・コウチーニョ・コレイア

生年月日:1992年6月12日

身長:171cm

体重:68kg

国籍:ブラジル

ポジション:MF

背番号:代表11 クラブ14

ここまでの経歴

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コウチーニョは母国ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマのユースで、サッカーキャリアを始めます。

トップチームデビューする前から、絶大な評価を受けていて、当時16才であったコウチーニョに対して、欧州の多くのクラブが獲得に動きますが、、、

2008年、イタリアの名門インテルがコウチーニョの獲得に成功します。

セリエAの規定によると、18才に満たない選手は試合に出場できないようで、2年間はそのままヴァスコ・ダ・ガマでプレーを続けます。

2010年に海を渡り、改めてインテルへ移籍したコウチーニョは、すぐに頭角を表し期待の若手と評されますが、流石にポジションを掴むまではいきませんでした。

翌シーズンにはスペインのエスパニョールへレンタルで移籍し、経験を積んで帰ってきました。

しかし結局インテルでは最後まで出場機会を得られず、12/13シーズンの冬の移籍市場でイングランドのリバプールへ移籍することを決めました。

インテルでの3年間の記録は、47試合に出場5ゴール4アシストとなっております。

イングランドへ旅立ったコウチーニョは、最初こそ前後半のどちらかしか活躍できないなど適応に苦しみましたが、

徐々に自身の価値を周囲に示せるようになります。

リバプールのリーグ2位にも貢献し、自身も年間ベストイレブンに選ばれるほど成長していきます。

そして2017年夏、この活躍に目をつけたスペインの名門バルセロナが、コウチーニョの獲得に動きます。

これを受けて、クラブが声明を発表し、本人がトランスファーリクエストを提出するといったドタバタな展開になりますが、

翌年1月には晴れてバルセロナへの移籍が決まりました。

この時の移籍金は1億6000万ユーロ(約217億円)と、バルセロナのクラブ歴代最高額であるようです。

このバルセロナでも変わらない活躍を見せるコウチーニョは、わずか半年ですがここまで22試合に出場し、10ゴール6アシストを記録しています。

ブラジル代表としては、2010年18才でのデビュー後、ここまで39試合に出場しています

コウチーニョのポジションやプレースタイルは?

コウチーニョは2列目のポジションなら、どこでも高水準にこなせます。

その中でも左のウィング気味のポジションか、攻撃的ミッドフィルダーが一番合っているような印象です。

またブラジル代表では、右サイドやインサイドハーフに入ることもあります。

2列目から仕掛けてDFを崩したり、マークが緩ければ、決定的なパスやシュートもこなせるのがプレースタイルの特徴でしょうか。

ボールタッチが上手すぎる!

コウチーニョは基本のボールコントロールが無茶苦茶上手いです。

ファーストタッチでピタッと理想的な位置にボールを置くところから始まり、

その後の柔らかく繊細な持ち運びでも、ボールは滅多に取られません。

ブラジル人らしいテクニックで華麗にかわすことも出来ますが、より単純な相手の逆を取る動きで、あっさり抜きさるのも得意としています。

囲まれている状態でも、スピードに乗ってドリブルしている時でも、常にボールを相手の足が届きづらい場所に置くので、

本気で止めようと思ったら、ファールでしか止められないんじゃないかって思うくらいです。

左からカットインしてくるドリブルなんて、ネイマールに負けず劣らず高いレベルのものだと思います。

キックの精度もまた格別!

ドリブルもキックですけど、コウチーニョの足から繰り出されるパスは非常に正確で、崩しの鍵にもなっています。

また楔のパスで一気に攻撃のテンポを上げたり、ドンピシャのスルーパスで試合を決めたり、左から一気に展開を変えるサイドチェンジなど、パスの種類も非常に豊富です。

その中でもポジションの関係で、一番得意としているのは、やっぱりミドルからショートのパスかなぁという印象です。

DFが寄せないと、何もない0の状態からでもチャンスを演出することが出来ます。

またコウチーニョのキック精度は、彼の象徴とも言えるミドルシュートにおいても大きく役に立ってくれます。

ドリブルしながら、コースもスピードも完璧なミドルシュートは本当に美しいですよね。

毎年毎年、シーズンベストゴールにノミネートされるようなミドルシュートを決めているので、是非注目して下さい。

ワールドカップでも早速飛び出していましたね…

オフザボールの動きにも注目!

多くのブラジル人の選手にも同じことが言えますが、コウチーニョのボールを引き出す動きは巧みです。

特にDFとMFの間で受けたり、FWのようにDF間で受ける動きはよく見かけます。

常にポジショニングを調整しながら、その間で受けることを意識しています。

ですので、ボールを受ける時はほとんどいい体勢で受けることが可能となり、送れてくる相手はファールで止めるという事になりがちです。

また自身が動くことによって、ずれる相手DFのことも考えて、あえてパスコースを空けることも出来ます

もちろん試合全体を広く見ることが出来るので、最適なタイミングで2列目から、ゴール前のスペースに走り込むプレーも得意です。

この侵入のタイミングが非常に絶妙なので、DFが全く付いていないでフリーで流し込んだり、そこから更にアシストのパスを送ることが出来ます。

どんな場所にいても注目する必要がある選手だと言えますね!

コウチーニョの動画です。紛れもない天才ですね。ボールコントロールが本当にエグいです!

Philippe Coutinho – Magic Skills & Goals – Brazil 2018 HD

まとめ

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世界中に復活した姿を見せたいサッカー王国ブラジル代表。

そのブラジル代表でネイマールに並んで、攻撃の中心であるのがこのコウチーニョです。

ネイマールはまだ本調子とは言えないかもしれませんが、コウチーニョはシーズンのフォームそのまま、非常に調子がいいと言えます。

もしかしたら、セレソンに6回目となるW杯制覇をもたらすのは、コウチーニョかもしれませんね…

要注目ですね!

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

良きワールドカップライフを!

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