移籍の噂が飛び交う季節がやってきました。シーズン中のプレーを見るのも楽しいですが、移籍ゴシップをつらつらと見るのも楽しいですよね。
今回見ていくのはリヨンに所属しているフェキルです。
バルセロナ、アーセナルなどの噂もありますが、最近になりリバプール行きの話が急に浮上してきました。
果たして来季はどこのクラブでスタートするのか楽しみな存在です。
追記6月10日:リバプールへの移籍が秒読みと伝えられていましたが、破談になったようですね。原因は何でしょうか?過去の怪我ですかね?
フェキルのおさらい
スポンサーリンク
ラカゼット、トリッソといった主力が引き抜かれたリヨンは、シーズンが始まる前には苦戦が予想されていました。
トリッソの記事はこちらです↓
しかし蓋を開けてみれば、このフェキルを中心に優秀なトリデンテを形成し、現在国内リーグ2位、得点数も2位と多くの方の予想をいい意味で裏切ってくれました。今シーズンの総得点が119ですからね…素晴らしいです。
そこで特に注目を集めているのが、10番やセカンドストライカーを務めているこのフェキルです。
純粋なストライカーではないのに、22ゴール7アシストを記録しています。
しかもチームのキャプテンです、狙われないわけがありませんね。
フェキルのプレースタイルの記事はこちらです↓
同じくフランス代表でモナコ所属のルマールも同じタイプで注目されていますが、このフェキルのほうが実績も含めれば格上だと思います。
フェキルの躍進を妨げているのは怪我だけです。それさえなければ、いつでもステップアップの移籍は可能な選手です。
そのルマールの記事はこちらです↓
フェキルの動画です。題名通りネクストコウチーニョにふさわしい選手ですね。(それにしてもサムネ作るの早いですね…)
Nabil Fekir – Welcome To Liverpool – “The Next Coutinho” – Insane Goals, Dribbling and Skills 2018
フェキルの移籍先候補:プレミアリーグ
昔からフランスリーグ・アンから、イングランドプレミアリーグへのステップアップの移籍はよくありましたね。
ヴェンゲル監督のフランスコネクション、ニューカッスルのフランス人乱獲など数えたらきりがありません。
今回のフェキルもやはりプレミアのクラブが大きな関心を寄せています。
ちなみに近年ではモナコが優秀な選手を多く輩出していますが、それに負けず劣らずこのリヨンもいい選手を育て上げている歴史があります。
フェキルはリバプールが本命か?
スポンサーリンク
フランスの新聞を中心に、フェキルのリバプール移籍が決まったとの報道が出ています。ちなみに移籍金は約7000万ユーロ(約90億円)だそうです。
もちろんすぐに本人も「今は何も決まっていない、僕はまだリヨンの選手だ」と発言しています。
流石にまだ決定なんてことはないでしょうね。シーズンもまだ終わっていませんし。
リヨンサイドからすればもう少し争奪戦を激化させ、ワールドカップ後まで引き伸ばせば、更に移籍金を引き出せますしね。監督や首脳陣の発言含めて、ここの駆け引きにも注目ですね。
ですがリバプールがこんな大金をフェキルに投じるのでしょうか。
確かにフェキルはいい選手ですが、今の3トップの牙城を崩せるとは思えませんし、インサイドハーフいわゆる8番でプレーしたこともありません。
でしたらサラー、マネの2番手の控えとして取るのでしょうか?まさかサラーがレアルに移籍し、それの代役なんてありえないでしょう。
7000万ユーロなんて大金をポンポン出せるクラブではないので、夏の目玉補強としたら少し違うのではないかなと思ってしまいます。
またプレスなどの貢献や運動量はそれほど高くない選手ですので、クロップ監督のサッカーとは合うのかという疑問もあります。まあここはクロップ監督の育成次第ですかね。
しかしこのフェキルは、コウチーニョ移籍により欠けてしまった創造力、単独突破等をもたらしてくれます。
現状の攻撃とは違ったオプションをもたらしてくれるので、シーズンを戦う上では十分な戦力となってくれると思います。
それに今シーズンのリバプールはスカッドの厚さは、お世辞にも優れているとは言えません。それを考えましたら前線に優れた4人を抱えといて、各々の調子で回していくのもアリだと思います。
でも単純にフィルミーノが下がり目で受けて、そのスペースにサラーだけでなく、フェキルも侵入する攻撃なんて無茶苦茶面白そうです!フェキルのスルーパスに反応するマネもいいですね…
サラーの記事もどうぞ↓
それともアーセナル、チェルシーなど他のクラブか?
同じプレミアリーグのアーセナル、チェルシー等のクラブもよく話に出ています。
アーセナルに関しては、シーズン前半の頃フェキルを来季のトップターゲットにするという話が出ていました。
リヨンの頃のラカゼットはフェキルと良いコンビを形成していたので、連携面では問題ありませんし、ヴェンゲル監督のフランスコネクションは、移籍市場で強い力を発揮しますからね。
しかしエジルが契約延長、ムヒタリアンも加入し、更にはヴェンゲル監督の退任も決まりましたので、今ではかなりアーセナル行きの話はトーンダウンしています。
個人的にはエジルに週給35万ポンド(約5000万円)与えるぐらいなら、サクッとフェキル買ってきたほうがいいと思いますけど、もう争奪戦が激化してるので少々厳しいですかね。(もう来季からはヴェンゲル監督の「〇〇選手は獲得寸前だった」が聞けないのは寂しいです)
一方チェルシーはここ最近になり一気に話が出てきました。今のアザールが担当している役割と非常に似ていますので、そのままジルーの後ろや隣あたりに上手くフィットしそうです。
ウィリアンがユナイテッドに移籍するので、その代役にフェキルなんて話もありますが、これはありえないでしょう。
もちろんアザールの代役としてもないでしょう。単純に戦力ダウンですからね。マティッチのようなこと繰り返したりしないですよね…?
しかしそれよりも、チェルシーは先に監督の問題を解決しなければなりませんね。
そこがスムースに決まれば、もちろん資金力はありますので、このフェキル獲得はより現実味を帯びていきますね。(あと補強権限もですかね…)
噂のサッリ監督が就任したら、攻撃の中心にアザールとウィリアン、フェキルを置いてナポリのような攻撃を展開するのですかね。2列目の破壊力はシティを超えるのではないでしょうか。
個人的にはプレミアリーグの中なら、リバプールより上に述べたロンドンの2チームの方が合うのかなという印象です。ですけど、クロップ監督の攻撃サッカーのアクセントとしても最高ですし…難しいですね。
どちらにしても非常にファールの受けやすい選手ですので、最初はプレミアのサッカーに困惑しそうです。
フェキルの移籍先候補:バルセロナ
スポンサーリンク
ボールを持つのが好きで、独力でも仕掛けられるフェキル。このようなプレースタイルですので、バルセロナ移籍の話も出ていました。
しかしあくまでコウチーニョ獲得が失敗した場合の代価案としてでした。プレースタイルが似ていますので、今はもう動かないでしょう。
あえて言うならば、グリーズマンの獲得に失敗した場合には、可能性があると言ったところでしょうか。
先日アトレティコが「バルセロナのアプローチに飽き飽きしている」と公式声明を出していましたので、これがさらに険悪となり、ユナイテッド等にあっさりと奪われたら有り得そうですね。(こう考えますと、意外と可能性は高く感じます)
よく移籍先として挙がっているのはこんなところでしょうか。
しかしフランス代表としてワールドカップに出場するので、更に移籍先は増えそうですね。
実績十分フランス期待のフェキル。これから先のキャリアが非常に気になりますね。
フェキルのプレースタイルの記事はこちらです↓
トリッソの記事はこちらです↓
サラーの記事もどうぞ↓
フランスの選手の記事もどうぞ↓
ルマール
ラビオ
ラポルテ
ジルー
メンディ
コメント