数多くの優秀な選手を輩出してきたオランダリーグ、いい選手が出てこないかな?と気になってしまいますよね。
そんなオランダリーグで、アジア人が得点王を獲得するなんて…絶対チェックしなければいけませんよね!
ですので、今回はワールドカップにも出場したイラン代表のウィンガー、ジャハンバクシュ(AZ所属)のプレースタイルやその移籍先候補などをまとめてみました。
追記:7月26日プレミアリーグのブライトンへの移籍が決まりましたね!意外ですね
ジャハンバクシュのプロフィールと経歴
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生年月日:1993年10月8日
身長:180cm
体重:78kg
国籍:イラン
背番号:7
これまでの経歴
SCダーマーシュ/イラン(2011~2013)
NECナイメヘン/オランダ(2013~2015)
AZアルクマール/オランダ(2015~)
国内で十分に評価を高めた後、オランダリーグへ挑戦。
ナイメヘンでの1年目から9ゴール5アシストと、かなりいいスタートを切れていて、
そこから順調に成績を伸ばしていき、今季はなんと39試合出場で22ゴール14アシストを記録しました。
そして前述のように、アジア人初となる欧州主要リーグでの得点王を獲得しました。
イラン代表としても、20才でのデビュー後ここまで41試合に出場しています。
ロシアワールドカップにも出場しましたが、残念ながら印象的なパフォーマンスは見せる事はできませんでした。
ジャハンバクシュのポジションやプレースタイルは?
もともと中央のストライカーや攻撃的ミッドフィルダーを主戦場にしていましたが、
本格的なブレイクは右ウィングに移ってからです。
右から非常にレベルの高いドリブル、パス、そしてシュートを用いて、相手ゴールに迫っていくのがプレースタイルの特徴です。
絶対的なスピードを活かしたドリブル
アフリカ特有の瞬間的なスピードとは違いますが、ジャハンバクシュが最高スピードに乗ったら、基本的に相手はファールでしか止められません。
どんどん膨れ上がるスピード、絶対的な推進力と表現するべきなのでしょうか、そのスピードを武器にして、ガンガンドリブルを仕掛けます。
ドリブルの姿勢も良く、身体の使い方も上手いので、タックルを受けても崩れずにドリブルを進めることが出来ます。
また意識しているのか、割と相手DFの足が届きそうな場所にボールを見せながら、ドリブルをしているので、
相手が前に出てくることが多いです。
もちろんそれで簡単に取られることなんてないんですけどね…
そしてサイズも180cmとドリブラーにしては大きいので、スピードに乗ったドリブルは物凄くダイナミックです。
華麗なテクニックでかわすこともありますが、それは少ない印象です。
スペースが多くある展開で一番輝くと思います。
ちなみに1試合での平均ドリブル回数は、4回を超えており、オランダリーグで上から2番目の数字です。
味方を活かせる鋭いパス
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また数字の紹介になってしまいますが、今季のアシストの数は14です。
これだけでもジャハンバクシュのラストパスが、正確であるとお分かりになりと思います。
実際にプレーを見てみますと、AZというチームが右サイドからの攻撃中心で、
彼が局面を打開してから、鋭いクロス、大外へのロングパス、スペースに絶妙なスルーパス、など多くのパスを駆使して、攻撃を舵取りしています。
また両方の足を遜色なく使えるので、完全にかわしきらないでパスを送ることも出来ます。
チーム全体がジャハンバクシュをとてつもなく信頼しているので、
彼がボールを持つと、前線は一気に準備を始めます。
特にCFのヴェフホルストは、ジャハンバクシュのパスを非常に好んでいて、
ジャハンバクシュ→ヴェフホルストのパターンのゴールは今季だけで6つも記録しています。
一番の脅威はシュート!
ドリブルもパスもありますが、やはりジャハンバクシュがボールを持って一番怖いのは、そのシュートでしょう。
両方の足から、重くて鋭いシュートがバンバン飛んできます。
またその種類も非常に豊富で、基本的にエリア内では、どんな体勢でもシュートに持ち込んでくる印象です。
特にDFを背負った状態で、かわしきらないでポイントをずらしながら、シュートに持ち込んだプレーは特別才能を感じました。
同じようにロングシュートにも自信を持っており、相手のチェックが甘ければ、非常に伸びのあるボールを打ち込んできます。
CL決勝のベイルのロングシュートのようにGKが触っても、横に弾けない、重い一撃をゴールに沈めることが出来ます。
相手DFはパスを警戒するあまり、このシュートを打たせる余裕を与えてしまうことが、多々あるんですよね。
でも本当に攻撃の手段が豊富なので、まずどれを防げばいいのか正解は分かりませんよね…
かなり長いですけど、ジャハンバクシュの動画です。
見て頂ければ、一発でビッククラブでも通用すると分かって頂けると思います。
ALIREZA JAHANBAKHSH / علیرضا جهانبخش – Brilliant Goals, Skills, Assists – AZ Alkmaar – 2017/2018
ジャハンバクシュは移籍するか?
さてこの逸材は、将来どこでプレーするのでしょうか?
現段階で一番噂に出ているのはイタリアのナポリのようです。
実際にジャハンバクシュの代理人が、
「ナポリのユニフォームを着ることは多くの選手にとって、名誉である」
と発言しています。
もちろんこれだけで断定するわけではありませんけど、ナポリが動いてもおかしくはありませんよね。
確かにナポリの右サイドには不動の右サイド、カジェホンがいますが、若返りを図るために放出するという噂が出ています。
同様に前線のメルテンスも引き抜かれるという話も出ています。
さらに監督も交代したので、現在のフォーメーションから移行することも考えられます。
アンチェロッティ新監督と共に、世代交代を進めることも十分にありえます。
その場合、現在24才のジャハンバクシュはピッタリですよね。
まあゴシップ中心ですので、あくまで噂程度のものなんですけどね…
ちなみにジャハンバクシュは2015年に現在のAZに移籍し、契約は2020年で満了となります。
今年もう1年プレーして、来年移籍の方が有り得ますかね?
どちらにしても、時間の問題だと思います。
まとめ
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イラン最高のアタッカー、ジャハンバクシュ。
今季オランダで大爆発して、世界にその名を轟かせましたが、果たして今季の活躍を維持することは出来るのでしょうか?
それが出来れば、もう言うことなしです。
現在噂になっているクラブ以上の場所へ、移籍することも可能なはずです。
夏の移籍市場と共に、このジャハンバクシュにも注目してみて下さい。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
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