2018ロシアワールドカップ。
日本の前に立ちふさがるであろう大きな壁が、このセネガル代表のサリフ・サネです。
この壁って言葉…本当にまんまです。サネは空中戦の鬼です、半端ない大迫選手でもヘディングじゃあ勝てません!
それほどのフィジカルを持ち合わせています!
また来季からドイツ強豪のシャルケに移籍するので、ワールドカップ以降も気になる存在ですね、
今回はそんなサリフ・サネのプレースタイルや経歴などをまとめてみました。
観戦する際に、参考にして頂ければ幸いです。
サリフ・サネのプロフィールと経歴
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生年月日:1990年8月25日
身長:196cm
体重:85kg
国籍:セネガル
ポジション:DF
背番号:代表6 クラブ20
フランスで生まれ育ったサリフ・サネは、地元のロルモンFCの下部組織でサッカーを始めます。
その後ボルドーの下部組織に移籍し、トップチームデビューを果たします。
しかしボルドーでスタメンを確保するには至らず、翌年には同国ASナンシーへレンタルで移籍し、この地でまずまずの活躍を見せます。
そのままサネはASナンシーに完全移籍し、主力として活躍しますが、チームは降格、
サネはドイツのハノーファーに引き抜かれます。
初の海外挑戦となったサネは、最初の2年は出場機会に恵まれず、リザーブリーグでの出場も多かったのですが、
3年目からは主力として、チームの守備を牽引するようになりました。
そしてそれ以降の3年で98試合に出場し、自身の評価をドンドン高めていき、
今夏ドイツ強豪シャルケへ、ステップアップの移籍をすることになりました。
セネガル代表としては、2013年のデビュー後、ここまで19試合に出場しています。
昨年あたりから、代表での出場が増えてきて感じです。
サリフ・サネのポジションやプレースタイルは?
サリフ・サネのポジションはCBです。その他のオプションとして、DMも出来ますが、基本はCBです。
一番底で構えて、ボールをガンガン弾き飛ばすタイプの選手です。
敵を圧倒するフィジカル能力
196cmの身長のサリフ・サネは、見た目そのままの抜群のフィジカルが大きな武器です。
その高身長と身体の強さ、アフリカンらしい跳躍力を活かして、空中戦では無類の強さを誇ります。
この空中戦に関しては、CBでコンビを組んでいるクリバリよりも強いのではないかと思っています。
いや、クリバリもかなり強いですけどね…
実際数字を見てみますと、ドイツでは、空中戦の勝利数が最も多い選手です。
あのブンデスでこの記録ですので、むちゃくちゃ強いということは分かって頂けると思います。
もちろんこの空中戦の強さは、セットプレーでの攻撃でも脅威となっています。
実際、ナンシー時代からハノーファーの昨年まで7年間、毎年ヘディングでゴールを決めています。
キャリア20ゴールの内、16ゴールがヘディングです、やばくないですか?
もちろんその強さは空中戦だけに留まりません。
前に出るタイプの守備は行いませんが、後ろに構えて、飛んで来るボール、仕掛けてくる相手をガンガン弾き飛ばしてくれます。
いわゆるオールドタイプのCBと表現すべきなのでしょうか、こと弾いてクリアすることに関しては、他の追随を許しません。
セネガル代表では、自身の前に守備職人ゲイェがいるおかげで、最後の所を管理するという仕事をこなしていればいいので、よりイキイキと活躍しています。
もちろんフィジカルも強くてタックルの技術もあるので、体を寄せられたら、ほぼ奪われてしまいますが、
横の素早い動きに細かく対応、といったプレーは得意としていないので、そこを突いて攻撃をしたいですね。
鋭いロングパスも供給
スマートな守備と鋭いビルドアップが武器、近年流行っているCBとは真逆のプレースタイルのサリフ・サネ。
確かに相方のクリバリのように、ショートパスでリズムが良い攻撃の起点となることはありませんが、
カウンターを行いたい最前線や、対角線上に送るロングパスの精度はかなり高いです。
前述のまずは危険を冒さないクリアが第一選択肢ですけど、余裕があればこのロングパスでしっかりとカウンターにも対応出来ます。
このサネもクリバリもカウンターのパスには、最大限の注意を払いたいですね。
ここは前線からのプレスが重要になりますね、頑張れ大迫選手!
サネの動画です!ブンデス自慢が誇る長身DFの空中戦はやはり見ごたえがあります!
Spieler der Saison 2017/18 | Salif Sané
こちらはブンデス公式が認めた証拠!
Top 5 Defenders So Far – Sokratis, Naldo, Sane & More
まとめ
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セネガル代表のCB、サリフ・サネ、どうでしょうか?
このサネとクリバリのCBコンビ、その上にゲイェを置いた守備組織は、
あのレバンドフスキをほぼ封じ込めるほどの完成度を誇っています。この守備組織にどのように対応するのか非常に楽しみです。
またサネとクリバリの高さを活かしたセットプレーも非常に怖いので、まずはセットプレー与えないで試合を進めたいですね。
与えたら、そこで試合終了だよ…極端ですけど、このくらいの意識で臨んでも問題ないと思っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
良き観戦ライフを!
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