香川選手も所属しているドルトムントで、19才ながら主力として活躍しているのがプリシッチです。
デビューからその大きな才能を世界中へ見せつけ、当然ながらリバプール、バイエルンなど強豪クラブへの移籍の話が絶えることはありません。
そんなアメリカ代表プリシッチのポジションやプレースタイルを見ていきます。
プリシッチのプロフィールと経歴
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名前:クリスチャン・プリシッチ
生年月日: 1998年9月18日(19才)
身長:173cm
体重:63kg
国籍:アメリカ
ポジション:MF
背番号:22
プリシッチのサッカーキャリアは、自身が産まれたアメリカで始まりました。クラブはペンシルベニア・クラシックスというチームのユースです。
その後若手の発掘に定評のあるドルトムントユースが、プリシッチの獲得に成功します。
当時ドルトムントの監督を努めていたクロップが、その才能を絶賛していました。
監督交代もありましたが、後任のトゥヘルにもその才能は認められ、わずか17才にしてトップチームデビューを果たします。
その後チームの主力となり、昨季は公式戦5ゴール13アシストを記録します。18才の若者が、この数字を記録するなんて恐ろしいですね。
今季も主力が抜けたりする中、4ゴール5アシスト、チームで3番目の出場時間を記録しています。
プリシッチのポジションとプレースタイルは?
プリシッチは、ウィング、サイドハーフ、トップ下といった攻撃的なポジション、2列目ならどこでも高水準にこなせます。
左からのカットインも出来ますが、やはりプリシッチは右に置いて、縦に突破していくプレーのほうが脅威になります。
プリシッチの特徴は俊敏性、スピードを活かした前へのドリブルでしょう。
プリシッチが右に開いてボールを貰い、前へどんどん仕掛けて中へクロス。一見シンプルですが、ドルトムントはこの攻撃に多く助けられています。
スペイン人やブラジル人のような華麗なフェイントはありませんが、
丁寧なファーストタッチから、低い重心でのプレーが可能なので、相手からすると非常にボールを奪いにくいのです。
実際にチーム1のドリブル数ですので、よくファール受けています。ファールしないと止められない選手の一人ですね。
また前述の通りクロスを含めたパスも、非常にレベルは高いです。
今はいませんが、現アーセナルのオーバメヤンが走り込んでくるところに、ドンピシャのボールを供給するプレーはよく見かけました。
もちろん彼がいなくなった後半戦も依然として、走り込んでくる選手にラストパスを送り、チャンスを演出し続けています。
もちろん単純なパスだけではありません。
細かくタイミングの良いショートパスで相手を寄せ付け、一旦ボールを味方にはたき、一気に前へ飛び込むといったプレーも得意としています。ワンツーですね。
相手を寄せ、タイミング良く外すパス、これは天性のものなのでしょうか。非常に才能を感じます。
プリシッチの動画です。全く若さを感じさせない完成度の選手です。
Christian Pulisic 2018 ● Crazy Young Talent – Skills Show
リバプール?バイエルン?プリシッチの移籍先は?
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もちろんプリシッチの周りには、常に移籍の話がついて回っています。
ドルトムントの選手には、必ず移籍話が出てきてしまいます。仕方ないことなのでしょうが…
プリシッチの移籍先はどこになるでしょうか。
過去に何度もドルトムントから主力を引き抜いているバイエルン、プリシッチをトップチームデビューする前から絶賛していたクロップ率いるリバプールがよく噂には出てきています。
バイエルンは高齢化が進む両ウィングの後釜としては最適かもしれません。
同じブンデスで結果を残しているので、適応の心配はいらないでしょう。ゲッツェの時のように、断りきれないオファーを出すこともあり得ると思います。
リバプールがサラーを獲得する前はよく候補として挙がっていましたが、最近は少しトーンダウンしています。
今のリバプールに必要なのはバックアッパーですから、出場機会を求める若手のプリシッチは少し違うということなのでしょうか。
どちらにしても両クラブともにスタイル的には合いそうです。
少し気になるのはユナイテッドの話が最近急浮上していますが、どうなのでしょうか。
マーシャルやラッシュフォードといったプリシッチに並ぶような逸材がもうすでにいるので、必要ないのではないかと思います。
マーシャルを放出してまで、プリシッチを狙うべきだとは思いません。
今シーズンのマーシャルは結果を残している時にもっと、使ってやるべきだったのでは?と思います。
少し話がそれてしまいましたが、いずれプリシッチが出ていくのは避けられません。
ですが、来夏に焦ってステップアップしなくてもいいのではないかと思います。
ポテンシャルありますので、今の出場機会が保証されているドルトムントで数年間プレーすれば、より多くのビッグクラブが争奪戦を繰り広げる選手になると思います。
残念ながらロシアワールドカップにはアメリカ代表は出場できません。しかし、このプリシッチがこれからのアメリカサッカーを引っ張ってくれます。
これほど心強いものはないでしょう。
そんなアメリカ代表とプリシッチにこれからも目が離せません。
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