今更レヴァンドフスキのプレースタイルか、と思われるかもしれませんが、
ポーランド代表と対戦するなら、この絶対的なエースは必ず抑えておかなければいけませんよね。
ポーランド代表の歴代最多得点者でもあり、所属クラブのバイエルンでも得点王を獲得しているストライカーを、果たして日本代表はどのように抑えてくれるのでしょうか?
1サッカーファンからしたら、楽しみですよね!
今回はそんなレヴァンドフスキのプレースタイルや経歴などをまとめてみました。
レヴァンドフスキのプロフィールと経歴
生年月日:1988年8月21日
身長:185cm
体重:79kg
国籍:ポーランド
ポジション:FW
背番号:代表クラブともに9
これまでの経歴
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レヴァンドフスキは、母国ポーランドのパルチザン・レシュノというクラブでサッカーを始めます。
当時のレヴァンドフスキの画像です。目元とか全く変わってないですね…事前に言われなくても、分かりそうなくらいレヴァンドフスキ感が出ていますね(笑)
画像出典:https://ikampinos.pl/
画像出典:http://www.newspix.pl/
その後同国のデルタ・ワルシャワ、レギア・ワルシャワのユースを経て、
2006年同じくポーランドのズニチュ・プルシュクフでプロデビューを果たし、下部リーグですが、得点王を獲得するなど、才能の片鱗を見せつけます。
この活躍を受けて、2008年に同国のレフ・ポズナンへ移籍し、ここでも同じように結果を残します。
国内では敵なしのレヴァンドフスキは、2010年ドイツのドルトムントへ移籍します。
このドルトムント時代は香川選手と同じクラブでしたから、覚えている方も多いはずです。
加入当初こそバリオスの控えでしたが、彼の怪我でスタメンが回ってくると、一気に得点を量産し、完全にポジションを自分の物にしてしまいました。
結局ドルトムントでの4年間で、103ゴール42アシストを記録しました。
しかし2014年、ドルトムントのライバルでもある国内名門バイエルン・ミュンヘンへの移籍を決断します。
しかもフリーでの移籍でしたからね…ドルトムントからしたらたまったもんじゃないですよ…
当然多くの批判も受けますが、新天地でも活躍。
毎年40ゴール近く奪い、今や世界最高のセンターフォワードとも評されています。
ポーランド代表としても、20歳でのデビュー後ここまで95試合に出場し、55ゴールを挙げています。
またチームのキャプテンも務めています。
レヴァンドフスキのポジションやプレースタイルは?
レヴァンドフスキのポジションはセンターフォワードです。
この最前線の位置で、圧倒的な得点能力を活かし、ゴールを量産し続けるのが彼のプレースタイルでしょう。
CFとしての安定した得点能力
レヴァンドフスキが代表とクラブそれぞれで決めたゴールを合わせたら、386ゴールです。
説明不要なレベルの得点能力ですよね、毎シーズンどんな環境でも得点を量産し続けています。
プロデビュー以降、シーズンを一桁得点で終えた事は1回しかありません。(ドルトムント1シーズン目)
18才でプロデビューした年ですら、15ゴールを奪い得点王を獲得していますからね…
ゴール前での怖さは天性のものなんですね。
ボールを呼び込む動きやDFとの駆け引きから始まり、いてほしい場所へポジションを移し、
無駄のないファーストタッチ、決して崩れないボディコントロールで自身の間に落とし込み、
多彩なシュートでゴールという、このように言うのは簡単ですが、どれも精度が高すぎて相手DFは全く対応できずにやられてしまいます。
また利き足の右だけでなく、左、頭、どれも他の追随を許さないシュート精度を持っており、
同じようにゴールまでの距離関係なく、どんなエリアでもボールを持てば、多少無茶な体勢でも必ずシュートまで持っていきます。
シュートが多彩でシュートレンジも広いという感じです。
彼を見ていると得点を奪うことに関しては、苦手なものはないのかなと感じるほどです。
ドルトムント時代は自身もカウンターの起点になりながら、早い攻撃でスペースを広く使いながらフィニッシュを担当していましたし、
移籍したバイエルンでは、よりポゼッションが高くなり、狭い空間でも、一瞬の反転やかわしでフィニッシュまで持ち込んでいます。
また同じように得点以外の仕事もしなければいけない代表でも、変わらない活躍を見せていますよね。
ちなみにチームが窮地に陥っている時に、同点弾や決勝ゴールを奪ってチームを救うことも多いです。
必要な時に勝負強さを発揮してくれることです。
なので、近年のCLでレアルにバイエルンが苦戦しているのは、
そのままレヴァンドフスキが、レアル相手に自慢の勝負強さを発揮できずに、苦手としているせいなのかな?とも思ってしまいます。(4回の対戦でレヴァンドフスキは1ゴールです)
周囲を活かせるが…
身体が強くて足下の技術もあるレヴァンドフスキ、
もちろん単純なロングパスに対し、競り合いに勝利する、DF間、DFとMFの間でボールを受けるといった、ポストプレーも非常に得意としています。
またそこからドリブルで持ち上がったり、パスで攻撃を展開していく事も得意でした。
同じようにゲーゲンプレスに代表される守備への貢献も欠かさず行っていました。
ドルトムントの頃は役割、プレーの幅が広くて、バイエルン移籍後はよりゴール前での仕事に専念しているという印象です。
実際に1試合平均の数字を見てみますと、
ドルトムント(2013/2014) 4.4回 → バイエルン(2017/2018) 1.8回
ファールを受けた数
ドルトムント(2013/2014) 2.9回 → バイエルン(2017/2018) 1.2回
ドリブル数
ドルトムント(2013/2014) 3.1回 → バイエルン(2017/2018) 0.6回
パス本数
ドルトムント(2013/2014) 26回 → バイエルン(2017/2018) 19回
チャンスを演出したパス
ドルトムント(2013/2014) 1.9回 → バイエルン(2017/2018) 0.7回
自身が犯したファール
ドルトムント(2013/2014) 2.3回 → バイエルン(2017/2018) 1.2回
参照:https://www.whoscored.com/
どのプレーの数はドルトムントの頃と比べますと、かなり減っていますよね。
一方でゴール数やシュート本数は増えています。
採用している戦術が違ったり、チームとしての強さ、周りの質の高さなど色々関係していますけど、
多くの仕事ではなく、ゴールを奪うことにより専念している事がお分かりになると思います。
まあそれを当たり前のようにこなせるレヴァンドフスキも凄いんですけどね…
良い悪いとかでなくて、単純にプレースタイルが変わってきているなぁっていう話です。
そもそも国内敵なしでポゼッション率60%を超えるバイエルンと、当時クロップ監督が指揮していたドルトムントを比べたら、そりゃこんだけ数字は変わりますよね(笑)
ここまではバイエルンでの話です。
もちろんポーランド代表でのレヴァンドフスキは、多くの仕事をこなさないといけません。
彼に楔のパスが入らないと、ポーランドの攻撃は途端に静かになります。
セネガル代表のようにDFとMFでしっかりと挟み込めば、それなりに封じ込める事もできるはずです…はずです…
個人的には予選の時のように、ジエリンスキを前に攻撃の起点として置いたほうがいいと思うんですけどね。
同じように、ミリクの使い方ももう一回考えた方が良いとも思います。
まあこれら含めて3戦目は楽しみですね!
レヴァンドフスキのポーランド代表でのプレー集です!やっぱり怖いですよね…準備万端って感じです。
Robert Lewandowski – Ready For World Cup 2018 | Skills & Goals | HD
まとめ
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ポーランド代表のエースでキャプテンのロベルト・レヴァンドフスキ、どうでしょうか?
正直ちょっとネガティブ分を抽出して、まとめました(笑)
世界でも有数の怖い選手であることには違いありません。
おそらくレヴァンドフスキを完全に封じ込めるのは無理だと思います
ですので出来るだけストレスを与えて、好きにプレーをさせないこと、これを徹底してほしいです。
またバイエルンからの移籍の話も出ているので、W杯以降の移籍話も楽しみですね!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
良きワールドカップライフを!
ポーランド代表について色々まとめてみました。

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