ダヴィド・アラバ(バイエルン)のプレースタイルは?ポジションはどこ?

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世界最高のサイドバック、ダヴィド・アラバ。長年バイエルンの主力として数々の成功を収めています。

その能力もさることながら、ほとんどのポジションをこなせるユーティリティさも彼の魅力の一つでしょう。

あのグアルディオラ監督が「アラバは我々の神だ」「10のポジションをこなせる」と言ったほどです。それほど頼りになる選手なんですね。

今回はそんなダヴィド・アラバのポジションやプレースタイルをまとめました。

ダヴィド・アラバのプロフィールと経歴

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名前:ダヴィド・オラトゥクンボ・アラバ

生年月日:1992年6月24日(25歳)

身長:180cm

体重:76kg

国籍:オーストリア

ポジション:DF

背番号:27

ダヴィド・アラバのサッカーキャリアはオーストリアのアスペルンユースから始まります。

すぐにその才能が認められ、国内強豪のアウストリア・ウィーンのユースへ移籍したアラバは、勢いそのままドイツのバイエルン・ミュンヘンへステップアップします。

この時わずか16才です。凄いエリート街道を歩んでいますね。

バイエルンのトップチームデビュー後、経験を積むために同じくドイツのホッフェンハイムへレンタルで移籍します。

しっかりと経験を積んで逞しくなって帰ってきたアラバは、若干19才にしてバイエルンのスタメンに定着します。

これ以降決してスタメンの座を譲ることなく、名門バイエルンを支え続けています。

ちなみにここまでバイエルンで17個のタイトルを手にしています。これで25歳ですからね、恐ろしいです。

オーストリア代表としても変わらない活躍をし続け、6年連続オーストリアの年間最優秀選手に選ばれています。

ダヴィド・アラバのポジションは?

最初に世界最高峰のサイドバックと紹介しましたが、アラバはサイドバックだけの選手ではありません。

ボランチ、トップ下、サイドハーフ、センターバック等ほとんどのポジションに対応できる能力を有しています。

オーストリア代表のゲームではよりゴールに絡んでほしいので、攻撃的な中盤で使われていました。

またポジションをいじくり回すのが大好きなグアルディオラ監督も、アラバを中盤やセンターバックにコンバートしたりしていました。

この時はハビ・マルティネスもラームなどもコンバートされていて、正直する必要あるのかな?と思った方は少なくないと思います。

やはり戦術理解度が高いのでしょう。ポジションの自由度も高くて、更にプレーの幅も広いのです。

非常に攻守のバランスが取るのが上手い選手ですし、特に試合中の動き方なんかは本当に参考になります。

サイドバックとして外に張り、走り込んでクロスのような典型的なサイドバックのプレーをこなしながら、すぐに中央にポジションを移し、ポゼッションに貢献することも出来ます。

バイエルンの場合こうすることにより、リベリーが自由に使えるスペースを多く提供することになります。結局はこのサイドアタックが一番効くんですよね…

同じ世界最高峰の左サイドバックマルセロとは少し攻撃の貢献の仕方が違いますね。

ダヴィド・アラバのプレースタイルは?

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上記のようにそのユーティリティさも、アラバの大きな武器なのですが、もちろん他にも武器はあります。

まずアラバのキック精度は非常に高いです。ショートのパスはもちろんですが、正確なロングフィード、ピンポイントのクロスなどは特に素晴らしいものを持っています。

アラバのロングフィード一発で、試合の展開を一気に代えてしまうことは多々あります。

特にバイエルンの場合国内では圧倒的なポゼッション率を誇るので、格下チームがバスを引いてきて時に試合が膠着してしまいます。こうなった場合のアクセント役として大きな役割を果たしてくれています。

まあバイエルンの場合、受け手に一発で決められる選手が多くいるので、それのおかげでもあると思いますが…

また中盤でボールをホールド出来ますし、CBとしても活躍出来るのでフィジカルはかなり強いです。細身のように見えますが、体幹がしっかりしているのだと思います。

競り合い時のポジショニングも優れているから、いいタックルを浴びせることが出来るのでしょうね。

もちろん試合中90分間走り続けられるワードワーカーですし、昔に比べたら集中力も増したので、監督からしたら手放したくない選手だと思います。

ダヴィド・アラバの動画です。左利きで精度の高いロングフィードを出せる選手は少ないです!

David Alaba 2017/18 – Amazing Skill Show

このようにプレースタイルに関しては欠点らしい欠点はないのですが、このダヴィド・アラバ怪我が多いのが少し気になります。

デビューシーズンから怪我無しでシーズンを終えたことはありませんし、今シーズンは大小含めて9回も怪我をしているのです。これは流石に多すぎますね。ちなみに先月はほぼ試合に出られていません。

若いだけにまだまだ大きく成長すると思いますが、この怪我だけは怖いですね。これからどのように克服していくのか注目です。

バイエルンでの圧倒的な成績とは反対に、オーストリア代表は残念ながらワールドカップに出場できません。

しかしこのダヴィド・アラバやアルナウトヴィッチ等いい選手がいるので、もしかしたら2年後のEURO辺りで台風の目になってくれるかもしれませんので、是非注目してみてください。

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